ロマン派クラシックからコントラダンサ~ダンソンからジャズスタンダードまで 25 mayo 2007
今度ライブでソロピアノを弾くので、その選曲中です。
選曲の過程でパラパラと色々な作品を弾き散らすうちに、自分の感覚としては例えばロマン派ショパン(1810-1849)のある種の作品も、キューバの作曲家イグナシオ・セルバンテス(1847-1905)のコントラダンサ作品も、アメリカの古き良きスタンダードも同じ感覚で弾ける事に気付いた。
ロマン派もコントラダンサも成立したのは19世紀初頭辺りだし、当時から植民地と本国としてカリブ海とヨーロッパは深くつながっていたわけで両者に似たテイストが感じられても、まあ当たり前だとも言える。
この三つの地域の音楽、持っているリズム感覚は違うけれど、和声や旋法は全てヨーロッパ感覚のものだという事で共通している。
しかもロマン派辺りのクラシックからはテンションノートの当て具合がジャズ・スタンダードになっているような曲と同じコンセプトだ。
ダンソンで書かれたキューバン・ジャズの名曲「パラ・ルエゴ・エス・タルデ」など、持っている響きはロマン派から近代にかけてのものだ。
そんなわけで、ピアノソロに初挑戦する今回のプログラムはキューバ音楽から、アメリカのスタンダードから、ヨーロッパのクラシックから選曲して弾くつもりです。
自分としては弾き分けるという感覚もないし、これらの作品をごちゃ混ぜにしてもまったく違和感ないのですが、さて、お聴きになった人にはどんな印象を与えるのか、興味アリです。
もしかしたらブラジル発ボサノバも弾くかもしれません。
これもまた同様に違和感を感じません。
-次回ライブのお知らせ-
2007年6月2日(土)藤田浩司PianoSolo
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円
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