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トヨタハイエースの弱点 24 febrero 2006 

いや~、まだまだ続くこのシリーズ。
中古車、特にお買い得と思える車ほど、買ってしばらくは様々な整備が必要になってきます。
今回購入と同時に車検を通したにもかかわらず、不安が払拭出来ないので、なじみの整備工場に6ヶ月点検という形で整備に出しましたが、色々な事を教えて頂きました。
どうやらハイエースはデファレンシャルギヤが弱いらしい。これは他のトヨタ車にも言えるらしく、デファレンシャルギヤが弱いのはタクシー業界でも問題になっているそうです。
日産なら40万キロ走っても壊れない部分が、10万も走れば異音が出始め、20万いかないうちに壊れる事が普通との事。
また、オートマチックのポジションがエンジンスターターの作動する場所まで戻り切らなくなる現象もハイエース特有のウィークポイントだそうです。
逆に日産キャラバンのウィークポイントであったATミッションはハイエースの方が強いそうです。
その他、ハイエースは送風の温度を変えるパーツに不具合が出やすい様です。
私のハイエースもそこが不具合だった事に気が付きましたが、購入店で無償新品パーツと交換という事になりました。
はじめ、購入店で在庫車からパーツを取っていたのですが、それにも同様の不良が認められました。
それから注意しなければならないのは、テールランプカバー、ブレーキランプの赤色が経年変化によりオレンジ色になってしまい安全面で問題となっている事でしょうか。オレンジ色では相手から見て車幅灯と変わりませんからね。
但しこちらはメーカー側で、劣化が認められればいつでも無償で新品と交換してくれるとの事。
整備へと出しに行くついでに購入店にも行ってきました。
これは納車時に注文しておいたスペアタイヤが付いていなかったので、それを取り付けてもらうためにです。
細かい事ですが、契約前試乗した時点では確かに付いていたキーレスエントリーのリモコン、納車時にはなぜか付いていなかったので、本日これで購入後二度目となるクレームをつけてみたらこれも無償で頂ける事になりました。
きっとクレームが何回かついたら品物を出すという、損害保険会社みたいなマニュアルがあるのでしょうね。
納得いかないものは一応注文を付けてみるものだな、と今回思いました。
販売店も利益を上げるのに必死なのはよく理解出来るのですが、基本的な部分の点検・整備はしっかりしておかないと、今後の営業に影を落とすのではないかと少し心配になります。
私の行ったお店、クレームに対しては丁寧に応対して下さったので、数ある中古車販売店の中ではまだ良心的な方なのではないでしょうか。
とはいえ、こういった問題に当たった時、もしどう考えても自分の言い分が正当で、どうしても納得ゆく結果にならないのであれば、気軽に裁判所を利用したらよいと思います。
裁判は結構大変なものですが、例えば相手の同意を得ての簡易裁判所による調停なら、かかる費用はごくわずかです。調停なら基本費用が5000円くらいだったと思います。
また、同意が得られない場合でも、少額の訴訟ならその費用や労力はいくらでもありません。わずか一日で解決です。
裁判というと、なぜかネガティブなイメージが付きまといますが、当事者同士で折り合いの付かない場合には公平な第三者を介して問題の解決を図る、最良の方法ではないでしょうか。
話題はさらにとんで日韓の懸案、「竹島」の問題なども両国双方歩み寄り、国際司法裁判の場でフェアーに速やかに解決を図れば、その後すっきりと友好の道が開けるかもしれないとも思うのですが・・・。

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