ヴェルテンブルグ・バロック・ドゥンケル 12 feb. 2007
今日も色々とあったけれど、あえてビールの話題で。
ヴェルテンブルグ・バロック・ドゥンケルを飲んでみた。
ヴェルテンブルグ醸造所は世界一古い修道院醸造所だそうです。
修道院で造るビールは人や材料の質がよかったので、民間を圧迫していたらしい。
修道院で何故ビールを造るか、それは断食の期間にも液体を飲むことは許されていたからである。
ビールは「液体のパン」とも言われている。麦と酵母ですから。
断食中など、これを飲んで栄養不足になる事を防いでいたらしい。
それから貧しい人たちの為の施しとして提供されたり。
そうこうしているうちに修道院の財産を作るためビールが売られるようになったと。
さて、このドゥンケル、下面発酵の濃色ビールです。見た目はいわゆる黒ビールのスタウトみたい
(本当の黒はシュバルツのみだ)。
見た目にはこってりしていそうなのに、意外にすっきりした飲み口。
アルコール度数も4.5度といたって普通である。
泡が豊潤。
良く出来たビールだと思います。
なんだかんだ色々と言っていますが私はヴァイツェン党なんですけどね。
しかし、色々と浮気もします。
黒(シュバルツ)も美味ければ、普通にピルスナーも美味い。エールはたまに飲みたくなるし、スタウトもじっくり飲みたい時がある。エールといっても米国系のレッドエールやブラウンエールも美味いと感じる。ベルギー伝統の面白いビールのラインナップも好きだし、ケルシュもアルトも美味い。
ベルギーといえばやはりヒューガルテンみたいなウィート系が好きだけど、ナチュラルハーモニーのママさんオススメのシメイブルーは是非飲んでみたい。
ピルスだって好きな銘柄はたくさんある。市販品ならサントリーか銀河高原だな。それにエビス。ホップがきくプレミアムモルツは最高だが、モルトが豊潤なキリンのハ-トランドもこれまた良い。
・・・申し訳ないがスーパードライは飲む気になれない。
群馬の水沢観音の近くで飲めたピルスナーは最高に美味かったものの一つであるが、お店はもうない。
大山Gビールのピルスは美味い。
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