メイン

演奏のコツ アーカイブ

Junio 6, 2002

ピアノの練習  6 junio 2002

 今日は一日家でピアノを弾いていました。こんなに楽しい事なのに、義務として練習するときにはある種の辛さも含みます。
 私がここのところ練習しているのは、主に様々な和音の進行に合わせて即興演奏する事です。和音に対してどんな音の連結がきれいに響くか常に探っています。ときには気に入ったCDの演奏をコピーしたり、またある時には楽譜から他人のプレイを読みとったりもします。しかし、主たる練習は自分で音を探ることです。

 今まで色々な楽器を習ってきましたが、結局のところ、最後に残るのは自分で探り当てた音や奏法だけのように思います。こうして繰り返しに耐えて練習(音を探る)しているうちに、自然と思った音で演奏出来るようになってくるから不思議です。

Junio 8, 2003

ドラム上達法~左手攻略 8 de junio 2003

 殆どのドラマーが右利きであるとして、利き腕でない左手が、右手のようには思うように動かない事で悩んでいると思います(前提に当てはまらない、左利きの方は以後文章中の左と右を反対にしてお読み下さい)。

 多くの方のプレイを拝見させて頂く中で、左手についても修練の積み重ねにより筋力等、右手同等のレディネスが充分整っているのに、しかしなぜか同等の理想的な動作をしないのには「動作イメージの欠如」があるのではないかという事に思い至りました。
 左手を鍛えるのに、右手の快適な動作を見習って左手も極限まで同じように動作させる事で、その目的を達せようとする事はどなたでも考えるかと思います。 
 しかし、そういったトレーニングをする場合に、例えば右手の鋭い手首の引きを左手に移し替えるとか、右手の指がよく動くのを左手に移そうとするのはどなたでも既に実行している事でしょうが、右手は「特に何も考えなくても理想的な動作をする」という、動作させる時の思考方法に着目して練習する人は少ないのではないでしょうか。つい、「右手はこう動くのに、左手はどうしてこうは動かないんだ」とか、物理的な事象のみを追いかけてしまいがちではないでしょうか。
 本当に両手を同じクオリティを持つ動作にしようと思った場合には、その「特に何も考えなくても理想的な動作をする」という右手の感覚までをも左手に移し替えることが必要だと思います。右手を動作させる時の思考パターンまでも左手のそれにコピーするのです。
 なぜ右手が快適に動作するのか考えていくと、「右手を動かすときには無心である」という事が非常に大切な事に気が付きました。
 筋力や神経の反応は充分鍛えたという方で、もう一つ左手が充分に動かないという方がいらっしゃいましたら、単純な筋力トレーニングではなく、右手を快適な動作に至らしめるその時の思考、に着目して練習すると思わぬ良い結果が得られるかもしれません。
 わかりづらいかも知れませんが、私の言わんとするところは、自分の音楽をストレートに伝えるための手段としての技術を体得するには、非常に重要なファクターである、「効率の良い機械のような動作」をするといった物理的な項目のみでなく、よく訓練された利き腕の特徴である「特に何も考えなくても理想的な動作をする」、といったイメージをも物理法則を越えて利き腕でない手の方に移植する事が重要ではないのかという事です。
 どう動かそうとか、そういった意識、それを持つ事自体が既に快適な動作の障害になってしまうのです。
 (とは言いましても、左手の指や手首が思った速さで動かない等、筋力的トレーニングが足りない方はまずそちらの問題を克服しなければ、今、述べたような発想の転換をしてもそれほどの効果は期待出来ないとは思いますが。)
 これは実際に音楽する時に「音楽そのもの」以外の思考(音楽そのものを楽しむだけでよいのに、テクニック等の、練習段階で気を付けなければならない事が気になる)が入ってしまうと上手に演奏出来ない、という事とも似ているかと思います。

Julio 13, 2003

太鼓考察 17 julio 2003

 つい先日太鼓演奏についてメールをやりとりしました。ここを訪ねて下さる皆様にも興味ある話題かと思い、抜粋してみました。

> 祭り囃子は血で叩けるんですね。

 お囃子のリズムって、習ってもいないのに口ずさめたりしませんか?
いや、もちろん専門家のように美しく叩くのには修練が必要ですよ。
ただ、そのリズムはいつの間にか私たちの体の中に取り込まれているものかな・・と思っています。

> 上手な人の小太鼓はキレ!がいいんです。
> シンプルなリズムのくり返しなのに違うんですよね。
> 体全体にリズムが入っているように感じます。
> どうしたらそうなれるんでしょう。

 おっしゃるように体全体を使ってリズムを表現しているのでしょう。感じているリズムを表現するときに、腰を起点として、からだ、腕、そしてバチの先までを一本のヒモになぞらえて鞭打ちするように体が使えると良いリズムが出てくるように思います。腰からのエネルギーがバチの先まで巡っていく感じで。からだのどこかに緊張があると、そのラインが止まってしまうのですが。良い動作のヒントって色々な場面にありますよね。波の伝わる様とか、精度の良い機械とか。例えば自動車のタイヤの軸に寸分のブレもないから無駄なくその駆動力が伝わるとか。その事は叩く動作で言えば、バチを持つ接点も含めて各関節(動作の軸)がブレないように操作出来ないと力がうまく伝わらないという辺りに通じると思うのですけれど。
 打楽器は鏡を見て練習すると効果的ですよ。打楽器は動作の結果が音として表現されるので、見える部分でその質を判断し易いかと思います。
 

> 子供達にテンツクテンテンテケツクテンテンで教えて、
> 叩けるんですけどノリが今一つという感じがします。

 楽譜にかけるようなリズムをコピーするだけでなく、演奏が上手な人の持っている、音のテンションや叩く動作までもコピーするとノリも変わってくると思いますよ。
あとは音楽を「楽しむ」気持ちが、「ノリ」には一番重要だと思っていますけれど、そういった事柄は教えづらいですよね。具体的でないので。

Julio 17, 2003

太鼓考察 17 julio 2003

 つい先日太鼓演奏についてメールをやりとりしました。ここを訪ねて下さる皆様にも興味ある話題かと思い、抜粋してみました。

> 祭り囃子は血で叩けるんですね。

 お囃子のリズムって、習ってもいないのに口ずさめたりしませんか?
いや、もちろん専門家のように美しく叩くのには修練が必要ですよ。
ただ、そのリズムはいつの間にか私たちの体の中に取り込まれているものかな・・と思っています。

> 上手な人の小太鼓はキレ!がいいんです。
> シンプルなリズムのくり返しなのに違うんですよね。
> 体全体にリズムが入っているように感じます。
> どうしたらそうなれるんでしょう。

 おっしゃるように体全体を使ってリズムを表現しているのでしょう。感じているリズムを表現するときに、腰を起点として、からだ、腕、そしてバチの先までを一本のヒモになぞらえて鞭打ちするように体が使えると良いリズムが出てくるように思います。腰からのエネルギーがバチの先まで巡っていく感じで。からだのどこかに緊張があると、そのラインが止まってしまうのですが。良い動作のヒントって色々な場面にありますよね。波の伝わる様とか、精度の良い機械とか。例えば自動車のタイヤの軸に寸分のブレもないから無駄なくその駆動力が伝わるとか。その事は叩く動作で言えば、バチを持つ接点も含めて各関節(動作の軸)がブレないように操作出来ないと力がうまく伝わらないという辺りに通じると思うのですけれど。
 打楽器は鏡を見て練習すると効果的ですよ。打楽器は動作の結果が音として表現されるので、見える部分でその質を判断し易いかと思います。
 

> 子供達にテンツクテンテンテケツクテンテンで教えて、
> 叩けるんですけどノリが今一つという感じがします。

 楽譜にかけるようなリズムをコピーするだけでなく、演奏が上手な人の持っている、音のテンションや叩く動作までもコピーするとノリも変わってくると思いますよ。
あとは音楽を「楽しむ」気持ちが、「ノリ」には一番重要だと思っていますけれど、そういった事柄は教えづらいですよね。具体的でないので。

DrumStudio LA FIESTA

Julio 19, 2003

続・太鼓考察「気になる芸能グループの紹介」 19 julio 2003

> 腰からバチの先まで一本のヒモ、緊張のない状態
> これを体感できたら気持ちいいだろうなあと思います。

 もしかして歌にも通じるのではないですか?息の流れ方とか・・。一息で歌う間の、発声の始まり方から終わり方までの一連の流れ・・。なんて。

> 日本全国、藤田さんおすすめのお祭り、お囃子が
> ありましたら教えて下さい。

 伝統芸能や組太鼓等まで含めてお答えしますね。
 鹿児島の霧島神宮で元日に演奏される「霧島九面太鼓」・・は特に印象に残ってます。ビジュアル系のハシリです。
 また島根県安来市の「安来節」はアメリカの友達といったらいつまでもマネしていました。ダンスに強烈なインパクト! 
 新しいグループで、週末などにいつ行っても見られるのが伊勢おはらい町の太鼓。
 そしてまだ行った事ありませんが、秩父太鼓は面白そうです。解説のVTRが出ています。
 逆に期待していたのに、?だったのが能登輪島市の「御陣乗太鼓」。石川県というのは佐渡と共に和太鼓の一大拠点との事で、ものすごく期待して見に行ったのですが・・。もしかして、たまたま見た日のメンバーが良くなかったのかも知れません。一度きりでしたので。
 何を見たというわけでもないですが、以前奄美の島々を訪ねた時には、毎日夕方になるとどこからともなく沖縄音楽のような響きが聞こえてきて、ああ伝統が息づいているんだな、と感動しました。そこにはキューバの街と同じ匂いを感じました。
 青森のねぶたも日本で一番激しいと聞いて行ってみましたが・・私の見た時には、踊っている人よりむしろ列をなしてぞろぞろ歩く姿が目に付きました。長いスティックを振り回す太鼓は迫力があったように思います。いずれにしても道を走り回る勇壮な「ねぶた」自体を鑑賞するのは趣ありますよ。
 プロの和太鼓グループでは、「鼓童」はもちろん良いですが、ベネズエラにいたときにたまたま見た「天邪鬼」は良かったです。あとは東北中心に和太鼓や尺八を取り入れたアンサンブルで活動するグループ「和美東(わびとう)」なんか良かったです。なんだかお祭り、お囃子と離れてきてしまいましたが「和モノ」という事で。
それでは。
藤田浩司 

Febrero 19, 2004

移調 19 feb. 2004

 三月の二日にボーカルをゲストに迎えるコンサートがあり、リハーサルをしてみました。と、これがヴォーカルというのは楽器に比べると良い音のする声域が非常にせまいので、度々曲のキーを変えなければならず、結構混乱します。私はこういった場合、目の前の楽譜を冷静にアタマの中で移調して描き出すなんて事がうまく出来ないので(二度や4度、5度ならなんとか・・かな)結局いつも出たとこ勝負に近い、アタマの中で鳴っている音を直感的に弾く感じになってしまいます(ピアノです)。みなさん、こういった場合どうされていますか?
 
 それとは別に、今週末21日(土)稲毛コルトレーンでラテンバンドのライブがあります。今回はリハらしいリハをしていないので、ジャズらしい((^。^@)?)ハプニングが続出するかもしれません。お時間のある方は是非おいで下さい。

Febrero 21, 2004

振り返ってみれば・・ 21 feb. 2004

 ピアノをステージで弾くようになったのが2001年の5月からですので、もうすぐ3年経ちます。ピアノを弾いた初めてのライブハウス出演が2002年3月、こちらからももうすぐ2年、月日が流れるのは早いですね。中学生から高校生の間、ピアノを一所懸命に練習した時間が財産となって、この歳になってもなんとか新しい分野に挑戦することが出来た感じです。2001年以前には思い及ばなかった、ステージでピアノを弾くという自分の姿が今、ここにあるのは何か不思議な気がします。

 自ら結成したラテンバンド最初の仕事で意中のピアニストに出演を断られたのがきっかけとなり、ドラムを人にお願いして自分はピアノにまわったのがそもそもの始まりで、思えば初めてのステージでは殆どアドリブはなく、その年の秋になっても本当に弾きたいテンポではアドリブする事が叶わず(アドリブ以外は OK だったのですけれど)、それでも地道に練習を重ね続け、どうやら最近になって無理しなくてもフレーズが出てくる瞬間が増えてきました。私は職業としてドラムを選びましたが、元々はピアニストになりたかったので、最近の状況はまがりなりにも夢が叶った、とも言えます(ドラムも一緒に演奏する、変なカタチになりましたけど・・笑)。

 アドリブで苦労した経験から、どうしたらアドリブ出来るようになるのか見通しも立つようになりました。秘訣は
①気に入ったフレーズ(コピーでも、思い付いたものでも)を色々なキーに移し替えて弾くこと。
②ピアニストのCDをかけながら一緒にピアノを弾き、影響を受ける事。
③自分の演奏を記録しておいて、気に入ったフレーズがあったらいつでも再現できるように練習しておくこと。
・・と、その前に各スケールとコードの完全マスターと、シンコペーションの理解がありますが・・。

Marzo 18, 2005

当て振り練習  18 marzo 2005

 他人の演奏のコピーは非常に勉強になるので、ピアノでは音源のテンポを色々と変えては演奏者のプレイをなぞって弾いたりしています。何もピッタリとコピーして弾くばかりではなく、流しておく音源に反応しながら自由に弾いたりします。音源はパソコン上のソフトウエアを使ってタイムを引き延ばしたりしていますが、あるいはMIDIの音源なら楽譜が開けるので、どんな和音やコードを使っているか、楽に分析も出来ます。こうしていつの間にか自分で使えるフレーズが増えていきます。

 今回、久々にドラムでも同じように練習してみました。現在自宅にはドラムがないので、椅子に座って当て振りするわけですが、結構充実した練習が出来ます。
 自分の音が出ないので、参考に流しておく音源の音も良く聞こえますしね。この当て振りでよどみなく動作が流れるようになれば、ドラムの前に座った時にもまずはまちがいなく楽に叩けます。
 ドラムの場合、動作で音楽を表現出来るようにしておけば、いざ楽器に向かった時にも音楽が作りやすいように感じます。コードに縛られにくい「リズム楽器」であるという事と、他の楽器に比べて音源のチョイスが少なく(ピアノは88鍵あるのに対して、ドラムの最小セットではBD、SD、Tom、Floor Tom、HH、Ride、Crashの7点)イメージしたものを直感的に表現しやすいからだと思っています。

Junio 15, 2005

スケール(音階) 15 junio 2005

今週土曜日にライブがあります。
だからというわけでもなく最近は色々なスケール、特に□7や□m7-□7の進行で使える、コンビネーションオブディミニッシュスケールとかオルタードスケールを、Ⅰ 2オクターブくらい上下行する、Ⅱ シンプルなシンコペートするリズムを一音、あるいは半音、あるいは5度進行(ドミナントモーション)させながら反復させる、Ⅲ ドラムでソロをとるようなつもりのリズム取りで弾いてみる、というような練習を重ねています。
最近はコード飛びの激しい曲が好みで、多めに取り入れています。と、これは訓練しなければ思いついたフレーズがうまく弾けません。
一夜漬けも効かないし、やはり日頃の練習がものを言いますね。

Julio 14, 2005

移調奏  14 julio 2005

 移調って要するに音の配列は同じ、か、あるいは和音弾くのでも響く場所へといくつかオクターブ違えるかだけですので、例えばピアノの場合、手のとるポジションは似てますね。
だからしつこいほどに移調練習すると、アタマに楽譜を描き出さずとも、カンで移調して弾けるようになります。手の形も音の動く方向も似てるんです。
 おまけに調性音楽ではコードプログレッションも似たり寄ったりです。

Julio 18, 2005

四肢と四声のインデペンデンス  18 julio 2005

 ここのところ手足のポジションに縛られることなく、四声を独立に描く練習に明け暮れております。
 今までは両足をそれぞれオスティナートさせるか、あるいは片足のみ歌わせもう一方の足はオスティナートとして残す、その間に両手は勝手に歌う・・といったところまで練習を進ませていて、長い間そこまでで技術的には冬眠していたのですが、現在それを越えようかと重い腰を上げ練習中です。

 例えばオスティナートを刻む左足をその役割から解放させ、時にはバスドラの連打に参加させたり、そんな練習です。手で言えば、カスカラを刻んでいた右手をその役割から解放させ、時には別の太鼓の声部へ参加させたりしてます。いや、それらは今までもさんざんやってきていることなのですが、ちょっと説明するのが難しい・・。
 なんというか、フーガを弾くとき、内声の動きを技術的には両手で橋渡しして上手につなぎますね、それを四肢間で行う・・そんな感じです。手足のポジションに関係なく歌いたい声部を、それぞれ歌いたいように描き出してゆく・・そんな練習です。まあこれらは芸術の本質とは関係ありませんが、やりたい事がストレートに表現できる技術は身に付けたいですね。
 こういったものは、急に目に見えて出来るようになるものではありませんが、無意識化に技術がおさまった頃に突如として自分のプレーの中に現れ始めます。
 ドラマー高崎洋平君の上達ぶりに刺激されました。最近、彼のプレーは実に伸び伸びとしている。どんどん刺激して下さい。苦しいけれど、嬉しい。
 ちなみに左足のオスティナートにはルンバクラーベをよく使います。

Agosto 31, 2005

ドラム上達法~ダブルストローク(二つ打ち) 31 agosto 2005

 いわゆる「二つ打ち」である。
 シングルストロークと共に打楽器演奏の最もベーシックなテクニックであると思いますが、これが中々みなさんうまくいかないようです。
 片手二打ずつ打つのを滑らかにつなげるのですが、「二つ打ち」のテクニックを使わなければどうしても片手二つ続きの一打目が強くなってしまう。
 ダブルストロークの、片手ずつの動きを音で現すと、「タタッ、タタッ、」となるのですが、早く演奏する場合、振りに余裕のある一打目は簡単に強く打てても、すぐに続けて打たなければならない二打目は大きく振りかぶる事が物理的に不可能な事から強く打つのが難しい。
 そこで一打目を演奏する時に指の力を使わずに、むしろ握りしめた形から指を開きつつ打面をショットし、二打目はその開いた指を握りしめてスティックのスピードにターボをかけるのである。
 その指の力によって、二打目の短い距離でも余裕のある一打目と同等に強く打てるのですが・・・言うは易し、行うは難し・・・ですかね。

 こういった伝統的な技術の修得は、プロに習うのが早道なのは間違いないところでしょう。
 独学では情報量が足りません。楽譜も、記述による説明も、視聴覚教材も「ナマの情報量」は持ち得ません。
 しかも個人レッスンをお薦めします。ベートーベンの昔から、しっかりとした演奏のテクニックを身に付けるためにはマンツーマンの個人レッスンしかありません。
 グループレッスンはグループでしか出来ないような内容に絞るべきでしょう。リズムアンサンブルなどは逆に個人レッスンでの修得は難しいですから、こちらそういった方面では効果的でしょう。しかし技術の習得には適さない形態だと思います。
 私は学生時代に、様々な個人レッスン、グループレッスンを受けた事がありますが、どうも多くのグループレッスンというものが、本来個人レッスンにて行うべき内容を時間÷人数で切り売りしているように思いました。
 個人レッスンは割高なようでいて、グループと比べた場合、その若干の月謝額の高低に比べて、講師の目の届き方、一人あたりに対する時間の使い方を考えれば、逆にこちらの方が相当オトクなのではないでしょうか。個人レッスンでは講師の全ての時間と能力がその時間一杯たった生徒一人のために向けられるのです。
 逆に講師や企業の立場から考えてみれば、グループレッスンの方が商売としてはオイシイでしょうね。
時間単価が個人レッスンよりもはるかに高い。

Septiembre 5, 2005

ドラム上達法~シングルストローク(一つ打ち)  5 sept 2005

 シングルストロークはドラムを叩くためのあらゆる技術のうち、最も基本をなすものでしょう。
これをきちんとするためには、身体の動きを合理的に整えなければなりません。

 それには教則VTRや、生のライブ演奏を見てもわかりづらい、「腕をひねる」動作が、実はとても大切です。手の付け根からひじまでの部分です。
 またこの「腕をひねる」動作の延長線上に、それと連動してフィンガーコントロールがついてきます。

 例えばスティックを引力に逆らわず真っ直ぐ落とすのが合理的だということは、どなたでも気が付かれる事と思いますが、この時にステッィクは腕のひねり、そしてそれに連動するフィンガーコントロールによって若干ローリングしながら落ちなければ合理的に身体を使った事にはならない事を知っていますか?

 ここがつかめないと、いわゆる「手投げの玉」を放るのと同じように、ショットにスピードが乗りません。
「腕のひねり」には内側と外側の両方があり、これを叩く打面の位置によって使い分けます。またジャーマングリップのときには内側、フレンチグリップのときには外側となります。

 からだにまったく無理のかからぬよう注意深くステッィクを振り下ろして、そのとき「身体の内なる声」に耳を澄ませば、ひねりのラインがつかめるはずです。

 私は、精密に構成され動く機械のイメージや、あまりに合理的な自然界の事象などと同じ法則で、身体を無理なく使えばストレス無く音楽出来る事に、いつの間にか気が付きました。

 もっとも、天性に勘のよかった芸大の一つ先輩、村石雅行氏などは学生のときから「腕のひねり」を上手に使っていましたけれどね( ^.^)

Septiembre 15, 2005

K Jazz 88.1 FM 15 sept 2005

http://www.jazzandblues.org/listen/
たまには、このようなインターネットラジオをデジピ前のスピーカーから、かけ流しにしてピアノを練習する事も楽しいものです。

時にフレーズをなぞり、引っ掛かるパッセージは何度も繰り返して弾いてみたり。
それぞれの楽器特有のフレーズや音域の感触がみえてきたり。
ドラムソロが出てきたら音に合わせて当て振りしてみたり。

Kジャズという、ここのサイトは気になる演奏があった時に、演奏者名も言ってくれるからこれまた便利です。

Octubre 24, 2005

ノリについて講義してきました 24 oct.2005

ピアノの先生方の勉強会でノリについての講義を頼まれていたので、本日行って参りました。
ラテンキューバン音楽を中心に据えて話し始めましたが、ブラジルやアルゼンチン、スペイン、アフリカ、アメリカ合衆国と色々な国の音楽事情について皆さんの興味が広がっていき、話をするほうとしても楽しい会でした。
ラテン音楽というと、いわゆるラテン人の持つリズム感で演奏されていると勘違いされがちですが、ラテンキューバン音楽、その他リズムの濃いものは、ジャズやファンクと同じ「黒人」のリズムフィーリングを伴って演奏されています。

後半はピアノで弾くには核となる「モントゥーノ」のリズムや「トゥンバオ」ストライド奏法、「ソン」「マンボ」「チャチャチャ」「ボレロ」、おまけに「サンバ(主にパルティド・アルト)」の典型パターンについてリズムのツボを実例を交えて解説させて頂きました。
始めのうちは揃わなかった、ピアノの先生方の叩くクラーベが、理解が進むにつれ私の弾くピアノと合ってきたのには嬉しくなりました。

またこの日の会では、私の講義のあと、参加されていらっしゃった先生方がそれぞれの演奏を披露しあっていました。こういう切磋琢磨には好感が持てます。

Octubre 31, 2005

ラテンドラマー(トラップドラマー)の要件 31 oct. 2005

Latin Drummer(Trap Drummer)は、

Clave(クラーベ)、Cascara(カスカラ)、Campana(カンパーナ)、Contra Campana(コントラ・カンパーナ)、Bombo(ボンボ)の各リズムを、Rock(ロック)やその他のビートと絡めて操る。

Tumbadora(コンガ)が織りなすリズムへの造詣も深い。

キットにはもちろんPaila(ティンバレス)や左足クラーベ、ツインペダルが組み込まれている。

Marcha(マルチャ)、Danzon(ダンソン)、Chachacha(チャチャチャ)、Mozambique(モザンビーケ)、Songo(ソンゴ)、Rumba(ルンバ)、Bolero(ボレロ)、Cumbia(クンビア)、Charanga(チャランガ)、Pilon(ピロン)、Seis por Ocho(6/8拍子)、Conga de Comparsa(コンガ・デ・コンバルサ)等のリズムの、あらゆるパートに精通している。

4ウェイ・インデペンデンスに長けていて、両手両足の思ったところで、思い付いた時に任意のパートが演奏出来る。

Afro Cuban(アフロ・キューバン)特有のBloque(キメ)の代表的なもの(ガンディガ・ブレイク、タタグィネス・ブレイク、一般的なブレイク、チャチャチャ、モザンビーケ、ルンバのブレイク)は知っている。

Latin Cuban DrummingⅠ、Ⅱ(ラテンキューバンドラム教本上・下巻) 藤田浩司・著

関連ページ
ここをクリック!

Noviembre 8, 2005

影響を受けたミュージシャン① 8 nov. 2005

今までに影響を受けたミュージシャンは数知れません。お会いした方々全てともいえますし、また、その全ての方を列挙する事も至難な事です。

とりあえず思い付くままに・・・。

Jesus Rubalcaba(ヘスス・ルバルカバ)・・・その浪漫的な人生と超絶技巧に。

Gonzalo Rubalcaba(ゴンサロ・ルバルカバ)・・そのストイックな音楽スタイルに。

Guillermo Rubalcaba(ギジェルモ・ルバルカバ)・・いくつになっても失わないダンディズム・男の色気に。

Boniatillo(ボニアティージョ)・・はるか昔から知り合いだったのに、実は素晴らしくイナセなミュージシャンであった。グアラーチャの化身。

Enrique Pla(エンリケ・プラ)・・その美しいドラムの音色に。

Chucho Valdes(チューチョ・バルデス)・・身長2m。原色がぎらつくピアノはちょっと私には合わないけれど、されど素晴らしいです。

Changuito(チャンギート)・・ロンです。ラムです。

Jose Eladio(ホセ・エラディオ)・・キューバでは可愛がって頂きました。

Frank Emilio(フランク・エミリオ)・・氏のキューバ音楽には様々な匂いを感じます。

Robertico Garcia・・その人格と甘い音に。Afro Cuba(アフロ・クーバ)は商業的には成功しなかったかもしれないけれど、いいバンドでした。

Jose Miguel(ホセ・ミゲール)・・あの完璧且つダイナミックなスティック・コントロールに。イラケレ後、ソロアルバム出して、はてその後は?もったいない。

Roberto Concepcion(ロベルト・コンセプシオン)・・神です。

Roberto Garcia Valdes(ロベルト・ガルシア・バルデス)・・すみません・・長い間、ただのお爺ちゃんだと思っていました。神です。

Leonardo Garcia(レオ)・・いい奴だから。

Michel Rubalcaba(ミッチェル・ルバルカバ)・・腐ってもルバルカバ。宇宙人ですな。理解を超えている。

Yoel Paez(ジョエル・パエス)・・音楽に対する真摯な態度に。完璧な楽器コントロールに。

Issac Delgado(イサック・デルガド)・・このリラクゼーション。

Giraldo Piloto(ヒラルド・ピロート)・・魔法使い。あのドラミングスタイルは誰にも真似できないでしょう、いくら何でもヒド過ぎ。

Oscarito Valdes(オスカリート・バルデス)・・手品師。このドラミング・スタイルも無理。ストイックな人生に。絶対、年下だと思っていました。

Manolin El Medico de la Salsa(マノリン・エル・メディコ・デ・ラ・サルサ)・・13歳の坊やが完璧なティンバレス演奏していてびっくりしました。歌詞にたゆたうロマン・甘いメロディー。

Tata Guines(タタ・グィネス)・・ジュニアは怪人であるが、パパは偉人。あのオーラはやはりただのお爺ちゃんではない。

Ernan Lopez Nussa(エルナン・ロペス・ヌッサ)・・だってピアノ上手だし、音楽に真摯だし。アイデアマン。

Ruy Lopez Nussa(ルイ・ロペス・ヌッサ)・・紳士です。キューバのフォルクロアなリズムをドラムセットに写し取ったあの教本、早く見せてください。

Yaroldy Abreu(ジャロルディ)・・かわいいよね。

Joaquin Oliberos(ホアキン・オリベロス)・・ホアキンはオトコの鏡です。本当です。会ってみればわかります。

Omar Hakim(オマー・ハキム)・・そのバネに。

Elvin Jones(エルビン・ジョーンズ)・・Jazzなスタイルに。

Alex Acuna(アレックス・アクーニャ)・・好きというか・・感性似てるかもしれません。

Julio(フリオ)・・サンフランシスコのフリオ君、生きていたらご連絡下さい。歌心、グルーブマシーン。叔父さんがギターのカルロス・サンタナさんのところでティンバレス叩いていたそうですよね。キューバでは大変お世話になりました。ホント連絡とりたいです。宜しくお願いします。

サンチアゴ・デ・クーバのミュージシャン達

カルタヘナのミュージシャン達

カラカスのミュージシャン達

大瀧詠一・・えっ・・気が付いてみれば、同じ夢?

山口恭範・・畏れ多くも手ほどきして頂いた師匠。素晴らしい方です。

有賀誠門・・伝説の人。

松倉利之・・お会いしない時でも親しみは途切れません。

平山恵勇・・いつでもお会いしたい平山さん。

安藤芳広・・大先輩ですから。

三浦肇・・大先輩です。

村石雅行・・大先輩ですもの。

大石真理恵・・実はキャラにウケてます。(・・すみません)

齊藤佐智江・・大先輩ですが・・。言ってみれば年中「天然の春」です。お恵みありがとうございます。春ウララ光線が・・・。とはいえ素晴らしいミュージシャンなのですよ。執筆業も立派です。

いつも親しくして頂いているバンドのみなさん・・やはり付き合い長いですから、自然と影響受けますね。

吉田太郎・・ひ~っさびさにお会いできて嬉しゅうございます。あのドラムマニアぶり健在!小柳ゆき?そのジャンル、わからないのが残念。

菊池敦彦・・人生がJAZZだから。

関口宗之・・やはりJAZZYな人生を背中に感じます。

池田千夏・・子育てと歌心の両立!

藤田奈津子・・黒潮・ド根性!

霧島九面太鼓

伊勢の太鼓グループ・・実は注目しています。

もっともっとたくさんの方に影響を受け、感化され続けてきましたが、今回はとりあえず、これにてお許し下さい。

Noviembre 10, 2005

ドラム上達法~フラム 10 nov. 2005

 フラムは、骨っぽいドラミングには欠かせないワンポイント装飾術でしょう。
 
クラシックの場合は確実に本音符をダウン、装飾をアップの動作で演奏します。
(ルーディメント「ザ・フラム」として演奏する場合。単体では高さを違えて両手アップストロークも多い。)
が、ロックの場合、むしろ高さを変えて両手ともダウンの動作で打つ事の方が多いかもしれません。

 ちなみにルーディメンツの一つ、「ザ・フラム」を演奏する場合、片手ずつの動きはお互い入れ違いにダウンアップを繰り返します。

速く演奏するのは難しいルーディメンツの一つかもしれませんね。

Noviembre 17, 2005

音楽を奏でる事の喜び 17 nov. 2005 

結局、音楽を奏でる事の喜びを感じ取り表現する事が、良い演奏をするためには最も大切なのではないでしょうか。

Noviembre 18, 2005

演奏する時の息づかい 18 nov. 2005

音を奏でる時に、何か、ふぅ~っと流れるものがなければ音楽になりませんな。

まさに呼吸のような、あるいはからだじゅうを駈け巡る血流のような。

それは実際には息をいれない楽器ほど、意識しなければ為す事が難しいのかもしれません。

何か動かないと、ね。

Diciembre 21, 2005

バド・パウエル 21 dic. 2005

最近またジャズが面白くて、ここのところバド・パウエルなんかよく聞いています。
明快な音楽。
基本を押さえた音遣いから伝わってくる、湧き上がって溢れ出す、奏でる事に対する喜び。
アウトするのも楽しいけれど、こりゃいいやね。

Bouncing With Bud
Bouncing with Bud.gif

Febrero 8, 2006

ドラムの醍醐味はポリリズムにあり 8 febrero 2006

ピアノやギターなどの和音奏可能楽器が複雑で魅力的な和声を奏でるのに対し、ドラムセットではそれをリズムに置き換えて複雑で魅力的なポリリズムを奏でます。

両手両足を駆使していくつもの異なるリズムを同時に奏でることは、ドラムセットならではの醍醐味であるといえるでしょう。

単純なエイトビートの中にも8つのビートを刻むハイハット、2拍4拍を刻むスネアドラム、それに加えて時にはシンコペートするベースドラムと、3つのリズムがあります。

これらを上手に演奏出来ない場合、任意の声部をキープしながら別の声部を少しずつねばり強く付け足していく方法をお薦めします。

いきなりすべてを演奏しようとしてもうまくいかなかったものが、この方法によれば必ず出来るようになります。

Febrero 9, 2006

-続- ドラムの醍醐味はポリリズムにあり 9 febrero 2006

昨日は簡単な8ビートでのお話。

最近何人かの生徒に、下に記した譜例(ラテンキューバンドラム教本下巻/藤田浩司著38頁)のようなリズムをラテンキューバンのリズムと同時に叩いてもらってますが、これが案外全く出来ないものです。

例えばティンバレスを使って
①右手:クラーベ、左手:譜例のリズム
②右手:譜例のリズム、左手:クラーベ
③右手:カスカラ、左手:譜例のリズム
④右手:譜例のリズム、左手:カスカラ
⑤右手:ボンゴベル、左手:譜例のリズム
⑥右手:譜例のリズム、左手:ボンゴベル
⑦右手:コントラカンパーナ、左手:譜例のリズム
⑧右手:譜例のリズム、左手:コントラカンパーナ
⑨右手:カタ、左手:譜例のリズム
⑩右手:譜例のリズム、左手:カタ
なんてのを各4回ずつ繰り返してみたりするわけですが。

逆手になる事により叩きづらくなる場合、適宜処理します。
例えば譜例のリズムの高低を、普通ならマッチョ(高)、エンブラ(低)で表現すべきところを、マッチョの方のみを使って打面の中心(低)、リムショット(高)と表現したりします。
またこれは大変実践的な表現法であるとも思います。

まだ、キックも入れない2つの声部のみで構成されたリズムを演奏するわけです。
ラテンキューバンリズムでアドリブするための、初歩の初歩。

ラテンキューバンドラミング教本下巻/藤田浩司著より~38頁
ラテンキューバンドラム教本下巻-藤田浩司著よりP38.jpg

ラテンキューバンドラミング教本の詳しい紹介記事はこちら→http://doraoku.blog27.fc2.com/blog-category-8.html

Febrero 18, 2006

冬季五輪  18 febrero 2006

今年は珍しく、割に長い時間LIVEで五輪を見ているかもしれない。

中々メダルが取れず、なんだかんだと言われていますが、日本人選手も頑張っていて、私はその姿に非常な感銘を受けています。

スポーツのもつ美しさは、音楽にも共通のものかと感じる事がある。

動作の美しさはもちろん、その舞台に行き着くまでの生き方に感動がある。

一所懸命に生きている姿は尊いんだなって、思い出させてくれる。

音楽もそんな風に演じたいものです。

「感動」は、うまい・へたを超えたところにありませんか。

Febrero 21, 2006

クラーベ(Clave)の秘密  21 febrero 2006  

ラテンキューバン音楽は言うに及ばず、西アフリカにルーツを持つリズムの根幹をなすリズム感覚の一つが「クラーベ」ではないだろうか。

アフリカのリズム感覚を最も単純に表した音楽、「ロック」の中にさえそれはある。
「ドンタン、ドドタン、ドッタド、ッドタン」・・・このビートには2:3クラーベが感じられる。

ニューオーリンズを代表するリズムの一つ、「セカンドライン・ファンク」には明快な3:2クラーベがある。

ブラジルを代表する「サンバ」にもクラーベ感といえるリズム感覚が必ずある。

「クラーベ」とは、「タッッタータッ、(ウン)タッタッ(ウン)」(3:2の場合)というリズムである。
これを口ずさんでみた時に、前半部分の流れる感じ、後半部分のおさまる感じ、が掴めますか?

この「流れては止まる」感じ(3:2の場合)、あるいは「止まっては流れる」感じ(2:3の場合)感覚がクラーベ感の根底であろう。

この感覚はラテンキューバン音楽を演奏する場合、必ず、と言って良いほど必要になるもので、ラテンキューバン音楽ではこのクラーベのツボにリズムを当てるのが、アンサンブルの要となってきます。
これを読み間違えたプレイヤーが一緒に演奏すると、全体がそれに惑わされ、アンサンブルが大変な事になってしまう場合がある。

その他、暗黙のお約束事がやたら多いのもラテンキューバン音楽。
「ラテン」をキーワードに語られると、大変アバウトな音楽だと捉えられがちですが、実際は非常にスタイリッシュな音楽なのです。

私には、いっときキューバ音楽しか聴かない時期がありましたが、そういった頃、久々にジャズを聴いた時にはジャズがデタラメに感じられた事さえありました。
ジャズの良さの一番は、その奔放な自由さにあると思うので、その時の印象として感じられた事は、ある意味正しいでしょう?

逆にラテンキューバン音楽には様式美を誇る部分も多いので、それがクラシックの奏者とも比較的相性の良い部分なのでしょうか。ブルースフィーリングもさほど問われませんしね。

ラテンキューバン音楽には。こうなったらこうなる・・・みたいな部分が大変多い。
根っこの部分にある「バタドラム」のアンサンブルからしてそうで、これはマスターするのに大変な時間を要するなと感じた覚えがある。

さて、その他のラテンキューバンフィーリングについては、いずれまた!

Marzo 14, 2006

課題・・・シンコペーションをもとにして  14 marzo 2006

「シンコペーション」というドラム教則本があります。

これをフィエスタのレッスンでも使うのですが(特にP37以降の辺りです)、例えば三拍目にスネアを入れてHi-HatやBDで課題を読んでいきます。

BD読みの時にはHi-Hatを4分、あるいは2分音符でキープします。またHi-Hat読みの時にはBDで二分音符を刻みます。

任意のタイミングでBD読みとHi-Hat読みをスイッチさせたり、あるいは左右の手を入れ替えたりするのですが、この時にスネアを常にイイ感じでキープするのが大切です。

この本、一般にはストレートアヘッドの練習で使う事が多いかと思いますが、ロック系に応用しても中々効果的ですよ。

Marzo 20, 2006

ダブルストロークロールにはコレ! 20 Marzo 2006

RR、あるいはLLと続く一打目を弱く、そして続く二打目を強く打つ。
これを練習しなければ完璧なダブルストロークロールはモノに出来ないでしょう、多分。

この練習は、出来れば座布団のようなまったく弾まない打面上でも出来るのが望ましいかと思います。

弾む打面を使った方が練習効果を得られる技術もあります。が、この場合は弾まない打面でも出来た方がよいでしょう。

まず片手ずつシャッフルのようなリズム(L強-o-o-L弱)を刻めるようになったら、両手でL弱-L強-R弱-R強を相当な速さで刻めるようにします。

またこの練習はプレスロールにも効果を発揮します。

要は自然に任せるだけではどうしても弱くなってしまう片手二打続きの二打目に、指の絞りでターボをかける事です。

本当はダブルストロークロールを演奏するには二打均等でよいわけですから、これはかなり不自然な練習と感じられるかもしれません。

しかし、弱くなりがちな二打目に高い負荷をかけるのは練習の常道でもあり、効果があると思います。

Abril 18, 2006

ダウンストロークの本質は  18 abril 2006

ダウンストロークは大きい音を鳴らして、次に小さい音を鳴らしたい時に合理的な形。
フルストロークは大きい音を鳴らして、次にも大きい音を鳴らしたい時に合理的な形。

実は、ダウンストロークの本質はフルストロークと変わらない。
フルストロークがチップの弾みを高い位置で受け止めるように、ダウンストロークではチップの弾みを低い位置で受け止める。

球技のパスを受ける時には「引きの動作」でボールを受け止めますね。
あれとまったく同じ理屈でチップの、打面からの跳ね返りを受け止めます。
フルストロークは高い位置で。
ダウンストロークでは低い位置で。

ダウンストロークだからといって、真にダウンさせてチップを打面に叩き付けてしまうと、打面に当たった瞬間から浮き上がってこようとするチップの動きと、自分の手の動作がぶつかり合ってしまいます。

両者のベクトルの向きを整合させたいなら、打つ瞬間には手の動作を「引き」にしなければなりません。

レベルの違いこそあれど両者とも、打ち下ろし、浮き上がってくるチップの力を受け止め、吸収するという、動作の質はまったく同じなのです。

Mayo 24, 2006

フォホーのドラムなど 24 mayo 2006 

ブラジル北東部で広く流行している音楽、フォホーのドラムを聞き覚えで練習してみました。
楽しい。
フォホーのリズムのうち、バイオンはよく教則本なんかでも採り上げられているけれど、バイオンのハイハットは絶対に「チキチー、チキチー」しかありえませんね。
キックのパターンは色々アリで、よく教則本に載っているような、「ドッドー、ドッドー」ってパターンも気持ち良いけれど、キューバのサルサにみられるようなキックパターンの典型、二種類も、それはバイオンにおいても典型となっていて、これを踏むのもまた心地よい。
あまり好きではないのは、ランバダタイプのキックパターン。
ちょっと落ち着きすぎてしまうというか。
ブラジルのリズムについて教本を書くつもりは今のところありませんが、キューバものについては世界一詳しいこの本をどうぞ!
http://la-fiesta.jp/shop/lcd.html
オラシオ・エルナンデスのお墨付きです。

Junio 5, 2006

跳ね反ってくるスティックを受け止める 5 junio 2006

跳ね反ってくるスティックを受け止めるのって、スティックコントロールの基本中の基本だと思うのですが、これがなかなか出来そうで出来ない。

ところが、小太鼓の打面にスティックを振り落とし、それをそのまま受け止めずに跳ね返るがままにさせる遊びをやらせてみると、幼稚園生でもリバウンドというものがわかってくる。

その後、跳ね返ってくるスティックをフォローするように練習させると、短時間で誰もがほぼ完璧にプレーンなフルストロークを見せてくれるようになる。

しかも跳ね返りを拾うのは楽しい事のようで、こちらで中断しようとしても中々練習をやめない。

一見遊んでいるようにしか見えないので誤解を招きやすい指導法ではあるが、これはやってみると実に効果テキメンである。

Junio 24, 2006

クラーベのタイムは変化する 24 junio 2006

クラーベは2/2で表記されたり6/8で表記されたりするが、実際にはその書かれた音符の位置から揺れ動く。
2/2、3:2(0--0/---0/--0-/0---)だとして、揺れないのは最初の0とラストの0のみである。
この2つの音符がブレないのは6/8系でも共通する。
速くなるに従って、あいだに挟まれた音符はそれぞれの間隔をルーズに均等化する方向へと進む傾向がある。
楽譜通り正確に叩くと、テンポやフィーリングによっては共演者からNGを出される場合がある。

とはいえ、一拍を12等分して2/2フィーリングの正確なクラーベに3連符をきっちり正確に当てはめる、といった練習は必要不可欠であろう。

Julio 5, 2006

レベルコントロール 5 julio 2006

小太鼓を演奏する時に
大きい音を出したい時には高い位置から、小さい音を出したい時には低い位置から。

わかっちゃあいるけれど、中々出来ないレベルコントロール。

ルーディメンツの一つ一つをゆっくりと、完璧な高さのコントロールをかけながらさらう事。

夏休み中には完璧に出来るとよいですね。

Julio 30, 2006

ミッシェル・ペトルチアーニの思い出 30 julio 2006

ミッシェル・ペトルチアーニの演奏を初めて聴いたのは確か浪人の夏だったように思う。
FMでどこかのジャズフェスの模様が放送されていたのを聴いたのが最初。。
そのうちアルバムを手に入れたりして、特にオマーハキムがドラムで参加している初期のアルバムなどはよく聴いていた。

時が過ぎて最近人前でピアノを弾き始めるようになり、俄然彼のプレーをよく聴くようになった。

あのヨーロピアンな美しさは比類ないもののように思う。

どうもブルースとか生理的にダメで、あちらの世界を聴いちゃいますね。

天才は早くして夜空の星となったけれど、彼の音楽は今日もこうして私の胸をときめかせてくれる。