当て振り練習 18 marzo 2005
他人の演奏のコピーは非常に勉強になるので、ピアノでは音源のテンポを色々と変えては演奏者のプレイをなぞって弾いたりしています。何もピッタリとコピーして弾くばかりではなく、流しておく音源に反応しながら自由に弾いたりします。音源はパソコン上のソフトウエアを使ってタイムを引き延ばしたりしていますが、あるいはMIDIの音源なら楽譜が開けるので、どんな和音やコードを使っているか、楽に分析も出来ます。こうしていつの間にか自分で使えるフレーズが増えていきます。
今回、久々にドラムでも同じように練習してみました。現在自宅にはドラムがないので、椅子に座って当て振りするわけですが、結構充実した練習が出来ます。
自分の音が出ないので、参考に流しておく音源の音も良く聞こえますしね。この当て振りでよどみなく動作が流れるようになれば、ドラムの前に座った時にもまずはまちがいなく楽に叩けます。
ドラムの場合、動作で音楽を表現出来るようにしておけば、いざ楽器に向かった時にも音楽が作りやすいように感じます。コードに縛られにくい「リズム楽器」であるという事と、他の楽器に比べて音源のチョイスが少なく(ピアノは88鍵あるのに対して、ドラムの最小セットではBD、SD、Tom、Floor Tom、HH、Ride、Crashの7点)イメージしたものを直感的に表現しやすいからだと思っています。