文教大学第10回「ドラムセットの記譜」~前編~についてのレポートを読む 2 dic. 2025
今回より記譜についての講義となります。
全15回でドラムセットに関する知識を網羅的に身に付けていきます。
☆今回の空耳:
普天音符・・・付点音符
5000符が標準・・・五線譜が標準
☆印象に残った言葉:
この授業を受けて、小学生の時に吹奏楽をしていてドラムセットを叩いていたが、その時はこの楽譜だと、どのシンバル、タムを叩けば良いのだろうと苦戦することが多く、自分の中でいい感じだなと思った叩き方をしていたなというのを思い出した。
私は小学生の頃、ピアノを習っていたので音符は読める方だけど、実際は、楽譜をみるよりも手本をみて感覚で買えるタイプだったため、楽譜がよめてもあまり使わなかったことをこの授業を受けたことで思い出した。
今回の講義では、ドラムセットの楽譜や記譜の特徴・基本的な書き方や読み方を学びました。
ドラムセットは世界共通の楽譜を持たずプレイヤーが想像して演奏を作り上げるということを知り、とても面白い楽器なのだと感じました。
同じ楽譜でもプレイヤーによって全然違う演奏になるのはとても興味深く、プレイヤーの雰囲気や感性が色濃く出るのではないかと思いました。
その曲をどのように解釈しどのように演奏するかを考えるのはすごく難しそうだし時間もかかりそうだが、音楽で様々なことを表現するうえではとても楽しそうだなぁと思いました。
また、正確に読み取るのが困難な楽譜からできるだけ作曲者のイメージに近い演奏をするためには、本当に沢山の経験と想像力が必要になるということがよく理解できました。
今回の講義を受けるまでは、ドラマーにはとにかくリズム感や高い技術が必要なのだと思っていましたが、楽譜を上手く読み込む力や音楽全体を想像する力、工夫して表現する力なども重要だということを知ることができました。
これらを学んだことで、これまで自分は音価の基本すら曖昧なまま音楽に触れていたことに気づかされた。
特に付点音符については、仕組みをより明確に理解できたと感じている。
自分はボーカルを中心に、ギターも少し弾くので、今後はバンドスコアを読む際に今回学んだ知識を活かしていきたい。
また、ドラムセットという楽器の奥深さにも気づき、ただ叩けるだけではなく、譜面を読み取れることがより良い音楽表現につながるという点も大きな発見だった。
ドラムの記譜の話をさいてドラムの記譜が曖昧な理由が納得した。
自分自身ピアノやギターの譜面やコードに触れていた時が一時的にあったのでドラムの記譜を見て自分は絶対対応も演奏するのは難しいなと思いました。
※付点十六分音符と上第1線をかいたのは自分が好きじゃなかった物たちです・・・
これらの内容を学び、楽譜について知っているつもりで実は理解していない点が多かったことに気づいた。
特に付点や音価についてのルールを改めて知ることで、より正確なイメージを持つことができた。
また、バンドスコアを読む際には、記譜の曖昧な部分を読み取る技術が求められることも理解できた。
ドラムセットは発展途上の楽器であり記譜法も確立されていないが、こうした複雑さがあるからこそ、音楽理論と照らし合わせながら読み解く力が重要だと分かった。
今回の講義を通して、作曲者の意図を汲み取り、より良い演奏につなげることの大切さを改めて実感した。
今回の授業を受け、ドラムの記譜を理解することは演奏者自身だけでなく、作曲や編曲の視点にもつながると感じた。
今後楽曲を聴くときには、単にリズムの心地よさを楽しむだけでなく、譜面としての構造にも注目して聴いてみたいと思う。
より深い理解を得られた授業だった。
ドラム譜と通常の五線譜の両方を学んだことで、ドラムという楽器の曖昧さと自由さを改めて感じた。
特にドラム譜は構造が一定でなく、楽譜だけでは意図が完全に伝わらないため、音源を聴き自分で解釈する力が必要だと分かった。
また、MIDI譜やバンドスコアが必ずしも正確ではないことを知り、楽譜を鵜呑みにせず主体的に読み取る姿勢の大切さを実感した。
私は今回の授業で自分が全くと言っていいほど楽譜が読めていなかったことを理解した。
特にそれを感じたのは、連桁についての解説である。
演奏者が拍を把握できるのでリズムを捉え易いと解説されたが、連桁された音符とされてない音符を比べるとされている方がとても読みやすいと感じた。
楽譜は読んだことがないわけではないが、作り手、書き手の書き方や工夫を学ぶことでより、読みやすくなったことを実感した。
感想:私もクラシックサックスをやっていて、ジャズでたまに演奏するのですが、ジャズサックスを演奏する時に経験からくる想像力が必要になるのと少し似ているなと思いました。
音価や音のアーティキュレーション、休符などを楽譜通りにやるのが音楽的に正しいとは言えない。
読み方のセオリーを学ぶ必要がある。
ドラムセットの楽譜は、書き方が確定されていないこと、楽譜の誤りが多いことが、本日の授業で一番衝撃的でした。
中学、高校と吹奏楽部でドラムを身近に聞いていたが、そのような素振りもせずプレイしていたため、その事に驚きました。
また、楽譜にとらわれすぎない方が良いという言葉は、非常に共感しました。
高校の吹奏楽部は、非常に人数が少ないと同時に、楽器の人数に偏りがありました。
そのため、メロディーが少なければ、楽譜に書かれた音量記号以上の音、楽譜に書かれていない抑揚をつけるなどをしていたため、共感しました。
大学に入ってから楽譜を見る機会がなかったので、なんだか楽しかったです。
今回の講義を通して、ドラムセットの楽譜は曖昧にならざるを得ないが、それもプレイヤーが楽曲への解釈を混ぜ込むことができて、ドラムセットの魅力の一面なのではないかと考えた。
さらに「ドラムセットにおいては楽譜を信じすぎるな」という言葉から、楽譜を読み取る難しさについて考えると同時に、この魅力を思わされた。
また、「共通のあるべき価値観や常識を楽譜に投影して演奏することが大切」という言葉について、実際にプレーする機会があった時にこの学びを忘れないようにしたい。
感想
ドラム譜って曖昧な部分が多いのは知っていたけど、歴史が浅いことや、色んな打楽器の寄せ集めだから決まり切った形がない、という説明を聞いてすごく納得した。
人によってセットもこだわりも違うから、作曲者と演奏者で同じイメージを共有できるとは限らない、というのも面白い視点だと思った。
それなのに、ドラムも主旋律と似た譜面があると聞いた時、他の楽器と同じレベルで表現が求められるのかとしれないということは本当にびっくりした!
ただ楽譜通りに叩けばいいわけじゃなくて、想像力で音を探していく必要がある。
むしろ楽譜を信じすぎると失敗することもある、というのがとても新鮮だった。
今回の講義をまとめると、ドラムセットが歴史的に新しく複合的な楽器であること、そのために記譜法が完全に統一されていないこと、そして現場では記譜を読み取りながら音楽全体を理解する姿勢が求められることを学んだ。
講義を聴いて、自分は“曖昧だからこそ演奏者の判断が問われる”という点がドラムの面白さの一つだと感じた。
[感想]
楽譜の読み方や書き方は全て決まっているものだと思っていたため、今回の講義内容は新鮮に感じました。
自分のドラムセットや作曲者の求めるイメージから音を組み立てていくのは練習が必要なことですが、このように表現が幅広いところがドラム演奏の魅力でもあるのではないかと思いました。
ドラムセットの記譜について学ぶ中で、まずタムは一般的に2つが標準とされ、バスドラムは1〜2つの場合があると知った。
また、バスドラムの記譜は他の楽器よりも分かりやすいことが多いという点も印象的だった。
ドラムは他の楽器と異なり、音の高さが絶対的に決まっているわけではない。
例えば、ハイタムやロータムの音程はメーカーやサイズによって変化するため、記譜された音符の位置が、そのまま具体的な音の高さを示すとは限らない。
この特徴は、C4なら特定の音が出る鍵盤楽器とは対照的で、ドラム特有の難しさとも言える。だからこそ、楽譜を完全に信じ込むのではなく、演奏者自身が実際の音を確かめながら理解していく姿勢が重要だと感じた。
授業を通して、記譜と実際の音の関係を自分の耳で確認することの大切さを改めて学んだ。

☆ところで今月のライブです↓
2025年12月12日(金) 千葉みなとJAZZ&BAR clipper
https://clipper.live/
千葉県千葉市中央区中央港1-24-14シースケープ千葉みなと1F
京葉線千葉みなと駅 海側の出口より徒歩1分
☆tel:043-239-9240
Open 18:00、Start 19:00
charge 2,500yen
藤田浩司ピアノトリオ
藤田浩司(Piano) https://www.kojifujita.com/
黒田理貴弥(Bass)
田嶋悠人(Drums)

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*藤田浩司ライブスケジュール*
2025年12月10日(水) 藤田浩司 Tres Sonrisas
茂原市立二宮小学校 https://www.fureai-cloud.jp/mobara-ninomiya-e
音楽鑑賞教室 13:30-14:30
藤田浩司 Tres Sonrisas
藤田浩司(Piano & Synth.) https://www.kojifujita.com/
安部泰朗(Conga & Perc.) http://heihatiroude.gozaru.jp/
吉羽一星(Drums & Timbales) https://www.instagram.com/issei_goza_timbal_yoshiba

2025年12月12日(金) 千葉みなとJAZZ&BAR clipper
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千葉県千葉市中央区中央港1-24-14シースケープ千葉みなと1F
京葉線千葉みなと駅 海側の出口より徒歩1分
☆tel:043-239-9240
Open 18:00、Start 19:00
charge 2,500yen
藤田浩司ピアノトリオ
藤田浩司(Piano) https://www.kojifujita.com/
黒田理貴弥(Bass)
田嶋悠人(Drums)

2026年2月13日(金) CLOUD9(クラウド9)
CLOUD9(クラウド9) https://www.jazzbarcloudnine.com/
成田市上町556-1 五番館ビル2階
TEL:0476-22-2532
18:00 OPEN-27:00 CLOSE
1st20:00, 2nd21:15
charge:2,000yen(小中高生半額、未就学児童無料)
藤田浩司ピアノトリオ
藤田浩司(Pf) https://www.kojifujita.com
玉木秀和(Bs)
高崎洋平(Ds) https://yohei-takasaki-drums.jimdo.com

2026年2月○日(金) 藤田浩司 ラテンジャズスマイル
Food & Bar CANA
千葉県長生郡一宮町東浪見7520-1
https://www.instagram.com/foodbar_cana/
TEL:0475-40-0818
Open 18:00~Close 23:00
1st19:00, 2nd20:30
charge 2,500yen(高校生以下1,000yen)+1drinkオーダー
藤田浩司(Piano) https://www.kojifujita.com/
藤巻良康(Bass) https://yoshiyasu-fujimaki.amebaownd.com/
安部泰朗(Conga) http://heihatiroude.gozaru.jp/
小高 洋 (Drums) http://regnochsjung.blog.fc2.com/
吉羽一星(Timbales) https://www.instagram.com/issei_goza_timbal_yoshiba

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