リスボンはブラジルの街に似ている 27 sept. 2010
3:50起床。
旅の朝は早い。
外ではまだまだ酔っぱらいが騒いでいる。
地下鉄で空港へ向かう。
とかく巷で騒がれやすい海外地下鉄の治安だが、どこの国で使っても結構何でもない。
ここマドリッドはかなり密に警察のパトロールがあり、犯罪は起こりにくそうだ。
ちなみにメトロの市内料金は1ユーロだが、空港行きだけは特別で2ユーロする。
6:05発予定の地下鉄は3分遅れての発車。
しかしその後のつながりが非常によく、2回の乗換を経て空港には6:40には到着。
メトロの到着するT2ターミナルから、チェックインカウンターのあるT1まではかなりな距離を歩く。
とはいえ6:50頃にはカウンター着。
イージージェットのチェックインはとてもスロウだ。
ドキドキしながら7:30頃通過。
さらにドキドキしたのはメインリュックの底が破れてきていた事。
これは一大事だが、今すぐにはなんともし難く手元にあった航空会社の粘着テープを貼って急場をしのぐ。
リスボン行きの搭乗は間もなく始まった。
8時を過ぎても日の出をみないとは…摩訶不思議な国である。
あっ、どうかな…8:05頃日の出???微妙。
8:45離陸。
8:40着陸。
時差1時間。
リスボン寒っ!
初めて上着を必要に感じる。
まだ朝だから、日中は暖かいのかもしれないけれど。(結局のところ、日中は暑かった)
機内誌で市内への足として3.5ユーロで20分毎に発車するAerobusというのがある事を確認してあったが、人の流れをみて思わず745番のバスに乗車してしまった。
1.75ユーロ。
運転手に市内行きである事は確かめたものの、市内をどのように走るのか見当が付かなかったので、始終地図とにらめっこ。
バスの行き先に示してあった「ブラジル通り」もどこだかさっぱり見つからない。
程なくしてメトロ駅の脇を通り、大体の見当が付き始めた。
しかしどこで降りるのが宿に最も近いのか、もうルートはわかったが停留所の位置はわからないので、もしかしたら一番近かったかもしれないロシオ広場付近では降りずにさらに最短を狙った。
しかし次の停留所までは意外に距離があって作戦失敗。
それでも宿まで歩いて2~300mのところには着けたのだから、メクラ滅法乗りにしては大成功だ。
しかも速くて安かった。
まだ10時頃なのに宿はチェックインOK。
マドリッドより部屋は広い、ベッドは倍近く大きい、しかし部屋には洗面用の水場があるのみでバス・トイレ別だった。
あれっ???バス・トイレ付きのつもりだったんだけど・・・。
まあ快適です。
またまた超中心部でどこへ出掛けるにも便利。
まずはリュックの補修。
フロントで針を借りて3重縫い。
布地自体がやばい感じだからいずれにしても、もうこれはダメかも・・・。
この赤いリュックは福井のプラント2で1980円で約10年前に買って以来の長い付き合いであったが、そろそろお別れなのかなあ。
値段に見合わない強靱な作りでよくぞここまで耐えてきてくれたものよ。
一緒にキューバへ行きブラジルへ行き米国へ行き、メキシコやタイやベトナムやシンガポールやマレーシアや韓国や台湾や・・・カナダも行ったか、そういやバハマも・・・そして今回、英国にスペインにモロッコにポルトガルと・・・とにかく!あちこち連れて回ったリュックだったのである。
この間ブランドものの旅行カバンはいくつもダメになっていったが、なぜかこれだけはずっと大丈夫だった、おそらく因縁のあるカバンだ。
リスボンも絵になる街だな。
壁の黄色と空の青がいい感じ。
坂が多くてダウンタウンとアップタウンをつなぐエレベーターなどがあり・・・ブラジルのサルバドールにとてもよく似た街だ。
って、それは逆なのかな。
リスボンに似せてサルバドールを建設したというのが筋なのだろう。
街には黒人が目立つ。
しかもピュアに黒い人たち。
どこからやって来ているのだろう?
ブラジル?アンゴラ???
ロッシオ広場の上に美味しいビールのレストランを発見。
(ロッシオ広場)
セルベージャ・サグレシュのプレータ(黒生)、ドライな感じ。
モンドセレクションを受賞しているそうだ。
オ・アドリアノという店。
ヴィーニョ・ヴェルジというのが気になる。
宿近辺には方々から楽隊のパレードがやって来る。
トライアングル、ギター、カバキーニョ、ボンボに歌とペアダンス・・・あれっ???ブラジルみたい。
変拍子のものもあったように感じた。
あとはまったりした4/4。
いつの間にかアルファマ地区を歩いていたらオンダジャズという粋の良さげなライブハウスを発見!
しかぁし!よりによって本日日曜日と明日月曜日のみ休業・・・オレの滞在に関係ないぢゃん。
(アルファマ地区にあるセ教会)
一休憩にサグレシュのボエミアを補給。
宿近くのツーリストインフォメーションが午後3時くらいになって開いたので、何か催しはないかとのぞきこむ。
これまたやられてしまった。
オクトーバーフェストリスボン!!!
オクトーバーフェストリスボン!!!!
名前の通りビールの祭典で、しかもコンサートなども開かれているという。
木金土日で、本日最終日により16時まで。ガーン!
見つけたのが15時過ぎでは、もうどうにもならない。
初めて行く土地というのはどうしても効率良くはまわれないものではある。
しかしダブルで惜しい事をしたものよ。
夕方、テージョ川を二度三度(ふたたびみたび)、見に行ってみた。
夜はファドを聴きに。
ア・セヴェーラという有名店を目指したが、あいにく満席。
いや日曜の夜だし大丈夫だろうと油断してしまいました。
明日の晩は予約。
坂を下ったら偶然またオ・アドリアーノの前に出たので、気になっていた例のヴィーニョ・ヴェルジ(ポルトガルでは「ヴェルデ」だろうか)を注文してみた。
コップ一杯(コップです)1ユーロ。
若いシャンパンだな、これは。
いや、シャンパンという程の発泡性はないから、やはりワインか。
さらに下るとまだ野外ライブが続いていたのでぶらぶらと観に行ってみる。
ポルトガルでも流行っているのはどうやらラテン音楽だ。
コロンビア辺りでもよく聞かれるようなタイプの音楽、ブラジルで聞かれるようなタイプの音楽、それにドミニカっぽいやつ。
腰のうねりやらなにやら南米カリビアンを想起させるような音楽だ。
まだバンド3つ4つしか聞いていないので、もしかして全体の把握としては正しくないのかもしれない。
黒い血は少ないけれど、音楽も建物も風景もリスボンはブラジルの街に似ている。
*藤田浩司ライブ予定*
2010年10月9日(土)ギャラリー ウエストヒルズ『いのちを愛するものたちのコラボレーション ?新月を愛して?約束の青』
10月9日(土)イベント貸切日 ギターとピアノの生演奏と朗読、展示、他 12:30開場 13:00開演 16:00開場 16:30開演
それぞれ定員20名です。チケットお一人2,500円
尚、通してご覧の方は、特別共通チケット4,000円となりす。(少数の為、要予約)
参加アーティスト; ギター;平野壮、 ピアノ;藤田浩司、 パワーストーンアクセサリー;Kaju☆かじゅ、絵画;Yoshi、 花・色彩;風戸彩耶加
場所;生命の森リゾート(ふる里村)内『ギャラリー・ウエストヒルズ』
長生郡長柄町上野471ー12
外房線誉田駅より専用マイクロバスあり。土気駅より車15分
2010年10月22日(金)
ナチュラルハーモニー2000
大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
藤田浩司(Pf) https://kojifujita.com
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
炎のファンキーラテンキューバンナイト第2弾!
2010年11月14日(日)茂原混声合唱団「四季」第18回定期演奏会
東部台文化会館
茂原市東部台1-7-15
13:30開場 14:00開演
チケット1000円、高校生以下500円
全席自由
指揮:中川知夫
ピアノ:菊元睦
ベース:藤巻良康
ドラム:藤田浩司
2010年11月24日(水)茂原市立豊田小学校
藤田浩司打楽器Duo
(藤田浩司Perc.&Piano、高崎洋平Perc.)
千葉県茂原市立豊田小学校
2010年12月17日(金)
千葉県茂原市東部台文化会館大ホール
千葉県茂原市東部台1丁目7番15
Tel:0475-23-8711
「UMIBOUZ」
藤田浩司(Pf&Dr) http://www.kojifujita.com/
五十嵐洋平(Marimba&Perc)
→コメント、トラックバックはこちらからお願いします(^o^)
cozy-corner?藤田浩司(ふじたこうじ/koji fujita)のblog