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リオ・グランデ・ド・ノルテ州、州都ナタル 3 mayo 2006

夜が明けると、景色はサルバドールからフォルタレーザへの道よりさらに一層乾燥した土地の様相をなしていた。
より短い下草の間にぽっこりと生える低木の広葉樹や椰子の木。
乾いた景色
乾いた景色.jpg
6:50リオ・グランデ・ド・ノルテ州、州都ナタルへ到着、朝早くからホドビアリアのツーリストインフォメーションが開いていたので、早速ライブや宿の情報を集めに行く。
しかし、ここでは残念ながらライブ情報は皆無。
宿は1泊60ヘアイスで良いところがあるというので、自分の予算より少し高めだが予約をお願いする。
ナタル、ホドビアリアの切符売り場
ナタル、ホドビアリアの切符売り場.jpg
しばらくして宿の主人が来るまで迎えに来た。
サンパウロ出身の白人、タトー氏。
早着という事で、この宿では半額の30ヘアイスの超過料金を請求される。
また、迎えの車は20ヘアイスだという。
氏は中々計算高い。
だが、その部屋は値段なりに、今まででもダントツにクオリティの高いものであった。
広い室内にエアコン、ミニバー、電話、それにNHKの入るTV付。
室内も非常にきれいに保たれており、またタオル等の備品もくたびれてなんかいない。
日本のビジネス並みのクオリティ&広い部屋というところか。
日本のビジネスにも希にヒドいところはありますが、この場合はごく普通のビジネス、という事で・・・。
今回の宿、トカ・ド・タトーの室内
トカ・ド・タトーの室内.jpg
宿に着いて早々、まずカフェダマニャン(朝食)を頂く。
この宿では宿泊者がみんな仲良く知らない者同士が会話を楽しみながら朝食をとる。
同宿はイタリア人、ファブリッツォ。
イタリア人と話をするのは初めてだが、陽気なイタリア人の名に漏れず、彼の表情は欧米人の中でも一際大げさで楽しげだ。
ローマ在住との事。
朝食を済ませた後、ポンタネグラ海岸にあるツーリストインフォメーションへもライブ情報はないか、聞きに行ってみた。
2つ、3つ出てきた。
今夜はそのうちの一つ、プライア・ショッピングというショッピングセンターで行われるというライブを観に行ってみる事にする。
ポンタネグラ海岸の高台にある今回の宿、「トカ・ド・タトー」はクレジットカードが使えないとの事だったのでツーリストインフォメーションに来たついでに海岸沿いにあるATMでキャッシュを引き出す。
宿の支払いを済ませた後、ここのビーチはどんなものだろうかと泳ぎに行ってみる。
宿から真っ直ぐに海岸へと向かって降りるとちょうどポンタネグラ海岸の真ん中辺りに出るようである。
ポンタネグラ海岸
ポンタネグラ海岸.jpg
風邪をひいた後はいつもいばらく気管支に炎症が残り咳の発作が怖いので、海岸と平行して右手に見える砂漠を目指して泳ぐ事にする。
沖へと泳ぐのは不安だけど、海岸線と平行に泳いで、そんな岸と離れなければ、万が一何かあっても根性で何とかなるだろう。
とはいえ、海の色がエメラルドグリーンに変わる、150メートルほど沖合まではどうしても出ておきたい。
ここの海も視界は良くない。
殆ど利かないと言ってよいかもしれない。
砂漠に泳ぎ着いた後、Uターンして反対側へと再び岸に平行して泳ぐ。
ビーチの中ほどを過ぎると急に波が荒くなり、沖合でも時折波頭にやられてしまうほどだった。
とても泳げそうではない。
90度左に転回し、あわてて岸へと向かって泳ぐ。
岸に着いてみれば、ビーチの真ん中からこちら海に向かって右手の方はサーフポイントとなっていた。
どおりで。
夕方、例のプライア・ショッピングセンターへと出かけてみる。
ツーリストインフォメーションで聞いた話では18時頃から始まるとの事だったので、その時間に合わせて行ってみたが、いっこうに始ま
る気配はない。
ショッピングセンターのインフォメーションで尋ねると、20時のスタートだという。
仕方なく店内のベンチに腰掛けてW-ZERO3を使いこうして日記をつけたり情報をまとめたりする。
そうこうしているうち、やがて生演奏の音が聞こえだした。
その音は・・・ポータサウンドの弾き語りでした。
今晩は早々と退散。
夜はついNHKを見てしまう。
今年のゴールデンウィークは天候に恵まれているとの事。
もし日本にいたのなら、今頃どこに行っていただろうかと考える。
阪神電鉄のの大株主、村上世彰氏が若き日の欽ちゃん、こと萩本欽一に見えるのは私だけか。

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