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エド・ウリベ(Ed Uribe)のアフロキューバン教則本 12 sept. 2008

ボストンのバークリー音楽大学で学んだドラマーの木村啓太郎氏に以前、「私のラテンキューバンドラム教本は世界一詳しいラテンキューバンドラムの教則本である」と申し上げたところ、「ウリベの教則本は見ましたか?」なんてやり取りがあったので、ずっと気になっていた教則本を今回手にしてみた。
エド・ウリベ(Ed Uribe)の「ザ・エッセンス・オヴ・アフロキューバン・パーカッション&ドラムセット(The Essence Of Afro Cuban Percussion & Drum Set)」。
The Essence of Afro-Cuban Percussion and Drum Set
こちらラテンキューバン音楽の全貌を知りたい向きには中々良い教則本といえるであろう。
代表的なラテンキューバンパーカッションの基本奏法、それにベースとピアノの基本的な動きについて、豊富な譜例を交えて解説されている。
ただそれらはかなりベーシックなものまでにとどまっており、キューバのミュージシャンが普通に演奏している豊かなバリエーションには全く踏み込んで来ない。
まさに「エッセンス」が詰まった教則本といえる。
ラテンキューバン初心者~中級者には良い教則本だと思う。
ドラムについての記述は少なめなので、ドラム教本だと思って購入すると少々がっかりするかもしれない。
だけれど存在価値はあると思います。
確かに詳しい。
が、やはりラテンキューバンドラム教本となると、拙著「ラテンキューバンドラム教本上・下巻(Latin Cuban Drumming 1&2)/藤田浩司(Koji Fujita)」をお薦めしないわけにはいかない。

こちらは殆ど全てのテーマが「ドラム」というキーワードを念頭に置いて書かれている。また、ラテンキューバンの精髄ともいうべき豊富なバリエーションへの踏み込み方はハンパないといえるであろう。
ドラムにおけるインデペンデンスやソロの課題、実戦フレーズもこれ以上ないだろうというほど豊富に揃えたつもりだ。
やはりラテンキューバンドラムを目指す全世界のドラマー諸氏最終段階においては、しかも書物によって学ぶのであれば、現在のところこの教則本を手にするより方法がないだろう。
自分が手元に欲しい教則本は現在のところただ二つのみである。
一つは拙著「ラテンキューバンドラム教本上・下巻(Latin Cuban Drumming 1&2)/藤田浩司(Koji Fujita)」、そしてもう一つはルイ・ロペス・ヌッサ(Ruy Lopez-Nussa)の「 キューバンリズム~パーカッションとドラム(Ritmos de Cuba – Percusion y Bateria)」の二つだ。
前者がキューバのポピュラーリズムに抜きん出ているとしたら、後者はフォークロアなリズムについて抜きん出ている。

-次回のライブ-(ちなみに今、執筆しておきたいものや研究課題、その他まとめたい仕事が色々とあって、このライブの後はそちらに多くの時間を割いてしまう予定でいます。お見逃しなく!)

2008年9月13日(土)
藤田浩司Los Vecinos-ロス・ベシーノス-
[藤田浩司P、舟橋まさるB、高崎洋平D、野崎めぐみConga]
千葉市稲毛コルトレーン(1Fはカレー屋『シバ』) JR総武線 稲毛駅海側 徒歩1分
1st)20:00~ 2nd)21:30~
当日2800yen(学生500円引き)前売2500yen 1ステージのみ2000yen

藤田浩司-koji fujita-

DrumStudio LA FIESTA


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