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イラン核査察・・・  10 marzo 2006

イラン核査察・・・  10 marzo 2006 [徒然なるままに]  
何をどう言い繕っても、米国をはじめとする核保有国に義はありませんね。
フェアでないから説得力がない。
アメリカ合衆国が大好きな「自由」には「公平」以上の価値があるのか、疑問。
「自由」と「平等」。
「自由」と「秩序」。
「自由」と「正義」。
これらを相反する価値とせずに「自由」をコントロールするためには、かなりな教育、かなりな民度が必要とされるのではないでしょうか。
「自由」とはかなり高度な、扱いづらい価値なんじゃないだろうか。
結局ご覧の通り、自由を押しつけられた隣国イラクは無秩序な国になってしまった。
「自由」を「押しつける」・・・茶番である。
イラクで本当に自由な選挙が行われたなら、イラクは当然イスラム国家になるでしょうし、アメリカの思惑通りには動きません。
身近なところでは中国のガス田開発。
友好を結ぶ事が国益に繋がるなら福田さんみたいな考え方もいいけれど、現実には言うべき事は言ってバランスを均衡させる事も大切でしょう。その点麻生外務大臣は頼りになる。
民はもちろん、国だって性善説通りに動かない事は、歴史が物語っています。
正義・・・日本人としての美徳とは大きくかけ離れてしまうのが残念ですが、「正義」だと思うなら「正義」であると、声を大にして叫び続けなければならないのが外交でしょう。
・・・そう言えば生活保護費、引き下げるそうですね。
下げるだけですか?
月々わずか約6万6000円の国民年金給付額引き上げとセットじゃないんですか?
今、自分のブログを見て思い出しましたが、つい先日、国会の場で永田議員を使い、畏れ多くも堂々と事実解明を要求した民主党が、今日、委員会は事実解明の場ではないとして例の問題で参考人招致を拒否したそうですね。
これも・・・誰が見ても筋が通らないんじゃないかな。

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