クラーベのタイムは変化する 24 junio 2006
クラーベは2/2で表記されたり6/8で表記されたりするが、実際にはその書かれた音符の位置から揺れ動く。
2/2、3:2(0–0/—0/–0-/0—)だとして、揺れないのは最初の0とラストの0のみである。
この2つの音符がブレないのは6/8系でも共通する。
速くなるに従って、あいだに挟まれた音符はそれぞれの間隔をルーズに均等化する方向へと進む傾向がある。
楽譜通り正確に叩くと、テンポやフィーリングによっては共演者からNGを出される場合がある。
とはいえ、一拍を12等分して2/2フィーリングの正確なクラーベに3連符をきっちり正確に当てはめる、といった練習は必要不可欠であろう。