文教大学第6回「歴史を彩る名ドラマー達」~ジャズ編~についてのレポートを読む 20 nov. 2025
今回より4回に渡り、実際に各ジャンルにおける名ドラマーの演奏動画を鑑賞しつつドラミングについての考察を深めて参ります。
映像を観る回は感想が多く届き、一段と読み甲斐のあるレポートが届きます。
今まで目にすることのなかったそれぞれのジャンルの古典に出会う良いきっかけになればと思っています。
☆今回の空耳:
ヨーロッパの聖地・・・ヨーロッパの精緻
元祖タメ型ドラマー・・・元祖タコ足ドラマー
ルーディエンツ・・・ルーディメンツ
ジーンクリーパ・・・ジーンクルーパ
☆印象に残った言葉:
三人に共通するのは、スピードやリズム、正確性といった高度な技術に加えて、圧倒的な表現力であるが、人種の違いや育ってきた背景で演奏がどのように変わるのかをもっと知りたいと思った。
思わずリズムを体できざむようなドラムだった。
音の粒がはじけているように聞こえる。
とてもパワフルだった。
バスやスネアのようにシンバルを操り今までと違ったサウンドだった。
しかし演奏として成り立っておりテンションがあがっていくようなドラムだった。
スピードキングの名をもつだけあると素人でも感じるドラミングだった。
動きに対する音の量が多かった。
速いだけでなく一つ一つの音もよどみなく聞こえた。
白熱の演奏、楽しそうに演奏している。
スティックさばきがすごい。
この手の動きで足も動かしてるにもすごい。
思い切って叩いている感じがした。
叩くリズムなど1番自分の好みな気がする。
力強い叩きなのに無駄がなく、音が揃っていた。
取り憑かれたかの様な速さのスティックさばき。
私は音楽に詳しいわけではないので、日頃聴く音楽はメロディー中心で、ドラムを意識したことが無かった。
こうしてドラムを学んでみると、刻むという響きの他に、その人のパッションで心に対して魅せるリズムというものがあるように感じた。
音楽というものは、背景も大切であると思っている。
上手さだけでなく、惹きつけられる響きというものはこうして音に結びつくのだと感じた。
私が感じた彼の演奏の印象は、計算されたような職人っぽさである。
スティックの先への意識の集中、そこに確実な響きを高速の中でもブレること無く叩き込む。
日本人も好きな感じの演奏なのではないかと思った。
ジャズというと、黒人が主流なのかと思っていたが、このような演奏を聴くと、世界の中でいろいろな文化と融合していくことの魅力もあるのかもしれないと感じた。
私の思うジャズは、ジャンルの中でも大人っぽいイメージである。
まだまだ知らない社交場のような、きっと真面目さと遊び心と、さまざまな世界感の中での関係性が凝縮された場所にあるように感じている。
今の学生である自分と、これから社会に出て過ごす自分と、どのような気持ちでドラムの響きを聴くのだろうと思うと、楽しみなような不安なような、そんなことを考えた今回の講義だった。
細かいリズム、グルーヴを的確に刻んでいる。
音の密度が高い。
アクセントを入れるところとビートを刻むところとのメリハリがしっかりしている印象。
ライドシンバルを高速で叩きながらも、アクセントが入っていることにより音がぼやけなくなっている。
エルビン、トニーのような魂で打ち鳴らす様な奏法とは打って変わり、フレーズ単位で正確に丁寧に演奏をしている。
スネアの音一つ一つに深みがある。
まず印象的だったのは、そのスピード感の中にもしっかりとした余裕が感じられる点である。
テンポの速いリズムを刻んでいても、焦るような印象はまったくなく、一打一打がしっかりと支えられているように感じた。
また、彼の演奏からは「自分の音楽を楽しんでいる」という自由さや表現力の豊かさが伝わってきた。
さまざまなドラムの音色を組み合わせながらも、全体として統一感があり、音の流れが自然で心地よい。
特に、細かいリズムの変化や強弱のつけ方により、音楽全体に立体感と深みが生まれていた。
素早く叩く技術の高さだけでなく、その中にある確かなリズム感と表現力が、彼の演奏をより魅力的なものにしていると感じた。
シンバルの音がはっきりと聴こえるリズム感のある演奏であった。
シンバルが印象的に鳴り響いているにもかかわらず、しつこさや重たさを感じさせず、全体として心地よい躍動感が生まれていた。
ドラムとシンバルの音量やタイミングのバランスが非常に良く、トランペットとの掛け合いも自然で、一体感のあるサウンドを作り出していた。
全体的にまとまりがあり、特有の力強さと柔らかさが調和した演奏であると感じた。
実際には非常に速いドラミングでありながら、その動きに無理がなく、軽やかに叩いているように見えた。
スティックさばきはまるで自分の体の一部のように自然で、長年の経験から身につけた感覚的な技術を感じさせた。
シンバルの使用は控えめで、主にドラム中心の演奏であったが、リズムのバリエーションが豊かで、聴いていてまったく飽きさせない構成となっていた。
その正確さとスピード、そして表現の緻密さからは、職人のようなこだわりと技術力が感じられた。
凄くフィーリングでドラムを叩いているように聞こえた。
細かいパッセージなのにズレておらず心地いいところにハマってくる感じがとても素敵だなと思った。
The ジャズドラマーという感じの印象だった。
凄く激しくて、細かいリズムと言うよりは情熱やパッションがすごいなと思った。
綺麗と言うよりは男っぽい感じでピアノとの組み合わせがとても素敵だなと感じた。
パワー系とは逆の技巧系のような演奏の仕方でジャズドラマーという感じがあまりしなかった。
とても細かいパッセージでフィーリングで弾いてる感じがして素敵だなと思った。
非常に脱力感がありました。
今のドラマーたちはみんな思いっきり叩いている印象があったので音楽のジャンルが違うのも関係するとは思いますがこの動画を見てとても無駄な力が入ってなくなおかつ難しい複雑なリズムを刻んでいてとてもすごいなと感じました。
音?とか刻むビート?によってスティックの持ち方を変えていてそこが気になった。
強弱の付け方が自分的に好みだった。
黒人とは違って型?にはまっているというかちゃんとぱんぱんとはめていく感じに感じた。
雰囲気や顔の表情なんかも関係しているとは思うが黒人とは違うまたいい感じの演奏でした。
クロスさせながら叩いているところが特にすごっとなった。
バスドラムとシンバルとの絡み具合がとても複雑であり、とてもスピード感のある演奏であった。
特にシンバル類の使い方がとても派手で、トムやスネアを使ったストロークが驚くほど速かった。
シンバルやスネアを叩くときや、バスドラムを踏むときなどがかなり力強い奏法である。
しかし柔らかな優しい演奏(落ち着いたパート)もされていて、抑えるところは抑えてといったような強弱がはっきりしていた。
ロックとジャズの融合といった演奏のように感じた。
スネアとトム類を交互に複雑に叩きこなしているのがとても印象的だった。
スネアを片手でものすごい速さで叩きながらも、トム類を絶妙なタイミングで挟んでいて、また、太鼓の縁にある金属部分をきめ細かく叩いているところがまさにヨーロッパ人ならではの精緻さがでていた。
動画を視聴してまず驚いたのは、その音数の多さである。
ドラムだけでなく、サックスやベースも休む間もなく演奏しており、全体として非常に密度の高い音楽が展開されていた。
特にドラムソロでは、これまで以上に音数が多く、一見すると一定のリズムがないように感じられるが、その中にも強弱やテンポの変化が巧みに組み込まれており、不思議な浮遊感とともに緻密な構成が感じられた。
今回の講義を通して、様々なドラマーについて学び、それぞれの特徴に驚きました。
黒人のドラマーの特徴としては力強さ、白人ドラマーの特徴としては精緻さ、というように違いがあるのだと知り、音楽のジャンルに留まらない違いに改めて衝撃を受けました。
また、エルビンのスティックの持ち方が片手だけ特徴的で、それぞれドラマーとしての個々のこだわりが垣間見えて面白いと感じた。
ジャズドラマーはスティックの持ち方が独特だと感じた。
それぞれのドラマーで同じジャズドラマーでも個性が出ていて面白いなと思った。
個人的にはバディ・リッチの早いドラムに一番感動した。
速い曲が好きでメタルなどをよく聞くので早いドラマーについてもっと知りたいと思った。
最初から見て手と足の組み合わせによるリズムがすごいと感じたが、2:44から始まるソロパートを聞いてよりすごさを感じた。
リズムが早くて難しそうなのに手がとても軽やかで驚いた。
エルビンとは大きく違い、勢いがあると感じた。
一つ一つ奏でられる音が跳ねているようでとてもパワフルな演奏だなと思った。
確かにロックドラマーがジャズを演奏しているようにも聞こえたが、その分勢いがあり迫力を感じさせられるテクニックはすごいと思った。
入りからマーチングを連想させられるようなリズム感と音で、後半に連れてスピードも速くなりそのテクニックに驚いた。
ただでさえ早いのにこれを長時間続けられるすごさを実感した。
教授が大学時代に研究していた人種によるドラムの違いに興味を持ちました。
たしかにその国で流行ってる曲だったり、伝統文化やその土地ならではの思考などによって演奏の仕方に違いが生まれそうだなと感じ、とても面白く感じました。
通常の速度だと違いを感じにくい演奏でも遅くすることで違いが判明するのも興味深く感じました。
アジア系の人達はどんなドラムの音色を奏でるのか気になりました。
実際に耳にすると本当に違いを感じられ、楽しむことができました。
ドラムの演奏に詳しいわけではないため上手くは言えないが、一定のリズムで叩くというよりは、早いテンポでストローク速度?もとても早く、場面によってたき方を変えたりと、臨機応変な感じがした。自分の気持ちのまま演奏している感じがするが、他の楽器が混ざるとしっかりとリズムを取る役割もはたしていて魅了される部分が多かった。
先ほどのエルビン・ジョーンズとはまた違った感じで、しっかりとリズムをとり、音の強弱が目立っているような気がした。
独特なリズムから始まり、少しずつ速さを変えたり、叩く太鼓を増やしたり、曲の盛り上がって行くのがわかった。
どちらかの手を休めているような時間がほとんど見えず、本当に手が見えないような時があった。
エルビン …シンバルや太鼓類の音が細かく鳴っていて、他の楽器と合わせても華やかな印象があった。少し遊び心のような自由さを感じた。ただ、タバコを吸いながらの演奏は危ないと思った。
トニー …エルビンと比べると軽やかで均等な打ち方だが、音は力強く感じた。他の楽器との調和もとれていると思った。
バディ …独特なスティックの持ち方だが、打ち方が細かくスピードもあった。音の強弱や早さの緩急もはっきりしていて、耳馴染みが良かった。

さて明日はピアノ演奏付きの講演会。
久々だけど大好きなジャンル♪
今回は中学校で「中学生の未来に何が起こるのか」みたいなタイトルのお話をさせて頂きます。
頑張ってきます(^^)/
☆ところで来月12月のライブです↓
2025年12月12日(金) 千葉みなとJAZZ&BAR clipper
https://clipper.live/
千葉県千葉市中央区中央港1-24-14シースケープ千葉みなと1F
京葉線千葉みなと駅 海側の出口より徒歩1分
☆tel:043-239-9240
Open 18:00、Start 19:00
charge 2,500yen
藤田浩司ピアノトリオ
藤田浩司(Piano) https://www.kojifujita.com/
黒田理貴弥(Bass)
田嶋悠人(Drums)

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*藤田浩司ライブスケジュール*
2025年11月21日(金)茂原市立冨士見中学校創立70周年+1年記念講演「中学生の未来に何が起こるのか」
茂原市立冨士見中学校 https://www.fureai-cloud.jp/mobara-fujimi-j
藤田浩司(お話とピアノ) https://www.kojifujita.com/
開演:13:30

2025年12月10日(水) 藤田浩司 Tres Sonrisas
茂原市立二宮小学校 https://www.fureai-cloud.jp/mobara-ninomiya-e
音楽鑑賞教室 13:30-14:30
藤田浩司 Tres Sonrisas
藤田浩司(Piano & Synth.) https://www.kojifujita.com/
安部泰朗(Conga & Perc.) http://heihatiroude.gozaru.jp/
吉羽一星(Drums & Timbales) https://www.instagram.com/issei_goza_timbal_yoshiba

2025年12月12日(金) 千葉みなとJAZZ&BAR clipper
https://clipper.live/
千葉県千葉市中央区中央港1-24-14シースケープ千葉みなと1F
京葉線千葉みなと駅 海側の出口より徒歩1分
☆tel:043-239-9240
Open 18:00、Start 19:00
charge 2,500yen
藤田浩司ピアノトリオ
藤田浩司(Piano) https://www.kojifujita.com/
黒田理貴弥(Bass)
田嶋悠人(Drums)

2026年2月13日(金) CLOUD9(クラウド9)
CLOUD9(クラウド9) https://www.jazzbarcloudnine.com/
成田市上町556-1 五番館ビル2階
TEL:0476-22-2532
18:00 OPEN-27:00 CLOSE
1st20:00, 2nd21:15
charge:2,000yen(小中高生半額、未就学児童無料)
藤田浩司ピアノトリオ
藤田浩司(Pf) https://www.kojifujita.com
玉木秀和(Bs)
高崎洋平(Ds) https://yohei-takasaki-drums.jimdo.com

2026年2月○日(金) 藤田浩司 ラテンジャズスマイル
Food & Bar CANA
千葉県長生郡一宮町東浪見7520-1
https://www.instagram.com/foodbar_cana/
TEL:0475-40-0818
Open 18:00~Close 23:00
1st19:00, 2nd20:30
charge 2,500yen(高校生以下1,000yen)+1drinkオーダー
藤田浩司(Piano) https://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bass) https://yoshiyasu-fujimaki.amebaownd.com/
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/
小高 洋 (Drums) http://regnochsjung.blog.fc2.com/
吉羽一星(Timbales) https://www.instagram.com/issei_goza_timbal_yoshiba

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