叩くに限る 27 sept. 2006
調節が効かなくなったエアコンを仕方なく切って寝たら、夜中に暑苦しくて目が覚めた。
・・・一度切ったら、これが二度とスイッチが入らない。
リセットしたり電源を抜き差ししてみたり、またリモコンを色々な位置にかざしてみたりしたが全てダメ、反応ナシ。
思い余って本体を「ドン!」と叩いたら、突然エアコンが動き始めた。
調子に乗ってもう何回か叩いたら、今度はさらにリモコンも再び効くようになった。
忘れていたけれど、振動を与えると機器の調子が良くなるのって、こういった場所の基本でした。
叩くと直る・・・冗談のような話ですが、実際これで随分と助かった覚えが。
叩くと直ると言えば車にも同じ事が言え、私の乗ってきた歴代の車は、例えば運転席側前タイヤの少し後ろを木鎚で叩くとうまい具合にエンジンがかかるものがあったり、車全体を揺らすとエンジンがかかったりするものが多かった。
今乗っている車、これもまた、揺らすとエンジンがかかる(笑)。
とにかく調子の悪い機械は一度叩いてみる事をお勧めします。
朝からピアニカを吹く。
ふと思うに今回のように和音楽器ナシで作曲すると、ストレートなメロディーばかりが思い浮かぶようだ。
今回はそんな曲ばかり。
ピアニカは和音楽器だって?
いやいやあの楽器、和音を吹くには適さないと思いますよ。
和音を吹くと息抜けが多すぎて。
ベースでさえ、つけてみれば低音の方がメロディーを越えて音も響いてしまい、また極端にその部分だけ息量を要求され、不愉快。
またマウスピース使用時にはどうせ殆ど片手での演奏だ。
ピアニカはやはりメロディーを奏でるに限る。
朝、2曲作った。
メランコリックな「La Liuvia(雨)」と、サンバ調で思い付いた「Adios,Saudage(悲しみよ、さようなら)」。
こうして頭の中で鳴った曲をそのままの音程で楽譜に記してみると、調性はEb 、C、Am、Cmばかりだ。
これらは単に弾き易いというばかりではなく、どうも自分にとっては特別な響きを持つものらしい。
陰のない明るさのCや透明なAm、柔らかなEb、それからなぜか格好良いCm。
インターネットをしようかと思い、部屋を出たがあいにくと今日は店が閉まっている。
残念。
営業中のはずなのだが、そんな決め事は全くアテにならない。
クラゲが減ったように見えたので、泳ぎに行く。
が、いざ行ってみると中華系宿の前にはうようよ。
仕方なく桟橋方面の浜へ行ってみる。
こちらは砂地で安全だが、同時に魚も少ない。
クラゲはちらほら程度。
桟橋をくぐって宿側に来るとクラゲが増えたので、引き返す。
魚は少な目だが、砂地の方でしばらく泳ぐ。
たまに美味しそうな回遊魚が目の前を通り過ぎる。
焼き物にしたら美味しそうだ。
一匹は食べきれないな。
砂地海岸中央付近でクラゲの集団に出くわす。
おっかねえ。
海の地雷源だ。
海面近くから海中深くまでうようよと前方は見渡す限りのクラゲ。
密度はびっしりと言うほどではないが、もし、この集団が想像する以上に長大なラインだとすると、行くもクラゲ、返すもクラゲという状態に陥り、抜けるに抜けられなくなるのが嫌だったので、ここは突っ切らずに引き返す事とする。
海で泳ぐ時にクロールはあまり芳しくない。
スピードは出るが、クラゲにやられる時は大抵得意になってクロールで泳いでいる時だ。
クロールは前がよく見えないから危険。
日本で泳いでいてもよくクラゲにやられるが、やはりクロールで泳いでいる時が危ない。
海では平泳ぎに限る。
海中もゆっくりと見る事が出来るしね。
午後、サランコンプレックスへご飯を食べに行くが、本日もレストラン休業中。
シーズンオフぎりぎりだから、この時期のサランは活気ないのかも。
仕方ないのでお店でマレー風アンパンや、カレーのルウみたいなヤツをカリカリの皮に包んで揚げたおやつのようなものを買って食べる。
これはCarryPuffと言うらしい。
それぞれアンパン1RM、揚げスナックは3つで1RM。
結構美味しい。
具は鰯のものとジャガイモのものがあった。
アンパン、アジアでは小豆を甘くして食べるのに、中南米では絶対にしない。
キューバ人は甘い餡とか、えらく嫌がる。
そのかわりアイツラは、お米を甘いデザートにして食べる。
再び泳ぐ。
昨日と同じように端から端まで泳ごうと思う。
お昼頃にやや風か強かったせいか、午前中より視界が悪い。
クラゲは今の方が少ない。
サランインダー高級宿前でクラゲの群れに当たる。
残念だが、今日はここまで。
明日にはクラゲがいなくなりそうな予感。
クラゲの着岸は年によってたまにあるが、いつも大抵2日くらいで個体が消える。
ピアニカは結構自分のオリジナルの練習も余念なくやっているが、「Infanta657」のアドリブは難しい。
自分で曲を書いておいてナンですが、展開の速さがまだ今の自分にはキツく感じる。
さあビールを飲みながら練習だ!
タイガーを飲みながらピアニカを吹いていたら嵐がやってきた。
突風、沖の白波、雷鳴。そして雨が降ってくる。
風が止み、しかし沖に見えていたプラウ・トゥライ(珊瑚島)や白波は視界から消える。
この島のこの季節には、何日かに一度はこうして嵐がやって来る。
シーズンは10月半ばまで。
その後、この島は雨期に入る。
雨はひとしきり降ると、すぐに再びプラウ・トゥライの島影が見え出す。
ところでティオマン島では19時頃に日が暮れる。
朝、明るくなるのは6時頃。
ほぼ赤道直下だし、今は秋分の頃だから、昼夜がちょうど半分ずつだ。
それに暁と夕闇の時間を足すと、明るい時間は13時間くらいである。
また、真昼の太陽はほぼ真上に来る。
若干事務作業などもこなしてみた。
W-ZERO3にはエクセルやワードが持ち込めるから、これはなかなか便利だ。
集落に繰り出すと・・・なんと、今夜はついにあのお爺ちゃんのビール屋が開いている!!!
くつろぐお爺ちゃん
いやー、待ち遠しかった。
相変わらず店の前で横になってベンチで寝ているのが嬉しい。
ブラジルのビール、スコールを9本買った。
タイガーとスコール
30RM。
ここでこのビールを買うなら1本100円ちょっとだ。
その後、これもオープンしていたのでインターネットをしてみる。
他にアクセスしている人がいるせいか、前回に輪をかけて超遅い。
冗談抜きで5分待っても一画面切り替え、あるいはタイムアウトだ。
ソネット等、普通のウェブメールは全くダメ、ヤフーやインター7も送信された事にはなるが、お返事が来ないから届いていないのかも。
そんな中、なぜかミクシイだけは健闘している。
まぁまぁ速い。ってか、とりあえずこれだけは見ることが出来る。
場合によっては1分以内に画面が切り替わってくれている気がする。
へぇ、ルーディーがミクシイ始めたんだ???