今年の4月8日から使い始めたCANONのPIXUS TS5030S、中々優秀でこの価格(12,980円)にしてA4フチなし印刷OKのスキャン機能付き。
今年はコロナで仕事まわりがおかしく、異様にインクを使わなかったため今回が初回のインク詰め替え。
毎度この初回のインク詰め替えが特別大変です。
なぜならば通常の詰め替え作業前にまずはインクタンクに穴を開けなければならないから。
年々インクの詰め替え作業がしづらい仕様になってくるので詰め替える側も大変です。
この機種はなぜ昔ながらのインクタンクの仕様で扱いやすいです。
他の機種では強引に電動ドリルで補充口を作ったり、色々とやってます。
やたら安い機種も要注意で、インクタンクがカートリッジ一体型とか、超面倒臭い仕様になっているものもあります。
これはまだ詰め替えを試していませんが・・・
さて、その詰め替え儀式ですが
1.まずはインクタンク下部のインク排出口を絶縁テープで塞ぐ。

2.次にフィルムを破りボールで塞がっているインク注入口を確認。

3.そのボールに手動ドリルでへこみを作る。うまくねじ込めばこれでボールが上に抜ける場合もあります。木槌併用ですが。


4.そのへこみにダイソーで買った詰替インクに付いてくる、リベットみたいな形状の穴開け用金具を絶縁テープを使ってボールの上に固定する。


5.リベットを金槌か木槌で打ってボールをタンク内に落とし込む。今回は道具が見つからなかったためモンキーレンチで代用(笑)

6.ボールを落とすとリベットが沈む。

7.あいた穴へインクを流し込む。写真取り忘れました(^^;)でもここは一番簡単です。
8.開けた穴を絶縁テープで塞げば完成。

9.PCとのあいだでインクタンクの認識が出来なくなりますが、普通はこの後プリンターのストップボタンを十分長押しすれば連携解除で印刷可能になる、みたいな。

1~9の手順のうち6までが初回の手順です。
一度穴を開けてしまえばあとは1、7、8のみでオッケーです。
1、7、8では何の工具も必要とせず、2回目以降のインク詰替作業は超楽ちんです。
そしてこのやり方だと詳しく計測したわけではありませんが、感覚的には楽譜を500枚印刷してもインク代に100円かからないんじゃん?みたいな感じです。
これをやってしまうともちろんメーカー保証はなくなりますが、であるとしてもこの方法で使い倒した方が圧倒的にリーズナブルでしょう。
ちなみにインクカートリッジですが、詰替を100回以上してもまだ使えます。印字品質は落ちますが、とはいえ楽譜や文書等の印刷であれば十分使用に耐えます。
感覚としては3年間一つのインクカートリッジで使い倒してもオッケーです。
もっともウチではコロナが始まった頃から文書や楽譜の印刷は殆どレーザーになってしまいました(^^;)
レーザーで互換トナー使うと十分に安くて手間いらず、おまけに印字品質も上々という。
楽譜なんかいくら印刷してもトナーがなくなりません。
いったい何千枚印刷したらトナー交換になるのでしょうね(^^;)