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ピアノ&ドラムデュオの事 2 dec. 2005

 思い起こせばドラムスタジオ・ラ・フィエスタをたててから、まずはじめに実現させようと思っていたのがこの「Piano&Drums Duo」というカタチでした。人数少ないから足まわりも良いし、音楽鑑賞教室には手頃な企画なのでは、と考えたものです。その頃自分はドラムを担当する事しか眼中にありませんでした。1999年の事です。
 しかし、翌年2000年を迎えると、なぜか自分のまわりには優秀な「打楽器奏者」ばかりが集まり、彼らと共に何かをつくろうと始めたのが「藤田浩司ラテンバンド」で、こちらでも私はドラムを叩くつもりでいました。が、この時に想定していたピアニストに参加を断られ(泣)、それではと半ば仕方なく自分でピアノを弾く事にしたのが、今のスタイルにつながっています。
 あの頃はキューバにどっぷりと浸かっていたので、そのキューバでみた、イラケレをはじめとする全ての一流バンドが自分の知る限り毎日長時間バンドでリハーサルを重ねる姿に多大な影響を受け、我が身を振り返り、人様にみせるステージを作るのだから、入念なリハーサルを重ねなければいかんのだ、とそれを実現するため「スタジオに通ってこられる人」というのが共演者の条件でした。
 また、音楽もキューバのスタンダードを扱う事が多かった。ソン、ボレロ、ダンソン、マンボ、チャチャチャ、モザンビーケなんかのスタンダードです。またカーニバルの音楽「コンガ」なんかもレパートリーに取り入れてました。そして2002年からはそれまでまったく考えていなかったライブハウスでも演奏させて頂くようになりました。
 そうしてピアノを弾く事ばかりに没頭しつつ時が流れ、ある程度アドリブなんかもうまくいく瞬間が訪れるようになり、いつの間にかラテンジャズの方へと趣向が変わり、そんなカタチの中である程度納得のいくものに仕上がってきたのが、2003年頃でしょうか。
平行してデュオのステージを2001年から始め、こちらも音程が必要なときには私がキーボードというようなスタイルになっていました。
 そして今回・・・そう、今回のDUOコンサートはスタジオ設立の時に描いていた、原点への回帰ともいえる企画なのです。
昨日2回目のリハーサルを終えましたが、今回共演の鈴木直美さんも素敵なピアニストです。当初クラシック畑の方とのデュオという事で、ノリとか、そういった辺りの兼ね合いを少し心配していたのですが、さすがアフロ系の本場でもあるアメリカで勉強なさった方はちょっと違いますね。
本番当日もきっとうまくいくと思います。
昨日のリハーサルでは久々にドラムを叩く事の楽しさを再認識させて頂きました。
12月3日(土)藤田浩司&鈴木直美
(D 藤田浩司、P 鈴木直美)
さんぶの森文化ホール 13:30開場/14:00開演
千葉県山武郡山武町埴谷1904番地5 電話0475-80-9100
当日1000yen(前売800yen)

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