マドリッドの辻音楽師 26 sept. 2010
マドリッドの朝は非常に遅い。
11時を過ぎても、まだ朝の雰囲気だ。
昨晩は6時過ぎになっても酔っぱらいたちが雄叫びを上げていたし、ちょっと時間の感覚が違う感じ。
とあるお勧めによりトレドへ行く事を思い立つ。
新幹線が通っているようなのでアトーチャ駅へ行ってみた。
が、トレド行きはしばらくないし、窓口は長蛇の列だしで、仕方なく今度は南バスターミナルへ行ってみる。
歩いて行ったら思いの外遠かったけれど、こちらもトレド行きはしばらくなし。
アランフェス行きがあったけれど、距離がどれくらいなのかわからないので今回は止めておく事にする。
大体出発予定が遅すぎた。
反省。
いったんアムステル生を補給。
地下鉄には流しのアコーディオン弾きがちょろちょろとしている。
気持ちを切り替え、ぶらぶらとレティロ公園へ。
マドリッドはどこで写真を撮っても絵になる感じ。
空気が乾いているから空がとても青い。
日本だったら高原か高峰の山頂に行かなければお目にかかれないような青がすぐ目の前にある。
どれくらい空気が乾いているかというと、何気なく宿の机の上に紙を置いておくとやばいくらいパリパリになってしまう感じ。
家族連れやら恋人やらスポーツする人、あるいは自分のような観光客まで色々な人がいる。
ここで見る人たちみんな幸せそうなんですけど。
街を歩き回ったところ、物乞いもいないわけではないけれど少ないし、この物価で生きていけるって事はマドリッド市民、相当な購買力を持っているのではないだろうか。
スペインの経済は今、良くないと言われているけれど、経済が悪かったとしても結構それなりにやっていけるものなのだろうか。
翻って日本。
日本の経済も80年代までの成長力を失って久しい。
このまま落ちていったとしても、意外に幸せなままなのだろうか。
日本は何か既存の価値観にとらわれない生き方をしなければ落ちる一方だろう。
話は変わるが…今回の中国人船長の事件をみても、近隣の中国とごく普通に仲良くやっていけるわけがない事は明白だ。
結局は力と力でせめぎ合いながら、その緊張感の中でしか近隣諸国との友好関係が成り立たないのは明らかだ。
持てる国と持たざる国…まともにやり合ったら大東亜戦の様に敗北するのは明らかだろう。
この際思い切って、まともにやり合わなくても強力なプレゼンスをみせてくれる北朝鮮あたりを見習ってみてはどうだろうか。
日本にもまずは核の保持をお勧めする。
結局のところ、なにかで相手よりも優位に立つものがなければやられる一方なのが現実の歴史であり、政治である。
とにかく!
今のままの政治姿勢で行くならば日本が落ちる一方なのは目に見えている。
日本が光り輝いていた時代には栄光の日本海軍、日本陸軍があった事を忘れてはならないだろう。
あるいは世界に先駆けて何か絶対的に必要となるであろうハイテク、新エネルギー資源でも開発してもらいたいものだ。
今の背任政府は研究開発予算も削ってるからなぁ…。
今の政府はナントカ奉行…だっけ?そんな事は止めて研究開発費や軍事費をバンバン増やすべし!
お金は…結構どうにでもなっちゃうんじゃないかなぁー。
まぁ国債を買い込んでいる人には悪いけれど、経済が悪いなら一定の範囲でバンバンと通貨を刷ってしまうような政策も、ある。
そこいらへんはもう少し流動的であっても良いのではないだろうか。
インフレになったらなったで、市民はすぐさま対応するだろう。
とにかく!
力がほしいところ。
力とは、悪いものじゃない。
正しいと思うところを為すためには、やはり力が必要なのである。
夢はないが、それが現実というものだろう。
別の方向を模索するならば…
ま、別に中国人として生きて行くのも一般市民的には悪くはないのかもしれない。
日本人の自分として、それは非常に嫌なものではあるが、結局のところ力を持つものに徒手空拳で抗えはしまい。
硬派な政府を作り出さぬ限りは誇りを打ち捨てて生きるしかなかろう。
有無を言わさぬ強力で善意に溢れた独裁者でも生み出さなければ、日本の社会はそうそう変わることはないだろう。
脱線してしまったが、レティロ公園からアルカラ門、独立広場へ。
さらにグラン・ビア通りをはじめっから上る。
間もなく勝手知ったるグラン・ビア駅周辺、その後スペイン広場へ。
ここのドン・キホーテ像はどうしても見たかった。
なんとなく親しみが湧くんだよな、ドン・キホーテ。
こうしてマドリッドの市街地を徒歩でほぼ縦断してその後王宮方面へと下る。
土曜日である今日の方が人が多い。
王宮の向こうには広大な森が広がっている。
マドリッドの辻音楽師たち。
さすがはヨーロッパ、野蛮な打楽器類をついに見かける事はなかった。
公園で見かけた木琴弾きはこれまた自分なんかとは違うグリップで興味深い。
圧倒的に多いのはヴァイオリン弾きである。
こんなところにヨーロッパを感じてしまう。
次いでアコーデオン弾き。
グラスハープもいい感じ。
それにクラリネット!
ラッパ。
演奏される曲も洒落ているものが多い。
ポップスのようなヨーロピアンクラシックとか。
ちなみに木琴弾きはラグでした。
アルカラ門ではウェディングの撮影が。
さらにグラン・ビア通りをはじめっから上る。
間もなく勝手知ったるグラン・ビア駅周辺、その後スペイン広場へ。
ここのドン・キホーテ像はどうしても見たかった。
なんとなく親しみが湧くんだよな、ドン・キホーテ。
こうしてマドリッドの市街地を徒歩でほぼ縦断してその後王宮方面へと下る。
土曜日である今日の方が人が多い。
王宮の向こうには広大な森が広がっている。
そしてそして…再びあのセルベッサリアへ!
あちこち見てまわったところ、このお店が美味しくて値段も安いのは明白なのである。
いやー最初に入ったところがマドリッド一良いバルだったなんて!
2回目だからウェイトレスの覚えも良く、挨拶して入店。
ヴァイツェンの大を注文する。
美味い!
当たり前だが美味い!
しかもなぜか今回はグラスをプレゼントされた(ハァト)
このセルベッサリアはとにかくビール好きには大お勧めのポイントだ。
王宮となりのアルムデナ寺院からマヨール通りをワンブロック上ったところにある。
美味い、安い!有り得ない!
他のバルはこれほど極上のビールでなくてももっと高かったりする。
どうかつぶれませんように!
次いでトラッペを注文。
今度はピーナッツがサービスで付いてきた。
前の席にボゴタの人が座った。
またまた話は変わって…
マドリッドには様々な人種の人々が存在する。
例えばなぜかボデガのような小売りの売店は殆ど東アジア系の人がきりもりしている。
白人以外にカリビアーンな黒人やメキシカンな顔立ちの人、それにアンデス系の人とか、いやー実に多民族な街である。
イスラミックな人もたまにいるし。
日本は肌の色が違う人たちの国を領土に持ったことがないからこうはならないんだろうけれど。
しかしロンドンといい、マラケシュといい、このマドリッドといい、世界の大都市は殆ど多民族なのかもしれない。
日本だって東京の一部にはそんな感じがあるにはある。
さらにヴァイヘンシュテファンの生大を注文。
もう今日はどうでもいいっす。
街は20:30頃、ようやくにして宵の口。
土曜日のせいか、大道芸人多し。
いとおかし。
マヨール広場付近でまたまた新婚さん!
スーパーで買ったら水は10円20円の世界だった。
*藤田浩司ライブ予定*
2010年10月9日(土)ギャラリー ウエストヒルズ『いのちを愛するものたちのコラボレーション ?新月を愛して?約束の青』
10月9日(土)イベント貸切日 ギターとピアノの生演奏と朗読、展示、他 12:30開場 13:00開演 16:00開場 16:30開演
それぞれ定員20名です。チケットお一人2,500円
尚、通してご覧の方は、特別共通チケット4,000円となりす。(少数の為、要予約)
参加アーティスト; ギター;平野壮、 ピアノ;藤田浩司、 パワーストーンアクセサリー;Kaju☆かじゅ、絵画;Yoshi、 花・色彩;風戸彩耶加
場所;生命の森リゾート(ふる里村)内『ギャラリー・ウエストヒルズ』
長生郡長柄町上野471ー12
外房線誉田駅より専用マイクロバスあり。土気駅より車15分
2010年10月22日(金)
ナチュラルハーモニー2000
大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
藤田浩司(Pf) https://kojifujita.com
藤巻良康(Bs) http://blogs.yahoo.co.jp/letsgroove0410
小林勝彦(Ds)
炎のファンキーラテンキューバンナイト第2弾!
2010年11月14日(日)茂原混声合唱団「四季」第18回定期演奏会
東部台文化会館
茂原市東部台1-7-15
13:30開場 14:00開演
チケット1000円、高校生以下500円
全席自由
指揮:中川知夫
ピアノ:菊元睦
ベース:藤巻良康
ドラム:藤田浩司
2010年11月24日(水)茂原市立豊田小学校
藤田浩司打楽器Duo
(藤田浩司Perc.&Piano、高崎洋平Perc.)
千葉県茂原市立豊田小学校
2010年12月17日(金)
千葉県茂原市東部台文化会館大ホール
千葉県茂原市東部台1丁目7番15
Tel:0475-23-8711
「UMIBOUZ」
藤田浩司(Pf&Dr) http://www.kojifujita.com/
五十嵐洋平(Marimba&Perc)
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