-続- ドラムの醍醐味はポリリズムにあり 9 febrero 2006
昨日は簡単な8ビートでのお話。
最近何人かの生徒に、下に記した譜例(ラテンキューバンドラム教本下巻/藤田浩司著38頁)のようなリズムをラテンキューバンのリズムと同時に叩いてもらってますが、これが案外全く出来ないものです。
例えばティンバレスを使って
①右手:クラーベ、左手:譜例のリズム
②右手:譜例のリズム、左手:クラーベ
③右手:カスカラ、左手:譜例のリズム
④右手:譜例のリズム、左手:カスカラ
⑤右手:ボンゴベル、左手:譜例のリズム
⑥右手:譜例のリズム、左手:ボンゴベル
⑦右手:コントラカンパーナ、左手:譜例のリズム
⑧右手:譜例のリズム、左手:コントラカンパーナ
⑨右手:カタ、左手:譜例のリズム
⑩右手:譜例のリズム、左手:カタ
なんてのを各4回ずつ繰り返してみたりするわけですが。
逆手になる事により叩きづらくなる場合、適宜処理します。
例えば譜例のリズムの高低を、普通ならマッチョ(高)、エンブラ(低)で表現すべきところを、マッチョの方のみを使って打面の中心(低)、リムショット(高)と表現したりします。
またこれは大変実践的な表現法であるとも思います。
まだ、キックも入れない2つの声部のみで構成されたリズムを演奏するわけです。
ラテンキューバンリズムでアドリブするための、初歩の初歩。
ラテンキューバンドラミング教本下巻/藤田浩司著より~38頁
ラテンキューバンドラミング教本の詳しい紹介記事はこちら→http://doraoku.blog27.fc2.com/blog-category-8.html