音楽大学受験のソルフェージュ 18 oct. 2011
今年の受け持ち校は主に「東京藝術大学」「桐朋学園大学音楽学部」「東京音楽大学」の三校。
藝大は相変わらず課題にベーシックから変態まで含めたふるい落としの為のソルフェージュ試験。
しかし分析してみれば中身は案外マトモ。
桐朋はバラエティに富んでいて量の多さでは随一!
幅広い素養が求められるが出題の傾向は奇をてらうことなく素直で、その姿勢に好感が持てる。
東京音大は本当に素直な問題。
管打楽器、演奏家を目指す音大受験生ならこれくらいがしっかり出来ていればいいんじゃないか。
どこの音大を受けるにしてもソルフェージュで大切なのは「和声の分析」ではないだろうか。
もちろん聴き取った&楽譜から読み取ったリズムの形や音程の高低が頭の中に描けなければお話にならないが、和声を分析する能力が新曲視唱でも単旋律の聴音に対してもケアレスミスを防いでくれる。
#やbの多い課題において例えば「ミ」を「レ」を書いてしまうようなミスは試験に於いては残念すぎるじゃないか。
新曲だって和声分析によって着地点がわかっていれば、大きなミスをかなり防ぐ事が出来るはずだ。
開離四声に至っては、聴き取りやすいバスとソプラノさえ採ってしまえば、内声については殆どの和音を正解と同じに自分で作れるだろう。
さてウチの受験生。
ソルフェージュに関しては今年も既に自信をもって受験に送り出せるレベルに達したと思う。
過去に志望校合格率100%!を誇るこの受験の聴音部門、さて今回は如何に・・・。
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2011年10月20日(木)
東京倶楽部 水道橋
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藤田浩司 y su Tumbao
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