BLOG

ここに説明を入力します。
ここに説明を入力します。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ティオマン島
  4. シンガポール⇒マレーシア入国 20 sept. 2007

シンガポール⇒マレーシア入国 20 sept. 2007

まだ日が変わってすぐの機内。
ガイドや地図を見ているうちに、やはり気が変わった。
マレーシア(malaysia)に入国後、クルアン(kluang)に4泊して、いつもの如くそこを足場に今回は比較的近隣の街、ムアール(muar)やバトゥ・パハ(batu pahat)にも足を延ばしてみよう。
それから久々のマラッカ(melaka=malacca)。
残り18泊は全てティオマン島(pulau tioman)でトレーニング。
クアラ・ルンプール(kuala lumpur)とか、都会にはどうも足が向かない。
シンガポール(singapore)だって、もう何度も入国しているのにたったの一度さえも街中に泊まった事はない。
私はのんびりとした解放感のある場所が好きだ。
よく出かけるハバナ(la habana)はキューバ(cuba)の首都だけれど、あそこは言ってみれば巨大な田舎。
それでいて音楽に溢れていて、自分にはうってつけだ。
サンチアゴ・デ・クーバ(santiago de cuba)もしかり。
しかし、普通一般に面白い音楽は都会にあるものだ。
ニュー・ヨーク(new york)、ロス・アンジェルス(los angeles)、リオ・デ・ジャネイロ(rio de janeiro)、カラカス(caracas)、東京(tokyo)・・・
だから音楽を探す時には仕方なく都会へと出かける事が多くなる。
そういった場合、ロス以外は街中に泊まらなければ不便だから必ず街中に泊まる。が、ロスは音楽のある場所も街のあちこちに散らばっていて移動手段はレンタカーになるから郊外に泊まることが出来るのでここは結構好きな街だ。
1:40、チャンギ国際空港に着陸。
チャンギにはインターネットし放題のブースがあるので、メールのチェックなどしてみた。
20070920ChangiInternet.jpg
試しにヤフーマレーシア(yahoo malaysia) で検索をかけてみたら、やはりマレーシアのヤフーがあった。
説明がマレーシア語だからあんまりよくわからないんだけど、面白そう&マレー語学習のためと思い、ヤフーマレーシアのメールアドレスを作ってみた。
さんざん長居した後、パスポートコントロールを通過する。
すでにパッセンジャーは誰もいない。
到着後随分と時間が経っているのに、バッゲージクレームには思いもかけぬほど荷物が残っていたから、到着後に預けた荷物は放ったらかしにしてエアポートホテルで寝ている人も結構いるのかもしれない。
税関を抜け、スカイトレインの始発が走り出す6時まで、バーガーキングに入って時間をつぶすことにする。
お目当てのセットは早朝だから販売中止だって。
仕方なくマフィンみたいなやつとコーヒーを頼む。
これはショボいわりに高かった。
中国系の顔が多いし、なんだかまったく外国に来た気がしない。
アジアはこのユルさがいい。
スカイトレインは6時始発のはずが5:40、早めに行ってみたら既に便があった。
ターミナル2からのシティトレイン、MRTは6時前から頻繁に便がある。
市内ブギス(bugis)まで1.5シンガポールドル+デポジットの1シンガポールドルを券売機に入れる。
ターミナル1と2をつなぐスカイトレインは無料だ。
MRTの駅構内
20070920MRT.jpg
徹夜で若干ダルくなってきた。
朝、空港からのMRTはたいていタナメラ(tanah merah)駅で乗り換え。
6:15、辺りはまだ真っ暗だ。
しかし車内は乗客が座りきれない程度に混んでいる。
ブギス(bugis)駅を降り、改札を抜けて左に進み、公園を斜めに横切ると、わりとすぐにマレーシア側の都市ジョホールバル(johor bahru)にあるラーキン(larkin)バスターミナル行きの国際バス、星柔快車(singapore-johore express)の停留所がある。
6:50発車。
切符を買う時に入国審査用の書類をもらっておこう。
7時を過ぎると急激にあたりが明るくなり始める。
7:15シンガポール側イミグレーションに到着。
ここは素早く抜けなければならない。
モタモタしているとバスに乗り遅れる。
出国はよかったが、入国時の荷物検査に引っかかった。
それだけでアウト。
乗ってきたバスには乗り遅れた。
やれやれ、これで余計に30分待ちだ。
陽が昇ると急激に気温が上がり始める。
もう8時だ。
30分以上待った。
そろそろやって来るかな。
バスは1時間以上待って8時半にやって来た。
新記録だ。
こうして一本逃すと、1時間待ちになる事もあるらしい。
ラーキン(larkin)バスターミナルでは、9時新山(johor bahru)発居釜(kluang)行きバスになんとか乗る事が出来た。
3.8RM(リンギット)・・・2時間乗って130円ちょいだ。
マレーシアのバスは安い。
クルアンには1時間20分後の10:20に着いた。
昨年の建設現場にシネマコンプレックスの文字が・・・かなり大規模なショッピングモールが出現した模様。
今回も迷わずアニカ(anika)ホテルへ直行する。
この時間でも部屋に入ることが出来る。
スタンダードルーム110RMがプロモーション価格で86RM。
休日も変わらない。
写真は夜のアニカホテル
20070921AnikaHotel.jpg
一息着いてインド人の店にご飯を食べに行く。
ナシアヤム(nasi ayam)のカレーがけ&野菜添え。
単に辛いのではなく、複雑な味がする。
最近オープンしたショッピングモールに来た。
きれいだけれど全くにぎわいがなく、貸し店舗が目に付く。
老舗で市内に2店ある環球には勝てなかったか・・・。
噂のサルシ(sarsi)を飲んでみた。
ドクターペッパーに似ているとか、サロンパスの味がするとか、様々な噂を耳にしてはいたけれど、実際に飲むのはこれが初めて。
・・・味はサロンパスそのものだった。
もうこれを買う事はないだろう。
20070920Sarsi.jpg
次は新しい方の環球。
バスターミナルに隣接したデパートだ。
こちらの方が活気がある。
必要な電源タップのアダプターなどを買う。
街を散策してみると、この一年でクルアンの商業地区は倍近くに広がった気がする。
主に市街北側の空き地だったところへ店舗が入るビルをはじめとする建物がいくつか建った。
とはいえ、新しい建物には空き店舗ばかりでガラガラだ。
開発計画をしくじったのかな・・・。
そんなにこの街の人口が増えるとは思えないのだが。
そういえば屋台がずらーっと並んでいて何かなと思ったら、ラマダンの為らしい。
横断幕に「ハリ・ラヤ(ラマダン)」の文字が踊っていた。
もしかしたら断食した後の夜には、ものすごく街全体が盛り上がるのだろうか。
ちょっと期待。
その後、携帯ショップを何軒かまわってみた。
頻繁に日本を離れるから、最近はいよいよ海外用携帯電話端末の必要性を感じるようになった。
マレーシアの携帯電話会社3社、セレコム、マキシス、DIGIのうち、DIGIの携帯にした。
たまたまDIGI直営ショップがここクルアンにあったのと、ティオマンみたいな僻地でも電波が届く事が確認できたから。
同じDIGIのショップでも、初めに入った代理店の女の子ではこちらの欲しい情報を何一つ提供してもらえなかったが、直営店はやはり違う。
端末はNokiaがよかったのだが、在庫がないという事で仕方なくサムソンのSGH-M300 Mini Giantというのにした。
ま、使うのは電話としてのみだし、小さいからいいか。
費用は端末RM399、SIMカードRM8.5の計RM407.5。
日本円にして13,850円ほどかかった。
一番安い端末はRM135(約4,600円)であって、それでもよかったんだけどな。
これで無料通話10RM付き。
日本の固定電話へなら55分も通話できる。
日本の携帯電話会社のように毎月の回線使用料などは払う必要がない。
プリペイドで使った分だけ通話料のみ引かれる仕組み。
だから持っていても余分にお金がかからない。
通話料はマレーシア国内RM0.36(12.24円)/分、日本の固定電話へはRM0.18(6.12円)/分、DoCoMo等の携帯電話へはRM0.93(31.62円)/分だ。
なぜ日本の固定電話(イエデン)にかけた時の通話料が、マレーシア国内同士の通話料の半額になるのかは不可解ではあるが、ともかくそういう料金だという説明を受けた。
こちらマレーシアの携帯からたとえ日本の携帯に向けて電話してみたとしても、日本でそれにかけるより安い場合があるかもしれない。
また着信は全て無料だ。
それくらい安上がりなので、海外に出かけるときにレンタルするよりこうして現地で契約してしまった方が携帯電話を持っている意味があるというものだ。
この料金なら気兼ねなく使える。
なぜ今まで海外脱出時に携帯をレンタルしていかなかったかというと、着信した時の課金が恐ろしかったから。
詳しくは忘れたけれど、キューバなんか思わず飛び上がるようなすごい料金だったと思う。
こちらの携帯は日本を除けば、ほぼ全世界で使えるというので、これからずっと役に立ってくれると思う。
ちなみにSMS(ショートメールサービス)は1通RM0.20(6.8円)だ。
上に挙げた日本円の例は、すべて本日換金した時の円売りレート(1リンギット=29.4円)で換算してある。
プリペイドカードはRM30のを2枚買っておいた。
2,040円で日本の固定電話へは5時間半、DoCoMo等の携帯電話へは64分の通話が可能だ。
SamsongSGH-M300MiniGiant
20010920SamsongSGH-M300MiniGiant.jpg
DIGI Beyond Prepaid Card
20071011DIGIBeyondPrepaidCard-Malaysia.jpg
マレーシアの携帯電話会社、DIGIのエリアマップ
20070921DIGIMalaysiaNationalCaverage.jpg
それからティオマン用の日用品をホテル1階にある環球で買ったりした後、ご飯を食べに行く。
もちろんラマダンの夜店を狙ってみたが、まったく活気がない。
と、いうか夜になっても飲食店系は閉まっている店ばかり。
雑貨や服を扱っている店々は結構賑わっているのに。
夜店が建ち並ぶ通りをスルーして、昼に行ったのとは別のインド人の店に行く。
ムルタバ(インド風お好み焼き)を食べた。
グレービーと呼ばれるムルタバ用ソースのうち、カレー風味のものが特に美味しい。
鶏肉入りの上等なほうでも、これでRM4、約120円だ。
食についてはアジアが最もエキサイティングだと思う。
久々にシンガポール産のタイガービールを飲んだ。
20070920TigreBeer.jpg
本当は瓶で飲みたかったのだが、イスラム国であるマレーシアでそれは日本より高いし、そこはちょっと我慢して350mlの缶にしておく。
それでも値段はだいたい日本並み。
今日のアルコールはこれでおしまい。
宿から特に連絡の必要そうな方々に、今日買った携帯電話の番号を教えるために電話をしてみたが、つながったのは茂原の実家のみ。
いや、弟子の携帯にも留守電が残せたっけな・・・。
DIGIは以前加入者の増加にインフラ整備が追い付かず5回に1度くらいしかつながらなかった時代があったと、どこかで耳にした事があるが、どうか今はそんな事ありませんように。
KojiFujitaInTioman2007-4B.jpg

藤田浩司-koji fujita-

DrumStudio LA FIESTA


→コメント、トラックバックはこちらからお願いします(^o^)
cozy-corner~藤田浩司(ふじたこうじ/koji fujita)のblog

カテゴリー

アーカイブ