手作り打楽器を使って 28 oct. 2005
手作り打楽器の、最も簡単・らくちんで、しかも聴き映えがして楽しいもの、それは殆ど加工を施さずに、空き缶等の素材を並べ立てて作る「ドラムキット」だろう。
工夫して、大きめ、柔らかめの材質のものではバスドラムの音を作り、薄い金属質のものではシンバルの音を作るのである。スネアドラム用にも甲高い、キレのある音が出る材質が似合う。トムには同じ材質、同じ型の素材で大小あるものを2,3個並べ立てれば宜しい。その場合、高い音の出る方を左におくと、ドラムのフィルイン(いわゆる「オカズ」)のようなフレーズが演奏しやすいのは、もちろんの事である。ドラムのフィルインは、高→低と流れる事が多いので、それをなぞると右利きの人の場合、右手リードで右から左へと手が絡む事もなくスムーズに演奏出来ます。
小・中学校の音楽鑑賞教室で打楽器デュオを依頼された時には、必ず持って行くこのガラクタキット、今回は真の凄腕ハイテクドラマー氏と組んで出かけるので、ご期待下さい。2セットでHip Hop(ヒップホップ)ドラム合戦します!