全国お気に入りの温泉 22 julio 2005
お気に入りの温泉を北からあげて行きましょう。
カムイワッカ湯の滝(知床)・・・川を登って温泉に辿り着かなければならない豪快さが気に入ってます。
川湯温泉(道東)・・・北海道にありながら、内地の温泉の素朴さをたたえたその風情。上質な強酸性泉。
落合温泉(青森県黒石市)・・わずかな硫黄分を含む、きれいで豊富な温泉。ひなびた風情。
河原毛地獄(秋田県湯沢市)・・・とにかくすごい。天然の滝壺が温泉。地獄のオアシス。
湯田川温泉(山形県鶴岡市)・・・さらさらなお湯がきれいなんです。
上の山温泉(山形県上山市)・・・まったりとした泉質最高!近くの蔵王とはまったく違う泉質。マナーはちょっと?
青根温泉(宮城県)・・・さらさらできれいなお湯。
小野川温泉(山形県米沢市)・・・ここのお湯はさらさらでとてもきれい。
草津温泉(群馬県草津町)・・・言わずと知れた名湯は、その名に恥じないクオリティをもっています。この町の風情も愛してます。
宮ノ下温泉太閤の湯(神奈川県箱根町)・・・さらりとしてきれいな湯。湯量少な目な温泉地が多い箱根にあって、ここは納得の温泉。
伊東温泉(静岡県伊東市)・・・歓楽温泉としてだけではなく、意外にもいいお湯なのです。町中湯量豊富!
白骨温泉(長野県安曇村)・・・風情よし!中里介山の大菩薩峠に登場。白いお湯も魅力。別に無理に白くしなくても良いのですが、白骨の湯は白いイメージがありますね。
下諏訪温泉(長野県下諏訪町)・・・まっさらな食塩泉。よく暖まります。あの地方は特別寒いから・・・。
新穂高温泉郷(岐阜県上宝村)・・・露天風呂の宿が多いことで有名。湯量も豊富です。適温の露天は最高です。単純泉以外にも硫黄泉が湧いています。
加賀温泉郷(石川県)・・・どこへ行っても湯量豊富で、ダマシもなさそうです。
白浜温泉(和歌山県)・・・町が好き。泉質が気分で選べるのも○。有名な崎の湯は硫黄泉です。ここは人が少ない時期がいいね。
三朝温泉(鳥取県三朝町)・・・放射能含有量世界一!すごく良い!これは入らなければわからないでしょう。
温泉津温泉(島根県温泉津町)・・・ものすごくレトロな町並み。美容院でちょんまげを結ってもらえます。この町のいくつかの美容院にある、お店の外に飾ってある首から上のマネキンディスプレイは他にないアイデアで、見ものです。打ち首のように板の上に飾り付けされているのがちょっと不気味です。泉質は上質な鉄泉。鉄泉は余り好きではないけれど、とにかくまた来たくなる風情を持った町です。
長門湯本温泉(山口県長門市)・・・きれいな単純泉。風情のある町。
蘇鶴温泉(高知県南国市?)・・・温泉日照りの四国にあってオアシス的存在。何度も行ってはいませんが、素晴らしい泉質だった記憶があります。
道後温泉(愛媛県松山市)・・・四国の本格的な温泉地はここだけという印象が。しかしここは素晴らしい。温泉文化もよく守られている感じがします。
別府温泉(大分県別府市)・・・世界に誇る温泉の都。温泉博物館のように泉質は様々ありますが、どれも湯量豊富で間違いはないでしょう。
武雄温泉(佐賀県武雄市)・・・奇跡的にまったりとしたお湯。なんなのでしょうね、あれは。近所に欲しいです、あんな温泉。温泉街のシンボルは大陸風の楼門。残念ながら、入る人のマナーは今一つのようです。ここには「朝風呂会」(確かそんなような名前)という温泉愛好家の親睦団体があるのを見つけたので、そちらで温泉入浴の基本について啓蒙して頂ければもっと良い温泉地になります。湯船に入る前の十分なかけ湯とか、温泉にタオルを浸けないとか、まして湯船で体を洗わないとか、湯船の縁に寝そべらないとか、そんな事です。
雲仙温泉(長崎県雲仙町)・・・古くからの国際リゾート。きれいな町。温泉も素晴らしい!白濁した、刺激の強い湯。
阿蘇内牧温泉(熊本県一の宮町)・・・きれいな単純泉。
日向山温泉(鹿児島県国分市)・・・ここのみに限らず、薩摩半島(特に北薩摩)には「貸し切り湯」という文化があり、ホテルの大浴場では望むべくもない、全くの処女泉に気軽に浸かることが出来るのです。ここのお湯は柔らかい。
指宿温泉(鹿児島県指宿市)・・・良いお湯があります。町の風情も規模も、そして気候も住みついてしまいたいくらいです。以前思わず指宿温泉の歌を作ってしまったくらいです・・。
鰻温泉(鹿児島県指宿市?)・・・山の中にある、カルデラ湖の脇にひっそりとたたずむ温泉地。「鰻」と言われるだけあって、入ればお肌ツルツルです。これだけツルツルになる温泉も珍しいかと思います。
まだまだ他にも良い温泉はたくさんあるのですが、ありすぎて、書いたら一冊の本になってしまいそうです。
温泉天国日本に生まれてきて良かった!
宿の湯が良いところも多いですが、歴史のある温泉地ではとにかく共同浴場に入ってみるべきです。
その昔、温泉場は共同浴場を中心にして、湯船を持たない宿がそれを囲むというスタイルが定番だったので、宿が独自の湯船を持つようになった現在でも、共同浴場の湯は源泉湧出口であるか、その至近であることが多いのです。温泉は源泉から遠くなればなるほど空気に触れる機会が多くなり、酸化します。共同浴場の湯は、その温泉地の中でも最上級の品質であることが多いです。
私が特に好きなのは、草津温泉、武雄温泉、三朝温泉、指宿の温泉、それに落合温泉です。