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オ-ケストラ続編 9 oct.2001

 今回はフィリピン女性歌手マリア・エヴァさんとの共演を中心にドラムを叩いて参りました。オケでドラムセットを演奏するのは、意外にも楽しいです、最近その点に開眼。ところで皆さんオケで使うドラムの譜面ってどんな風に書かれているかご存じですか?それは大きく4つのタイプに分けることが出来ます。
-1-演奏する音符が細かく書かれているもの。-とは言っても大概の作曲者がドラムセットには通じていないため、指定通りそのまま音にするとヘンなものが多いです。従ってそのまま演奏することは稀ですが、情報が多いので音楽の流れを掴みやすく◎。
-2-簡単なパターンと小節数が記されているもの。-一番多いのがこのタイプかと思います。ダイナミクスやガイドになるメロディー、ベースラインが記されていればグッと音楽に参加していけます。○
-3-メロディーやコードのみが書かれているもの。-これも盛り上げ方など、流れは掴みやすいです。ただキックのパターンなどの情報が不足していて、どんなパターンで演奏すればよいのかとまどうものも多いですが。△。
-4-小節数のみ記してあるもの。-言語道断です。目隠しして歩くようなもので、どのように音楽を作ればよいか、全く理解の助けになりません。打楽器はただ一緒の場所で終わればよいのでしょうか。×
 今回は残念ながら-4-タイプの譜面が多く、苦労しました。人数の多いバンド(今回50人以上)ではみんなが好き勝手なことをやるとまとまりが付かなくなってしまうし、また、その場で音楽を練る様な時間が充分取れないので、楽譜のクオリティが非常に重要となります。私の理想と致しましては、パターン、ダイナミクス、ガイドとなるメロディーラインやベースライン、もしキメがあるならそれが明快に分かり易く記されているもの-がベストです。ドラムの教則本にはその手のものが多いのですが、作曲家やアレンジャーのみなさん、どうぞ研究してみて下さい。良い音楽作りましょうよ。

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