in retrospect/Damjan Krajacic 2 febrero 2006
コキ(Coky Garcia)のドラムが聴きたくなって、手に入れたアルバム。
彼のドラムには独特のキレがある。
なぜ日本で名前が挙がってこないのか、不思議でならない人。
オラシオをしのぐパワー感を持っており、ある意味日本人好みだとも思われますが。
あの明瞭な発音には惹かれますね。
ちなみに彼には弟がおり、その弟のレオ(Leonardo Garcia)は、私がキューバに行き始めた頃、最も親密な交流を持っていたドラマーです。今はマイアミ在住。彼もものすごい才能の持ち主であるのにポップス方面に行ってしまったのが個人的には少し残念・・・。彼もラテンジャズ方面で頑張ったらすごい事になりそうと思われますが、一昨年キューバで会った時にはロックは楽でいい、なんて言ってましたから当分ラテンジャズ系をやる気はなさそうです。
アルバムはラテンフルーティスト、Damjan Krajacic氏のもので、こちらはかのDave Velentinをエレガントにしたような感じとでも申せますでしょうか。プレイ全体に渡って気品を感じました。
M9のアーマンズ・ルンバなんか、私も度々演奏していることもあり、興味深く聴かせていただきました。
「in retrospect/Damjan Krajacic」