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CUBAより帰国! 21 julio 2008

1ヶ月とちょっとのキューバ音楽紀行を終えて、日本に帰ってきました。
今回面白かったもの。
1)敬愛して止まないキューバ国立芸術大学教授ロベルト・コンセプシオン(Maestro Roberto Concepcion Rubi – Prof. de percucion de ISA)のレッスンを久々に見学した事。
2)そのロベルトからおみやげに教え子ミュージシャン達の映像をたくさん頂いた事。彼の弟子には星の数ほどの著名人がいる。そのうちの何名か挙げるとIgunacio Berroa, Horacio Hernandez, Gonzalo Rubalcaba(ピアニストになったけれど、彼もまた大学では打楽器を専攻している), Oscarito Vardes, Julio Barretoなどなど、枚挙にいとまがない。
3)フロールが劇的に痩せ、現役ダンサーとして復帰した事。なんだかんだいってマジ嬉しい。国立劇場(Teatro Nacional)での演舞は素晴らしかった。そういや日本のLudwig Nunezに宜しく!って言ってたぜ。
4)Jesus Rubalcabaの息子、マブダチのMichel Rubalcabaと12年振りに再会した事。彼もLudwig Nunezに宜しくって言ってたぜ。
5)バンボレオのライブに飛び入りしたおじさん。最高!何者???至高の芸。
6)2001年から欲しかった(この時点ではまだ執筆中だった)Ruy Lopez Nussa(La Rumba Soy Yoにも参加しているドラマー)のドラム教本をようやくにして手に入れた事。この本はマジ素晴らしい!!!空前絶後にしてオタクの本領発揮といったところか。ドイツから第2版が間もなく出るそうだ。これはマニアック過ぎて売れないだろうが、キューバのリズムに興味のある人間ならば絶対に手に入れるべき価値のある本だ。執筆の顛末記も彼から話を聞いたけれど、とにかくドラムが、そしてキューバのリズムを真に愛する漢が書いたならではの本だ。超オススメ!!!
7)ルバルカバの一家と今年もビーチに出かけた事。
8)とても内気で暗い、だけど優しいラテン人に出会った事。チリ人は静かなのか。
9)在キューバ日本大使館職員にして最高のマブダチ、アントニオの息子と彼女に会った事。彼女は何とまだ大学入学前だ。9月から医学部の学生だって。やったね。そして息子、行く末はミュージシャンだl彼を見てそれを確信したよ。
10)多くのキューバ人が私のブログを見ていた事。これにはびっくりだ。やたらアクセス数が多いわけだ。
11)バラデロでたくさんの魚を見た事。小さなカラコル(巻き貝)に入ったヤドカリも可愛らしかった。バラデロは私の知る限り、世界一のビーチだ。砂浜のくせに限りない透明度。
12)途中どうしても必ず寄らなければならないメキシコのタコスはやはり美味かった。
13)メキシコのビールではNegra Modeloが最高だと思っていたけれど、そしてこれはおそらく本家のウィーンスタイルビールの上を行く水準のビールだけれど、これと同じくらいBohemiaが美味しい事を再発見した事。
14)カンクンのホテルの快適さ。極楽。
15)悪魔焼きの祭り。群衆が取り囲む中、最終的に偶像は軽い爆発を起こしてマジ死ぬかと思ったけれど、最高にエキサイティングだった。至近距離での爆発に逃げまどう群衆の図は一編の映画の様だった。俺たちはYailinに薦められ、爆発寸前に逃げていて助かった。
16)腕を掴んで放さない謎の少女。
17)San Pedrito VS Paso Francoのコンガ対決。パソ・フランコの本拠地に向けて気勢を上げ激しくパレードしながら向かう、サン・ペドリートの連中は、その本拠地に当日当時人っ子ひとりの影もなく鍵もさえ掛かっていた事を知るよしもなかった事が悲しい。裏切り。テキトー。
18)友人にして国立カーニバル博物館打楽器奏者、Juan Oscar de la Tejeraの新しい彼女がこれまた19歳だった事。現在妊娠7ヶ月。
19)Santiago de Cubaで活躍するDJ、Leo Garciaに出会った事。一緒にビジネスを展開する予定。キューバ人にして個人のレコーディングスタジオを持つ貴重な存在だ。ちなみにこの兄弟の名はLeo GarciaとRoberto Garcia・・・奇遇にもMiami在住、最高のマブダチドラマー、元Afro CubaのLeo GarciaとOmaraで活躍中のこれまたマブダチトランペッターRobertico Garciaの兄弟と全くの同姓同名だ。
20)コンガをパレードを今回は何度も目にした事。
21)ルンバが年々進化している事を知った。特にコルンビア、以前とはもはや教えるべきベーシックが違う。確かに近年はコンガに加えカホンを演奏するのがもはやどこのグループでも当たり前だし、そりゃ基本とされるものも変化するか。やっぱ見続けていなけりゃダメだ。
22)レゲトンが未だ隆盛している事を知った事。そしてサルサは死んだ。とても残念だ。
23)カラバリでチャックと十分話をした事。彼の息子Yan Carlosは非常にアタマがまわる。そして4歳にして常に陽気だ。
24)カラバリのChichoが18歳の奥さんとまだうまく行っていた事。
25)我が子Christianの成長。おとなしいと思っていたが、7歳となった今、あまりにもやんちゃでケンカ好きだ。
26)魔法使いのお婆さんとの出逢い。
27)魔術師と二度も出遭ってしまった事。カメラ二台盗難は2006年のブラジルに次いで過去最悪。しかし、素晴らしい巧の技を拝見させて頂きました。今後、是非見習いたいものです。
28)サンチアゴ(Santiago de Cuba)滞在中に足繁く通った、気の良いアイス屋のおっちゃんと写真を撮った事。
29)キューバに持っていった初めての、DoCoMoの携帯電話にたくさんの着信があった事。
30)国際電話に仕事の依頼が来た事。これを持って行った甲斐があったわ。海外で電話を持っていても番号の違う海外専用携帯ではこうはいかない。DoCoMoよ、ありがとう!ちょっと高いけれど、それを補って余り過ぎる恩恵を受けました。これからは海外でもDoCoMoを大切にします。ビジネスチャンス、大いに拡がるの予感。
31)たかだか256MBのSDカードがこちらでは1万円位するのをショーウインドーで確認した事。
まだまだありますが、とりあえずは非常に疲れているので今回はこれまで。
帰国翌日より早速実働12時間以上レッスンしています・・・。
まずはお世話になったたくさんの友人に厚く御礼申し上げます。
!!!Gracias!!!
写真はメキシコ、カンクン滞在の宿のバルコニーより見えている景色。蒼い海が毎日眩しかった。
Solymar.jpg

藤田浩司-koji fujita-

DrumStudio LA FIESTA


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