「三つ子の魂、百までも」 31 mayo 2006
大変ありがたい事に、拙著「ラテンキューバンドラム教本上・下巻」がコンスタントによく売れている。
これくらいはけるなら、検討中であった教則本に対応したCDをそろそろプレスに回してもよいのかもしれない。
まだまだ色々と形にしたいものがある。
ラテンピアノの教則本も原稿は仕上がっているわけだし、ベネズエラの打楽器についての教則本も九分通り仕上がっている。
ニューアルバムの構想もある。
前作と今作もかなり雰囲気の違う仕上がりになっているかと思いますが、次作もまた変わってくると思います。一期一会で。
「三つ子の魂、百までも」とは言うけれど、振り返ってみれば、趣味で釣りのハウツー本を書いては友達に売っていた小学校高学年の頃、ラジカセ二台使って一人多重録音していた中学一年の頃から基本的にやっている事が今もまったく変わっていない。
同じ頃、歌謡曲をスコアに落とす趣味を持っていたが、これは今、自分のバンド用に一見完璧かつ緻密な楽譜(笑)を作る事につながっている。
打楽器科を出た私がピアノ弾きをやっているのも、中学生の頃から描いていた夢がかなったものとも言える。随分遠回りしましたけど。
これも幼稚園から小学校低学年の頃、地下秘密基地を作るのが夢でよく空き地に穴を掘っていた。
さすがに完成した事はない。が、これは後にスタジオを自力で建てる事で完結している。
あまり誰も行かないような日本の、そして世界中の街や山奥、辺鄙な海岸に行ってしまうのは、小学校に入るかは入らないかという年の頃に、好きで読んでは実践を重ねていた、冒険やサバイバル系ハウツー本の影響があるようだ。
あの頃はロープの結び方だとか、テントの張り方だとか、それに無人島で生き残る方法だとか結構真剣に研究していた・・・(笑)。小学校一年の時には雨水を濾過して安全に飲む方法まで知っていた。
この年になって振り返ると、結構変な子であったか。