感激!(デリー→パトナ→ラージギル) 3 abril 2011
モーニングコールで4時起床。
3時半にかけておいた目覚ましには全く気付かなかった。ファンの音が大きい上にコール音の設定が小さい&疲れていたからだろう。
急いでシャワーを浴び、荷造りをしてチェックアウト。
ここでインド第2弾。
紳士風のフロントマンに昨晩いくら払ったかと聞かれ、4千ルピーだと答えると、それはミステイクだ。、もう3千ルピー払ってくれと言われる。
そりゃアナタ、もし払っちゃったらあんな宿に数時間居ただけで1万4千円!?って感じだから、それは貴方のミスだといって逃げてきた。
到着早々こんな感じでは、先が思いやられるぜ。
チェックインカウンター前はガラガラ。
超余裕のチェックイン。
搭乗機へはバス&タラップで。
周りはインド人百パーセント。
パトナへ行く観光客など一人もいないところがさらに到着後の苦難を想像させる。
ヒンディー語は全く出来ない。
紙で筆談しようと、メモ用紙は持ってきた。
パトナは紀元前五世紀にマガダ国の首都として建設され、その後は仏教の有力な保護者であったアショカ王の都でもあったところだ。
パトナの空港を歩いて外に出ようとするとタクシーからバンバン声が掛かる。
道路に出たところでオート力車を見つけたので値段を聞いて乗った。
150ルピー。
とても良い人でお釣りまでくれた。
朝の時間帯、パトナ市内には入れない?
駅まで行きたかったのだが、ちょっと手前で降ろされた。
あとで引き返してみたら降ろされた場所は本当に近い場所だったのだが、まともな地図があるわけじゃないし、迷いに迷う。
それでもなんとか道を訊ねながら駅に到着。
しかも道中、昨日はずされて持っていかれた鍵を道路沿いの商店と道端の露店で合わせて二つゲット。
駅の前には仏塔のようなものが建っている。
長蛇の列の窓口に並んでみるが、システムが面白い。
窓口の奥のブラウン管に映る係員に向かってマイクで喋るシステム。
相手の言っている事がまったく意味不明で、インド素人の私には切符が買えない事を悟る。
列をはずれると「ラージギル行きの列車は18:30だからバスで行った方が良い」とのアドバイスが。
おいでと言うからついて行くとバスターミナルまで行くオート力車を紹介された。
道中オート力車の後はビハールシティー行きのバスに乗り、そこでラージギル行きに乗り換えるんだよと教えを受ける。
オート力車は100ルピー、まあ妥当な値段なんじゃないか。
街はベトナムのサイゴンほどではないが、クラクションがけたたましくて&大渋滞。
特に交差点などは車とガチガチぶつかりながら突っ込んでいく神業を見せつけられた。
インドも相当にタフな国だ。
オート力車のドライバーが、これまた親切に「あの白いバスだ」と教えてくれたので、迷わずに目的のバスへと乗る事が出来た。
このバスで青年と席が隣になった。
名前をサム君という。
約3時間の道中、適当な話をしたりうたた寝したりしていただけなのだが、到着後に乗合のオート力車を拾って目的のバス発着所まで案内してくれた。
私は同じターミナルで乗り換えるのだろうと思っていたら、ラージギル行きのバス発着所は結構遠い場所にあったのだ。
「いくら?」なんて聞いちゃったんだけど「いらないよ」って、オート力車までもおごってもらっちゃった。
ありがとうを言って握手してお別れしたけれど、インドにはすごい青年がいるものだ。
感激。
バスは20分ほどで玄奘三蔵法師も勉強した当時世界一の学問所、ナーランダの前を通った。
1万人もの学問僧が集まったという、当時世界最大の仏教大学だ。
「ナーランダ」とコールがかかるから、これはすぐに分かる。
今日は重い荷物と一緒で無理だけど、こんな感じならば明日、時間と相談して訪ねてみたいと思う。
さらに40分でバスはラージギルに到着。
こちらは仏陀の時代にマガダ国の首都王舎城があったところだ。
バスを降りてまずは街をぶらぶら。
直感でバスターミナル至近のマニタホテル(Tel:9430426395)に決定。
「1泊いくら」って聞いたら、「30と5」っていうから、「では2泊お願いね」と70ルピーを渡した。
違う違うっていうので、そういやいくら何でも1泊140円はないだろうと、2泊で700ルピーを払う。
ちょっと笑ってしまった。
これでも過去最安だ。
インドの宿泊は高くない。部屋にはファンと蚊帳の設備。
それにインド式のバストイレ。
ついに来たなって感じで。
荷をほどいて街に出た。
早速ATMを発見。
何しろ初日の宿に予想外の大金、約8千円を投じてしまったものだから、すでにルピー的には懐が寂しくて恐ろしかった。
昨晩に続いて1万ルピーを引き出す。
これで初日の高いホテル代を引いて所持金約3万2千円換算。
ま、デリー出発までは足りるんじゃないか。
1日2300円で動けばいい。
1日千ルピーも使えなくないか???
竹林精舎を目指すが、こちらもマトモな地図を持っていないため、迷う。
結局輪タクに連れて行ってもらう。
20ルピー。
連れて行ってもらうと「おお、やはりこちらだったのか」って感じ。
霊鷲山をはじめとする山々の景色が素敵だ。
たくさんの白い岩石が露出するこの山々の景色は九州の平尾台や山口県の秋吉台地のそれとよく似ている。
ここの水道は鉄分を多く含むけれど、きっとどこかに石灰岩の地質を通ったまろやかというよりは爽やかな味の水脈があるはずだ。
竹林精舎(Venu Van ベヌバン)。
それを仏陀が望むか望まないかはわからないけれど、思わずジーンときて両手を合わせてしまった。
ふむふむ、こんなところでと感慨深い。
日本山妙法寺の境内を抜けて温泉寺を目指すも、また道に迷う。
法華倶楽部の方に来てしまったが、こちらはとてもうら寂しいところだ。
仕方なく今度はロバの馬車で温泉寺へと連れて行ってもらう。
15ルピー。
温泉が湧くラクシュミー・ナーラーヤン寺院の温泉は蛇口から出ているのを観察していたらとてもきれいだった。
あの灰色っぽい濁りは何泉なのだろう?
時間があればもう一度観察してみたい。
とはいえ場所が場所だから、無防備になりがちで、外国人観光客の立場としては楽しみにくい感じだ。
夕方歩いて宿へ戻る。
宿で部屋食が出るというので注文してみた。
チキンカレーにチャパティとサラダが付いて70ルピー。
本場もん美味い!
さかんにビールを勧められたが禁酒してみる。
今夜はそんな気分。
いやしかし停電しょっ中だ。
今夜こそは早く寝よう。
ここまでは思い通りに順調だ。
デリーを出てから外人を一人も見ていない。
ま、それもここまでで、ブッダガヤやバラナシは観光客で溢れているんだろうな、きっとたぶん。
それはそれでまた楽し。
ちなみにDoCoMoの携帯は圏外です。
外から茂原名物七夕音頭を彷彿とさせる妙なる調べが聞こえてくる。
インドと日本は音楽で似ているところがあるんだな。
夏祭りみたい。
*藤田浩司ライブスケジュール*
2011年4月27日(水)
ナチュラルハーモニー2000
大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/
炎のラテンキューバンナイト!永田ファイナル!お見逃しなく!
2011年5月13日(金)
浅草ZINC
東京都台東区雷門2-17-13 雷門ウスイビル 8F
☆tel:03-6680-2830(営業日のみ)
open 18:00 ~ 1st) 19:30, 2nd) 20:45
charge 3000yen order ※入れ替えなし
(小学4年生未満 FREE / 4~6年生 半額)
藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/
炎のラテンキューバンナイト!
2011年5月21日(土)
町田 Mi Salsa
東京都町田市森野1-11-9ソーナビルB1
小田急線町田駅西口から徒歩3分
(小田急線町田西口改札出たら右の階段を下りすぐ右に歩く。みずほ銀行を右手に歩くこと3分、「イワキのメガネ」過ぎればすぐそこ。)
営業時間18:00~24:00 (無休)
☆tel:042-732-3217
チャージ\2500/w1d
1st:19:00~
2nd:21:00~
藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
藤田浩司(Pf) http://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
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2011年6月18日(土)
東京ラテンナイト(ライブ舞踏会)
六本木スタジオPEPE2
東京都港区六本木7-17-12 ビジネスアパートメンツB1(明治屋裏)
Tel: 03-5474-8019
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