世界遺産の街、オリンダとレシフェ旧市街を訪ねて 10 mayo 2006
今日はブラジル最古の街オリンダとレシフェの旧市街を散歩してみる事にする。
まずはレシフェ旧市街から。
レシフェはブラジルのベニス
地下鉄レシフェ駅を昨晩と同じように降りて、しかし今日は歩いて旧市街を巡ってみる事にする。
地下鉄レシフェ駅
市街はとても賑やかで、昨晩のガラガラさ加減からは想像し難い活気に溢れていた。
活気あるレシフェ旧市街
市街のあちこちに小径があり、直交しない道路も多いので、ちょっとした迷路のようである。
たくさんの教会があり、不意にその姿を見せる。
街のあちこちに教会が見える
昨晩の舞台、サン・ペドロ・ドス・クレリーゴス教会や街の守護教会であるカルモ教会は特に独特の雰囲気を持っており美しい。
カルモ教会
また、商店や露店も非常に多く、それらを冷やかすのも楽しい。
露天の果物売り
気に入った。
この街は散歩して面白い街だな、と思った。
San Jose、Sao Antonio、Recife Antigoの各地区を散歩した後、オリンダ行きバス乗り場から847番Alto Nova/Olinda行きのバスに乗る。
バスは小高い丘の上にある石畳の街に到着したので、車掌に「ここが古都オリンダですか?」と聞くと「違う」と言う。
どうやら乗るべきバスを間違えてしまったようだ。
どうやらオリンダという地名はあの有名な歴史地区を指すだけではないらしい。
車掌に事情を話して折り返しのバスの中で出発を待つ。
しばらくして出発した。
途中にある、これまたオリンダという街に降ろされた。
オリンダって街、3つはあるわけだ。
降ろされた近くのショッピングモールの名前がナンタラOlindaナントカ・・・でした。
車掌は来た道の方を指さし、あちらのバス停でもう一度バスを拾えと言う。
わけのわからぬままとりあえず言われた方向へと歩いてみる。
途中、男性に時間を聞かれたので、これ幸いとこちらからも質問する。
すると、その男性は親切にもオリンダへ向かうという乗り合いのフォルクスワーゲン1ボックスワゴンをバス停でしばらく一緒に待って拾ってくれた。
かくしてどういう経路を通ったのかよくわからぬまま、兎にも角にも古都オリンダに到着。
オリンダ・カルモ教会
まずは美しいカルモ教会前にある、街のツーリストインフォメーションへと行ってみる事にする。
たいした資料はなかったが、名前を漢字で書いてくれと言うから、なるべく佳い字を当てようと悩みながら書き記す。
まさか「ペドロ」に「屁泥」とか、当てるわけにはいきませんからね。
ここいらへんはいつも悩みの種。
外人の名前は漢字の読みに当てはまらない発音が多くて、いつも四苦八苦する。
オリンダは坂の街だ。
坂の街、オリンダ
この街も絵になる風景をあちこちで眺める事が出来る。
坂のある街には風情がある。
日本で思い出してみれば長崎、函館、神戸、横浜、草津etc…キューバならサンチアゴ・デ・クーバだ。
定番だけど、セー教会にあるバルコニーみたいなところから眺める景色はやはり素晴らしい。
オリンダ・セー教会
しばし街と海をを見下ろし眺める。
緑の多い街の中に教会がポツポツと建つ。
丘の上から見たカルモ教会
これまた散歩して最高の街だ。
残念なのはガイドをしたがる輩が群がってきてうるさい事だろうか。
特に街の麓と高台にあるセー教会の辺り。
しかしあとは静かなものである。
一通り散歩して満足した後、帰途に着く。
さすがにセントロ方面に向かうバスを見つけるのは簡単だ。