
恩師ロベルト・コンセプシオン(Roberto Concepcion)の誕生日 7 julio 2007
そういうわけで、お昼過ぎに宿へと帰ってきた。
そして目覚ましをかける前に寝入ってしまった。
ハッと目が覚めるとすでに17時だった。
約束の時間は17時。
これはうっかりした。
急いでシャワーを浴び、タクシーでロベルト・コンセプシオンの家に向かう。
到着は17:50頃になってしまったけれど、パーティーはまだまだ始まる感じではなかった。
19時頃になってようやく飲み物がまわり始め、本日の主役もこの場に登場となった。
誕生日の歌がルンバの太鼓に乗って歌われる。
ゾロ目誕生日の人とは、なぜか縁が深い。
彼、ロベルト・コンセプシオンもその一人だ。
師にはいまだにお世話になりっぱなしである。
誕生日を祝う時のケーキがとても大きい。
以前ルバルカバの家で誕生日を祝ってもらった時のケーキを思い出した。
庭先でルンバが延々と続く。
打楽器奏者がずらりと集まっているからね。
ロス・バンバンのサムエル・フォルメルがいる。
それからチャンギートやタタ・グィネスのライブでよく見かける有名なチェケレ奏者パンチョ・テリーetc・・・。
・・・昨日、というか、今日の昼まで酒を飲んでいたから、ロンが匂うだけで、胸が気持ち悪くなる。
今は一滴たりともアルコールを体内に入れたくない感じだ。
こうして自分でコーラをついでも、ロベルトが気を利かせてロンを入れてくれる。
・・・入れてくれてしまう。
今は飲みたくない、と言っても冗談だと受け取られてしまうし。
いや、参った。
実際身体が参っていたので、20時半頃においとまさせて頂く事にした。
帰り道もタクシーを使ったけれど、今日も歩行者天国のために宿までは車で入ることが出来ない。
ステージのセットを見ると、どうやら今日はサルサがありそうだ。
宿に帰ってしばらくこうして日記を書いていたら、外で「バンボレオ!」というアナウンスが流れた。
続いてバンボレオのテーマ曲が聞こえてくる。
窓からライブ会場を見下ろすと、すでに黒山の人だかり。
うわっ、マジかとばかりに急いで宿を飛び出した。
バンボレオを見るのは久しぶりだ。
やはりサルサはキューバ音楽の華だな。
そして今日は昨日以上に人が多い。
万はいるだろう。
ビデオカメラを回していると、前のおじさんが肩車をしてくれて、その気持ちは嬉しいながらもちょっと困った。
確かに良い絵が撮れたけれど、なんだか恐縮してしまう。
パイラの兄ちゃんが格好良い。
見ててほれぼれとするグルーヴだ。
それからボーカルのタニアはものすごくパワフルだ。
デビューしたての頃にはとてもかわいい感じだったのだけれど、いまや勇ましくもある。
今晩はこれで大満足。
恩師、いつまでも元気でいて下さいね。
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