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Octubre 2006 アーカイブ

Octubre 1, 2006

キースジャレットを聴く 1 oct. 2006

朝からキースジャレットを聴く。
ディジョネットは自身で率いるメチャ売れのグループを持ちながら、あれだけのサポートをしていたとはすごいものだ。
今はどうしているのだろう。
実は現在のジャズシーンにまったく疎い。
キューバに初めて行った1996年を境にその後の数年間、まったくキューバもの、特にサルサしか聴かない時期があった。
そうしてスタイリッシュなラテンキューバン音楽にどっぷりと浸かった後、久々にジャズを聴いたらその時の耳にはジャズがまったくデタラメな音楽に聞こえた経験は鮮烈だった。
そりゃそうだ、ラテンキューバン音楽は「ラテン」という言葉が持つ、大らかさやアバウトさとは裏腹に、決まり事の多い大変スタイリッシュな音楽なのである。
それに対してジャズはインプロビゼーションが命だから、スタイリッシュな音楽とは遠いだろう。
意見は分かれるところだろうが、ジャズの良さはスタイリッシュなところなどにはないと私は思う。
ジャズは全員が思うがまま自由に、しかしその場で感じ合いながらブロウした結果が全てだろう。
私はアレンジされたまとまりの良さをジャズには求めないな。
西洋クラシック音楽が持つような濃密な構成感をジャズに求めたらジャズはジャズでなくなってしまう気がする。
もちろん重厚にアレンジされたものは美しい形を示すけれど、それはジャズの魂- インプロビゼーション-とは別のものではないか。
ラテンジャズという音楽の中では、そこいらへんの兼ね合いがうまくなされているように感じる。
ラテンジャズの持ち味の約半分はクラシカルな響きだ。
もう約半分は世界中で最も洗練された形で残った、黒人が持つリズム感覚である。

つい最近、またジャズをよく聴くようになったけれど、今はデタラメには聞こえてこない。
自分の中で何かバランスが取れてきたのだろうか。
とはいえ、なぜか新譜はラテンものしか買わない。
意識してそうしているわけではありませんが、なぜかそうなってしまう。
帰国したらジャズの新譜もまたあさってみようか。

ベランダから海を眺めると、昨晩は半月だったというのにすごい満ち潮だ。
ベランダの下まで海になっている。
もしかしたら赤道付近では大潮、中潮、若潮、小潮なんて違いはないのか、あるいは影響が少ないのでしょうか。
もちろん外海に面した島だから、湾奥、例えば有明海のような潮汐差は生じないはずとしても。
そこいらへんの物理には弱い。
とにかく大潮であるはずの満月の日に見ようが、その逆にこうして半月の日に見ようが、私の目にはいつも同じくらいの満ち引き加減に見える。
いつも満潮時には部屋の下まで海になり、干潮時には沖の、あの海の色が変わる少し手前のあの線まで磯が現れる。

そういやマレーシアで手に入れたAnakkuってブランドの、おしぼりウエッティーはクオリティが高い。
日本最高品質、ダイエーはセービングブランドのそれに肉薄するクオリティだ。
大学生の頃からか、おしぼりウエッティーが身近にないとダメになり、これは私にとって必需品。
しかもあれば良いというわけでもなく、こればかりは安物を使う気にはならない。
日本では長年に渡っていろいろと試した結果、ダイエーのが最も品質が良いのだが、近頃、社の退潮著しいのが寂しいところ。
まさかあのダイエーが撤退に次ぐ撤退を重ねるとは、十年前には思いもしなかった。

今朝も昨日に引き続いて一日の始まりは曇り。
今まで見えなかった遙か沖の小島が、なぜか今日はよく見える。
涼しいので、ベランダでピアニカの練習。
苦手なブルースとか、吹き続けてみる。
もちろんビール片手に。
ブルース、物心付いたときからしっくりこない音楽だ。
なぜだか理由はないのだが、生理的なものだと思う。
理屈抜きに私の感覚は西洋のハーモニーに、より広い窓を開けている。
バロックから近代までの、西洋古典音楽が持つハーモニーの財産が好きだ。
だから調性抜きに吹き続ける事も可能なブルーノートスケールってやつが、どうもしっくりこないのだと思う。
ブルースを吹いていても、必ずコードに沿った展開を求めてしまう。
黒人のもつリズム感覚は素晴らしいが、和声においては西洋に魅力を感じる。
これは日本も含めて世界中のポピュラー音楽がたいてい黒人のリズムの上に西洋の和声を鳴らしている事からも証明されるだろう。
それもあって私はジャズではなくラテンに走ってしまったのかもしれない。
ラテンキューバン音楽では西アフリカの持つ強烈なリズム感覚と西洋のハーモニーが見事に調和している。
よく聴けばさらにイスラム世界の影響も濃厚ではあるが。
唯一、東アジアの影響はあまりないかもしれない。
東部のカーニバルで演奏される音楽にチャルメラが出てくるくらいか。
これは地理的にも非常に遠いから無理もない事だろう。
キューバからヨーロッパやアフリカの大陸は、思いのほか近い。

朝、スペシャルチキンバーガーというのを露天で食べてみた。
4.5RM。150円弱だがすごいボリュームだ。

スペシャルチキンバーガー
島のスペシャルチキンバーガー.jpg

チキンに卵が丸1個、チーズがたっぷり。
エッグバーガーやチーズバーガーは2RM、ただのチキンバーガーは3RMだ。
インダーで頼むともう少し高い。

桟橋をぶらつく。
波穏やか。
透明な海水。
今日はクラゲがいない。
が、桟橋周辺には船から漏れた油が浮いている。
今日は日曜のせいか、普段より停泊している船舶の数が多い。
ティオマン島行きすべての船舶の終着港はサランになりがちだから、これはサランの良くないところ。
パヌーバなら海面に油が浮くなんて絶対にない。
とはいえ、こんな風にはっきりと海面に油が浮くのを見たのは今回が初めてだ。
どの船だか、たまたまエンジンが不調なのだろう。
そういえばエンジンのカバーを開けて点検している船がある。
今日は桟橋周辺で泳ぐのはやめよう。

と、いうわけで桟橋のずっと向こう、一昨日、目を付けておいたサランサヤンリゾート前の珊瑚を目指して泳ぐ事にする。
・・・ここの珊瑚は、すごい!
灯台もと暗し、というか、今までこちらは浅瀬しか泳いでいなかったのだが、沖に向かってどこまでも珊瑚の群生が続く。
魚が、手の届く場所で群れ泳ぐ。
白い砂地の合間に珊瑚が生えて、とても綺麗だ。
しかも海底に起伏があり、非常に動的な景観である。
桟橋の突端を右に見ながら泳ぎ進むと、遙か沖にまで珊瑚礁が続く。
深さは10mくらいのものだろうか。
沖にと言っても、左手には断崖の突端がある。
ここはまだかろうじて湾の中だ。
珊瑚礁はまだ沖へと続いていたが、クラゲの群れに囲まれそうになったので、残念だが果てまで確かめに行くのはあきらめる。
砂地に珊瑚礁が広がっているから、見た目は美しいものの、砂をまいて浅瀬での水は若干透明度を落とす。

午後はひたすらピアニカを吹き続ける。
ダブルタンギングとスケールのタイミングがなかなか一致しない。
どちらか一つならOK。だけど、それぢゃ意味がなぃ。
ブラジルのティコティコとかローロを練習してみたのだけど。
私の場合、まだ指で同音連打を切った方が綺麗だ。
こちらは得意。
ピアニカはどちらもOKなのがちょっとずるいところ。
もちろん指の連打で切るのとタンギングで切るのではニュアンスが全く変わってきますが。

あわせて今回作った曲をいくつか若干手直しする。
新曲はこうして何度も吹いてゆくとこなれてくる。

インダーのウェイター、ラーちゃん(ラダ)が夕方の休み時間にレストランで音楽をかけながら地元の人たちにダンスの指導をしていた。
どこの世界でもゲイは大抵踊り上手だ。
キューバのバイラリン(男性ダンサー)はみんなホモだって、友人のバイラリーナ(女性ダンサー)が言っていたっけ。
マレーシアの踊りも同じアジア同士だから、日本の盆踊りに近いテイストを持っている。
手がひらひらする感じ。
大まかに分けてアジアの人は踊りの表現が手に集中し、欧米の人は足に、そして黒い人は腰に集中する。

一応、こうして度々日記に付けておくが、ソニーのMDレコーダーMZ-B10はもう12日間電池を換えずに使い続けている。
かなりの時間大音量で音楽を聴いているが、それに私は眠りに着く時にも何かしら耳元で音楽をかけるけれど、コイツの電池残量マークはまだ半分を指し示している。
すごいスタミナだ。
ちなみに充電池はリックベリーってメーカーの単三型2400mAh、2004年4月に購入したもので、もう既に2年半も経っており、いい加減くたびれているはず。
これだけもつなら、ちょっとした旅に充電器など、必要ないかも。
今はこの秋にやったライブやリハのチェック中。
この作業も色々なアイデアの宝庫だ。
また、様々な物事が演奏している時より、客観的に見える。

その後、久々にペルーチンを聴く。
やはりリズムが乾いているな。
この爆発力!

今夜は日曜だから結構レストランが混んでいる。
ラーちゃんは元気に給仕していたが、ミスターポーはご飯の時間なのに珍しく見かけなかった。
相変わらず野菜カレー。それにこちらの定番ドリンク、ミロを頼む。
久々に、というか、こちらに来て二度目のアイスクリームを追加注文してみた。
3スクープで4.5RM。
結構安いんじゃないですか。
ちなみにキューバのコッペリアでは30円で皿一杯のアイスクリームが出てくるけれど。
あれは5スクープだったかな???
それに生クリームやクッキー、あとシロップがかけられて。

そろそろ残してきた様々な事が気になりだし、日本に帰りたくなってきた。
帰国は今週末。
本日は日曜日。

食後、桟橋へ散歩。
今まで見たなかでも最も潮が引いていた。
見上げればまだ月は半月に近いのだが。
風がないので水がクリアだ。
クラゲの個体は一つも確認することが出来なかった。
これもまた珍しい。

帰りがけにお爺ちゃんのビール屋でスコールを3本買った。
お爺ちゃんはもしかしたら、意外に若いかもしれない。
腕にタトゥーがあった。
昔若い時にお爺ちゃんがインドだかタイに行って張り切っていたときの写真が二枚、店の窓に飾ってあったのを、久々にしげしげと眺めてみた。
一人、放浪の旅でもしていたのであろうか。

月が明るいし、風もないから、明日の泳ぎが楽しみだ。

部屋に1mmくらいの羽虫が目立ったので、今夜は殺虫剤を撒いた。
一発で解決。
殺虫剤はこんな野生味溢れる不便な場所の場合、必需品でもあるが、買うなら迷わずフマキラーにしたい。
過去、マレーシアでもブラジルでもよくわからないブランドの殺虫剤は霧が荒く、水滴が垂れるように撒いた場所が湿気たものだ。
特にベッドの上は気持ち悪い。
その点、このフマキラーは日本で使っている殺虫剤と同じような霧の細かさで安心できる。
ところでもしかしたらフマキラーって、日本のブランドなのでしょうか?
フマ+キラーは西+英で煙+殺だし、それを「噴霧」にかけたものか、迷うところ。

さて、今夜も眠くなるまでピアニカの練習だ。
みんなも頑張ってるのかな。

Octubre 2, 2006

やはりイスラムの国 2 oct. 2006

朝、空は晴れ渡っている。
こちらの朝は、7時だとまだ薄暗く、8時半でもまだ早朝といった感じだ。
すごい満ち潮。
部屋のある建物の下まで海水が行き渡って、海になっている。

カニやカワセミを観察しながら、満ち潮で海に浮かんでいるかのような錯覚に陥るベランダの椅子に腰掛けて、アテ振りでコンガやドラムを練習した。
こうしたアテ振り練習は楽器が持つ、音の格好良さに酔わずに済むから、良いリズムを刻むためには効果的だと思う。
当たる瞬間、全ての打撃にむち打つような鋭さが入るように。
ビールを1本空ける。

ティオマン島はリゾートアイランドであるが、マレーシアはイスラム国だから日に何度か、たとえ浜辺で戯れている時にでも不意にコーランがスピーカーから流れてくるのが聞こえる。
人によっては興醒めするかもしれない。
コーランの調べは半音を多用するもの悲しい旋法だ。
B-C-D#-E-F#-G-A#みたいな。
また夜、宿とレストランを行き来する途中では、誰がするのかいつも呪文のようなものを唱える声が聞こえてくる。

それからどんなに探しても、豚肉は食べる事が出来ない。
それを出すレストランも露天もないからだ。
私は豚肉大好きなのですが。
ちなみに我が第二の母国、キューバの豚肉は美味しい。
有機農法の飼料を使って育てているからだとか、野生に近い育て方をしているからだとか、噂は色々と聞くけれどもとにかくこれは美味しい。

ご飯を探しに集落へと出るが、今日はロティチャナイ屋をはじめ全集落が休業中。
空いていたのはサランインダーのレストランのみ。
仕方なくトーストにフライドエッグ、それに絞り立てのパイナップルジュースを注文する。
これで180円くらいか。

月曜のサラン集落はいつもに輪をかけて閑散としている。
素晴らしい空き具合だ。
桟橋に行ってみたが、空は青く水は透明だった。
クラゲも極端に少ない。
今日は充分に泳ぎが楽しめそうだ。

天気が良すぎるので、日焼けの用心に今回初めて白いTシャツを着て泳いでみる。
まずはサランサヤンリゾート前の珊瑚礁。
細長いカラフルなカワハギ系の魚が美しくもちょっと不気味。
ソウシハギというらしい。
天気は良いが海風が強くなり出し、泳ぎづらい。
ここの海岸は10人いると、今日は人が多いなって感じる。
とはいえサランインダー前や中国人宿の前にはいつ行ってもほぼ人っ子一人いない。
リゾート客は大体みんなダイビングかアイランドホッピングのツアーに出かけてしまうようだ。

次に桟橋を越えて中国人宿方面へ泳いでみる。
中国人宿のダイブショップ前、斜面に沿って珊瑚がびっしりと生えており壮観。
こういうところでよくウミガメや大きい魚を見る気がする。
ま、ウミガメもナポレオンも驚くほど浅いところにいることもありますが。
今回はまだ大物は一度ずつしか見ていない。
そうそう見られるものでもありませんけれど。

1時間半近く泳ぎっ放しだったので、中国人宿辺りの道に橋が架かる沖合、船を係留するロープが張ってある辺り、ここだけは浅瀬の珊瑚が切れているので、そこから上陸する。

今日は今回中、最も天気の良い日だ。
Tシャツを着て泳いでいたものの、カバーされなかった腕が陽に焼けてヒリヒリする。

珍しくレストランへお昼ご飯を食べに行った。
カンポンライスを頼むが、見た目がいつもと違う。
色が薄くて、しかも蒼い芥子が入っていない。
しかも量が極端に少ない。
食べてみてももちろん別の味。
だけどウェイトレスのお姉ちゃんは「カンポンフライドライス」と、はっきり言った。
・・・残念、今は材料が足りなかったんだな。
この島のレストランでは食べ物も飲み物も、毎回同じように出てくるとは限らない。

午後3時。
再び泳ぎだそうと思っていたら、あっと言う間にスコール。
雨が海上からこちらへと移動してくるのが見える。
しかし5分ほどでこれまたあっと言う間に止んだ。
晴れ間もある、お天気雨。
そして、瞬く間にまた良いお天気に戻った。

明るい陽差しの中、海岸の波打ち際で新婚のカップルがお揃いのTシャツを着てはしゃいでいた。
ちょっと水をかける仕草をしたりして、二人楽しそうに戯れている。
うん、いい感じだ。
脇には本格的なカメラマン。

さて、泳いでみると今の時間、全くクラゲがいない。
しかし浜には30cm超の個体が打ち上げられているのを見た。
このずんぐりしたクラゲがこれほど大きくなるのか、不気味である。
尾ひれが長く、二つに割れて色の白い、格好良い魚を見た。
コバンアジというらしい。
サヤン前の砂浜には人が10名以下。
しかし他の場所はもっと閑散としている。

桟橋にはなぜか朝からずっと警察の船が停泊して衛星のアンテナを立てている。

部屋に戻ると、今回初の停電。
あちゃー、ビールがぬるくなる・・・。
エアコンはなくとも、ドアと窓を開け広げておけば結構しのげる。
さて何時に復旧するものか。
停電には泳ぎから帰ってきた16時半に気が付いた。

ベランダから浜を眺めると、さっきの新婚カップルが今度はウェディングとモーニングを来て撮影中。
撮影が済むと移動。
新郎が新婦のドレスの裾を軽く持ち上げて、砂で汚れないよう、気を使っていた。
微笑ましい。

・・・風がなく部屋にいると暑いので仕方なく散歩に出る。
まずは中国人宿方面へ。
この宿の名前、正しくはサランビーチリゾートと言うらしい。
しかも一緒くたに考えていた、その先のバラック小屋はエリャズプレイスという、これまた別の宿であった。
いつもサヤン前からここまで泳いで、またUターンして戻るわけだが、あらためてここから遙か遠く桟橋に目をやると、これは珊瑚や魚を見る楽しみがなければ泳ぎきれないな、と思った。

エリャズプレイスでリスを数匹目撃。

あっ、ビール屋のお爺ちゃん・・・
中国人宿の、もちろん中華レストランでカールスバーグ飲んで、死んだように眠りこけている。
テーブルを前にイスで膝を折って。
休み時間には自分のところのビールは飲まないんだって、妙に関心。

自分の部屋の前でカワセミを見かける。

さらに桟橋へ向かう。
水がとてもクリアだ。
また泳ぎたくなるけれど、ここまで陽が落ちると残念ながら水中の視界はさほど利かないだろう。
夕陽がきれいだ。
サヨリが二匹、いしきりの石のように水面を跳ねて行った。
飛び魚かと思った。

サヤン裏の川でワニ・・・ではないけれど、大トカゲ同士がにらみ合っている。
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お爺ちゃんのビール屋前で自転車に乗って帰ってきたお爺ちゃんとすれ違った。
夜の開店10分前の18:20。

結局部屋に戻ったのは18時半。
1時間半も散歩していた事になる。
なんだ結構広いじゃん、サラン村。

隣の部屋に人が入った。
カナダ人とインド人のカップルだって。

・・・無風でやや暑いぞ。
もう一度、水シャワーでも浴びるか。
水シャワーといえば、私は日本の生活でもいつの頃からか、大体6月半ばから9月半ばまで水シャワーで通しちゃいます。
全然平気、というか、体がクールダウンされて爽やかだから、やめられない。
湯船に入るのは旅先での100%かけ流し天然温泉のみ。

ここ十日くらいの泳ぎで確実に胸板が厚くなったようだ。
私の体はなぜか筋肉が付きやすい。
日常スタジオや家にこもりっきりで全く外に出ず、もうダメだ、と感じるまで体が弱っても、こうして短期間少し運動するとすぐに体力が復活する。
ありがたいことである。
日頃全然運動してなくて体がへばっているはずなのに、こうして環境が変われば初日から数キロ泳いでOKなのも不思議と言えば不思議。

19:10、辺りが闇に包まれるぎりぎりに停電から復旧。
やれやれ。

夕飯しにインダーのレストランへ。
久々にラーちゃんが注文を取りに来た。
非常に愛想が良い。
彼もやはりオカマっぽく声が高い。
今日もぴったりとしたシャツをお召しである。

野菜カレーが来た。
おや、見るにいつもとスープの色が違う。
少しトロっと濁りめだ。
・・・案の定スープには牛乳か何かが混ざっている感じだ。
それに何かいつもと違う香味を使っている。
私には以前のもう少し澄んだ色のスープの方が良かった。
具にも今まで入ったことのなかったトマトが入っていたり。
量も具は同じくらいだが、カレースープが少ない。

確信した。
今日はシェフが変わったのだ。
もし日本だったらシェフが変わっても同じレシピで作りそうなものだけど、ここはマレーシア。

前のテーブルの金髪カップル、男性は「エミリー」って、カタカナでタトゥー入れちゃってあるけれど、もし彼女と別れてしまったら随分と痛い傷跡になるよな、ってつい考えてしまった。

食後いつものように桟橋へ。
20:45、桟橋に着いたら、ちょうど警察の船が出航した。
小アジを鈴なりにサビキ仕掛けへと付けたまま、自転車で家に帰るおじさんとすれ違う。

お爺ちゃんのビール屋でスコールを6本買う。
お爺ちゃんは中国系のドラマを見ていた。
この人、中華系だったんだ。

ミスターポーは今夜もダイバー一行のかたわらで、BBQの魚をいそいそと焼いていた。

さてネットでもしに行くか。

インターネット屋、夜は無茶苦茶混んでいる。
空き席わずか一つ。
今回もメールのチェックのみにとどめる。

ヘススルバルカバのミスアミーゴスを聴く。
生前、折に触れ、生で聴かせてもらっていたアイデアが詰まっていた。

月がきれいだ。

DrumStudio LA FIESTA

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Octubre 3, 2006

雷雨 3 oct. 2006

朝から雷雨。
今回のティオマンは雨も多い。
一般にここのシーズンは10月上旬まで、と言われているから、少し早めに雨期が訪れてもおかしくはない。
隣りのカップルは、到着した昨日が大停電で今日が大雨では少し気の毒に感じた。

ソニーのMDレコーダー、MZ-B10の充電池はついに寿命を迎えた。丸13日間もった事になる。
試しに切れたと思った電池をLEDの懐中電灯に入れてみたら、まだ結構明るい。
充電池も休ませると若干は復活するようです。

雨は止んだものの、空はどんよりと曇り、海の波はうねる。
これは泳げそうにない。

仕方ないので、腕立て腹筋でもしてしのぐ事にしよう。

レストランでロティチャナイのプレーンとパイナップル、それにオレンジジュースを注文する。
持ち帰りのそれと特に変わるところはない。

今日は一日中天気が悪いものとあきらめていたら、11時を過ぎる頃から急速に天候回復して晴れ出した。
島の天気はどうも一日の変化が大きい。
桟橋から観察すると、クラゲもいないし(一匹も!)、水も澄んでいる。

なので、本日も泳ぎに行く事にする。
ここのところお気に入りになってしまったサランサヤンリゾート前の海岸。
入ったとたんにコバンアジがいた。
クラゲが一匹もいなくて、超快適。
あちこち泳いでまわる。
湾の一番沖までも行ってみたが、左に見える岬の突端を越える事は何か一線を越えてしまうような気がして、それは出来なかった。
珊瑚は岬の突端の方まで続くが、岸に近い方は死珊瑚のガレ場になる。
色々な種類の魅力的な魚が群れ遊んでいて、残念ながらいちいち覚えきれない。
そんな中で、カンムリブダイの群れに遭遇した。
中には一匹が1mを越える大型魚の群れが浅瀬を泳ぎまわる姿は壮観である。
泳いでその群れに付いて行く。
カンムリブダイを見失わないように捕捉しながら一緒に泳ぐにはほぼ全力でないとダメで、そんなに長時間はスタミナが持たない。
今日はクラゲがまったく!!!いないので、得意になってクロールで泳いでも大丈夫。
何回も力尽きるまでカンムリブダイを追いかけまわす。
しかし、今日はこのカンムリブダイを何度も目にした。
場合によっては足が立つほどの浅瀬をも泳ぎまわるので、時には水面を通してその泳ぐ姿を捉えることも出来た。
あれだけ大きい影が水中で動くのは迫力がある。

ウミガメ。
サランサヤンリゾート前の海は浅い場所が続くから、一度ウミガメを見つけると10分も15分も一緒に泳ぎまわることが出来る。
ただしウミガメの泳ぎはゆっくりなので、体力を持て余し気味になる。
とはいえ、なかなか見られるものでもないし、しばらくウミガメを追って泳ぐ。
ウミガメは基本的には低層を泳ぐが、時おり中層まで浮いてくる。
たまに珊瑚の陰で何か食べているようだ。
ずっと見ていたらシュノーケリングしているカップルが寄ってきた。
男性がウミガメを捕まえに潜る。
おいおい・・・。
フィンを付けると人間、ものすごい泳力をみせるものだ。
しかし、ウミガメは捕まらなかった。
あんな風に刺激するものだから、ウミガメは沖に消えてしまった。
ちぇっ。

そんなこんなで約2時間泳ぎっぱなし。
いったい何キロ泳いだのかは定かではないが、相当な距離をかせいだと思う。

なんだか今日は全然疲れない。
部屋に帰ってからもつい、しつこく腕立て腹筋。
いい感じだ。
体力を取り戻すという目標はひとまず達成された感じ。
詞も12作、インストで曲は10作、その他、今回作った歌詞にもいくつか曲を付けた。
ピアニカも相当練習したし、まぁ時間をかけた分有意義な休暇になったと思う。
こういう時間が次のステップのためには必要なのだ。
ティオマン島滞在はあと二日を残すのみ。

ビールを1本空け、少し桟橋の方まで散歩した後、再び泳ぎに出かける。

泳ぎ始めると早速再びカンムリブダイ、別名バッファローフィッシュの群れを見つけた。6匹いるうちの一番大きいのに目を付けてムキになってトコトン追いかけてみる。
ヤツの珊瑚を食べる振動が私の体にも響く。
何しろダイナミックな口をしている。
いくら肉食じゃなくてもちょっと怖いくらい。
正面から横から後ろから、存分に観察する。
泳ぎで引き離され、捕食の時に追いつく感じだけど、多分今回は10分以上捕捉出来ていたと思う。
クラゲがいないと思う存分泳げ、快適だ。
さすがに疲れたが、その後沖の方へ行ってみる。
もうウミガメはいない。
カマス、別名バラクーダを初めて見た。
マスにも似てスマートだ。
とはいえ、サヨリよりはずっと体高がある。
1時間半くらい泳ぎっ放しの後、部屋に戻る。
今日の泳ぎはこれでおしまい。
もう17時だ。

帰り際とか、素肌をさらして浜を歩いていると、何か得体の知れない虫に喰われる。
はじめブヨかと思っていたが、どうも違うようだ。
多分もっと小さい虫。
9~10月にサランに来たのは初めてだけど、この時期のこの場所だけにいるのだろうか。
それとも今年が特別なのか。
6~7月のサランにはこんな虫いなかったし、また今と同時期、9~10月のパヌーバにもこんな虫はいなかった。
なんだろう。
喰われるとブヨのような症状を示し、数日間とても強いかゆみが続き、またコブのように腫れる。

本日、日中は全然ではないけれど、大した練習もせずに大半をビーチで過ごしてしまった。
こんな条件の良い日は今までの経験からいって毎回2週間に2度程しか訪れない。
ほぼ一日よく晴れて、風がなく波穏やかで、海水に濁りがなく、しかも一匹のクラゲさえもいない日。
乾燥地域のメキシコ、カンクンビーチやキューバのバラデロ海岸ならもっと条件が安定しているけれど、ここティオマンはもう少しウェットな気候だ。
まあカンクンやバラデロでは、ツアーにでも出なければ珊瑚礁は見られないだろうけれど。
今、興味があるのはメキシコのコスメル島。
いつか寄ってみたい。

ビールをもう1本開ける。

ピアニカを練習するが、やみくもに吹くだけではなく、思いついた曲のコード進行に沿って分散和音を滑らかにつなげる練習をしてみた。
今はなぜかオングリーンドルフィンストリート。

桟橋脇にある、ちょっと洋風なレストランは他の飲食店が閑散としている中でも、なぜかいつも流行っている。
秘密は砂浜のテーブルにほのかな灯りがともり、雰囲気が良いせいかと思っていたが、どうもサラン村で唯一、お酒を飲みながらご飯を食べられるレストランだからではないかという気がしてきた。

前言撤回。
今夜初めてインダーのレストランでビールを飲んでいる人を見かけた。
メニューには載っていないものの、どうやら頼めばどこからか出てくるらしい。
出てくるのはみんな決まってシンガポールのタイガービールだ。
しかし今回の宿、サランインダーリゾートのレストランは今夜も活気がない。
お客さんは海に面した一番外側の席のみ。
そういえば大体いつも夜は20時頃ご飯にすることが多いが、この時間にはいつも決まってTVで長めのニュース番組がある。
ニュースは20時から30分間流れるようだ。

今夜も風が非常に涼しい。

サテーを頼んでみたが、今日は準備がなく、出せないらしい。
週明けには、何かとサービス停止が多く不便を感じる事が多い。
ベジタブルカレースープの味はいつも通りに戻った。

いつものように桟橋を散歩。
子供達がイカをなぶっている。
イカの足を指に絡めて引っ張り、ちぎっている。
彼等が釣ったイカのようだ。
年長の子が手に糸と針のみの仕掛けを持っている。

今晩は係留されている船がなく、桟橋の灯りが遮られずに海面に届くから、そこにすごい数のイワシが群れている。
が、これを狙う釣り人はいない。

部屋への帰り道、ゴツっと音がして椰子の実がすぐ隣に落ちた。
これに万が一直撃されたらタダでは済まないだろうな。
しかし、それは十分に起こり得る事でもある。

月は半円からかなり膨らみ始めた。


DrumStudio LA FIESTA

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Octubre 4, 2006

ペルーチンをなぞる 4 oct. 2006

本日朝より晴天、波穏やか。
朝はいつも潮が満ちる。
満潮時には海上に立つ部屋のすぐ目の前の岩にいつもカニがへばりついている。

ビールを1本開け、昨晩寝る時に聴いていたペルーチンのフレーズを朝っぱらからピアニカでなぞってみた。
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単純明快なモントゥーノの原型がここにある感じ。
モントゥーノ、つまりはリフなんですけど。
ヘスス・ルバルカバを始め、たくさんのピアニストが彼の影響を受けてプレイしているはず。
ペルーチンのピアノは和音の選び方、スケールの使い方、トリルの入れ方、リズムの取り方、そのどれもがラテンピアノのエレメンツという感じ。

丸一日いるティオマンも今回は今日で最後と思えば感慨深いものもある。
17日間、一年の4.7%をこうして過ごしたわけだ。
これは決して小さくはない時間だ。
ここ数年、この時間を利用して様々な著作物を仕上げてきたが、今年は本来の創作に立ち返った感じ。
アルバム一枚分の作曲、そしてそれとは別にアルバム一枚分の作詞。
欲を言えば大仕掛けな曲を一つ作っておきたかったが、この環境にそれはふさわしくないようだ。
ピアニカが存分に練習出来たのも良かった。
これは帰国後も一定の習慣となってくれそうだ。

それにしても良い場所を見つけたものである。
ティオマン島。
今回の運賃は往復2万以下、出発後24時間以内に到達出来る。
最も速くてしかも安いのは米系航空会社の深夜着、不便な便を利用してシンガポール、チャンギ国際空港で4時間ほど夜を明かし、地下鉄の始発に乗ってブギス駅まで行き、そこで国境を越える星柔快車のバスに乗って、マレーシア国境の都市ジョホールバルのバスターミナルへ向かい、そこでメルシン行きのバスに乗り換え、メルシンの港からティオマン島行きのスピードボートに乗るパターンだろう。
これならお昼にはティオマン島に着き、その日のうちにリゾートを楽しめる。
空港の夜明かしがきついと言えばきついが、成田からシンガポールまで飛行機に乗っている7時間を寝続けてしまえばどうって事もない。
日本に来る外人の立場に立ってみれば、この行程は成田に到着した後、東京港からフェリーで伊豆大島へ行くくらいの感じだろうか。
便が頻繁にあったとしても、熱海や稲取の乗り換えではそちらの方がずっとキツい感じだ。
数年前に出来たという千葉は館山から大島に向かうフェリーを利用するのも、シンガポールからティオマンに向かうよりはロングアプローチだろう。

ティオマン島はリゾートとしては非常に規模の小さい島だから、普通にご飯を食べたりナイトライフを楽しみたいなら直行せずにシンガポールかマレーシア第二の都市ジョホールバル、あるいは私のように手頃な地方都市クルアンで何泊かする事をお勧めします。
とにかくティオマン島は開発されていない自然が魅力の島だから、来てしまったら人工的な贅沢はあきらめた方が宜しい。
その代わり、すぐそこの海でウミガメと泳げたりオオトカゲと散歩したりする事が出来ます。
一カ所だけ、ティオマンでもベルジャヤというホテル周辺だけは別格らしいけれど、行った事がない。
ま、そういうリゾートするつもりなら私は他の場所に行くな。
同じマレーシアでもランカウイとか、あるいはもっと開発されているらしいペナンとか。

レストランでロティチャナイを食べた後、桟橋へ海の様子を見に行く。
昨日から風もなく穏やかに晴れ渡り、条件が良いだろうと思いきや、今日は小さいが触手の長い、刺されたら痛そうなクラゲが結構いる。
それに波がなさ過ぎるのか、海面にややゴミが多いような。
やはり昨日のような好条件にはそうそういつも巡り合う事はない。

さっき開いているのを確認したので、インターネット屋に行く。
今回の旅中ではメールの確認もこれで最後だろう。
コツを覚え、大分効率良く利用出来るようになり、30分で4RM(120円ちょっと)。
それでも30分でミクシイのメッセージとヤフーのメールを一通ずつ確認して、それに簡単なお返事を書くのが精一杯。


さて、悪条件とわかっているなか泳いでみるも、クラゲを警戒しながらだから思い切り泳ぐ事が出来ない。
昨日あれだけ思い切り泳いだ後だと、何か気持ちが悪い不完全燃焼だ。

しかし、結構いる。
本日怖ろしいのは、いつものずんぐり君並の個体数で、触手の長い小さなクラゲがいる事だ。
あの形は万が一にも当たったらタダでは済まなそうだ。
しかもずんぐり君よりも透明で小さいから、とにかく発見が困難である。
さらには今日は海水の透明度があまり高くない。
うわっ、こいつらに三方を囲まれた。
泳いで来た方向へと戻り、難を逃れる。
クラゲは固まって浮遊している事が多いから、一つ見つけたら突っ切って逃れようなどとはあまり考えない方がよい。
下がるのが一番。

恐ろしいずくめの条件のなか、最高レベルの警戒態勢でゆっくりと泳いだが、それでもその後くちびるとかかとの辺りを計2カ所やられた。
ピリピリする。
一旦砂浜へ退却。
何か獲物を口に加えて得意そうなサヨリを見た。

どうしようか迷ったが、こりずに再び挑戦。
入水。
泳ぐ。
程なくして触手の長い、あの小さなクラゲが突然鼻先に現れた。
ビビって腰をひねった。
海上で体を痛めるのは直接命に関わる。
あえなく退却。
あのクラゲは泳ぐのも結構速いんだ。
コバンアジが石切の石の様に水面を跳ねて行くのを今日は水面ぎりぎりで確認した。

いやー、嫌な日だ。
波は穏やかで太陽は輝き、一見絶好の泳ぎ日和なのに、そうはいかない。
浮遊物が多いのも気持ちが悪い。

ここの海は適当に荒れる日もなければ、穏やかな日が続くと汚れてしまうようだ。

浜へ上がると目の前で若い白人女性が下半身をむき出しにして下着を脱ぎ降ろし、水着に着替えだした。
距離は少しあった。
とはいえ。
白人というのは平気で肌を人前にさらす。
以前パヌーバで見た事のある、生まれたままの姿で浜辺を戯れていたカップルも白人。
浜辺で水着のブラをはずして肌を焼いているのも白人。
その他諸々たいてい白人。
何か基準がずれているに違いない。

部屋へ戻ってビールを1本開ける。
数年前に買ったカリスト・オビエドのアルバムを聴いてみる。
アレンジがひと頃のイサック・デルガドやあるいはクリマックスとも似ている。
同じ人がかんでいるのだろうか。
もしかしてヒラルド・ピロートとか。
今ここでは確認する術がない。

気だるい昼下がり、桟橋へと散歩しに行ってみる。
やがて雨の降りそうな風と沖の雲の具合。
空気の湿り気。

クラゲはなぜかずいぶんと減っていた。

インド人の商人がインダーのレセプション前付近でマレー系の女性に布を売っていた。

部屋でくつろいでいたら、部屋ごと揺れる突風。
バーンと音を立てて、ベランダの椅子やマットが吹き飛ばされる。
ジャングルの方を見ると、風がこちらに向かって山を吹き降りて来るのがよくわかる。
椰子の木がなぎ倒されそうになりながら順々に頭を垂れる。
ジャングルの奥でバキバキっと音がした。
雨雲とそこから降り落ちる雨がこちらに向かってくるのがよく見える。
客船が湾から出た途端に、その船体を越える水しぶきを上げる。
しかし5分と経たないうちに海上から陽が射し始めた。
なんというドラマチックな展開。
見物の友にまたビールを一本。

やがて今期ティオマン島で見る最後の夕陽が沈んでいった。

相変わらず、クドくもピアニカを練習する。
そろそろライブでやりそうな曲が気になり出す。

夕飯を食べに行く。
夕飯、食べない日もあったし、食べても殆ど野菜カレースープのみだったけれど、今夜は最後の晩餐だから思う存分マレーの味を楽しもうと思う。

なぜか急に餌をやらなかった鮒の事を思い出した。
小学校の頃、水槽やら池やら、バケツやらであたり構わず釣ってきた淡水魚を飼っていたが、そのうちの一つの水槽の鮒に一年ほど全く餌を与えないでおいた事がある。
どうなると思う?
鮒は死なないんだ。
その代わりクチボソかとみまごうほどに体高を落とす。
やせ細って生命維持を簡単にしてしぶとく生きる。
当時、結構感動した出来事。
その後、その鮒に餌をあげた事は言うまでもない。

この間のブラジル1ヶ月旅からとびとびに実験を続けているけれど、私は人間食べなくても案外体力が落ちない事を発見した。
体は細くなるが、活力は落ちない。
いや、むしろ食べ過ぎている時よりも調子が良い気さえする。
食べなくてもまったく体は良く動く。
いくら歩いても、いくら泳いでも平気。
ブラジルなんか一日20kmくらいはザラに歩いていたんじゃないか。
時速6km、10分で1km、1時間で6kmくらい歩くとすると3時間で18kmだから・・・うん、やはり20km以下しか歩かない日の方が少なかったと思う。
泳ぎも泳ぐ日なら数キロは泳ぐ。
食とエネルギー発生の繋がりは一般に考えられているほど単純でもないようだ。
一般に言われている必要カロリーよりずっとカロリーを抑えた食事でも人間、死なないんじゃないか?
野菜にはまったくカロリーなさそうだけど、草食動物なんてのもいるしなぁ。
エネルギーというのは本当に全く物理に沿って食からのみ生まれるものなのであろうか。
睡眠も然り。
普段もあまり寝ないけれど、そうして狂おしいくらい朝から深夜まで一日中動きまわる音楽の旅の期間にはマジ3時間睡眠くらいのアベレージで通してしまうが、かように体は元気に動く。

・・・そういやビールだけは水代わりに飲んでるから、コレがエネルギーか!!!???
アルコールは燃焼効率良さそうだし。
その昔アレマンの国では「液体のパン」として時に兵士には食事代わりにビールを与えたというのを、何かで読んだ事がある。
ここティオマン島では一日に3~4本の缶ビールを飲んでいるから平均して1.2リッターほどのビールを飲んでいる事になる。
と、摂取アルコール量は5パーセントだとして約60mlだ。
60mlのアルコールで一体人間はどれほど走れるものなのだろうか。
普通アルコールは摂取しても全て体温を上げる事に使われてしまうと考えられているけれど。
無論、走る以外の生命維持のための様々な活動にもエネルギーは必要だろう。
私の場合、常に36.8℃に燃えているわけで、これをキープするのに一体いくらほどのカロリーが必要なものか。
そうした維持・活動に使われる他の分が、走ったり泳いだりするためのエネルギーだ。
60mlのアルコールだけではきっと20km歩くのには計算が見合わないだろうな。
二足歩行というのは車輪で動くような効率性がないし。

20時、一番流行っていそうな時間帯なのだけど、レストランは他に一組のお客さんしかいなかった。
豪勢とはいっても、いつも一品のところを二品頼むのみ。
それでも満腹で苦しい。

桟橋に行ってみた。
今晩は釣り人でごった返している。
みんなイカのルアー釣りだ。

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Octubre 5, 2006

ティオマン島サランより出航 -Plau Tioman(Salang)→Singapura- 5 oct. 2006

朝、曇り。
今まででも最高に潮が満ち満ちている。
部屋の前からドボーンとエントリーして泳ぎ出せてしまいそうだ。
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月に関係なく見る度に潮が満ちるように思えるのは、結局海を見るタイミングの問題なのだろうか。
岩場にへばり付くカニを観察しながらタイガーを1本空ける。

今朝も相変わらずピアニカの練習をして。

その後、桟橋へ海の様子を見に行ってみる。
若干うねりはあるものの、クラゲは全くいない。

曇りでうねりはあるが、思い切って泳いでみる事にする。
いざ泳ぎ出したらみるまに晴れだし、今日は最高のコンディション。
ここはキューバのバラデロかとみまごう程の、砂地海岸における透明度。
クラゲも全くいないから飛び魚のように泳ぎまくる。
沖に行っては浅瀬へと引き返し、そしてまた沖へ泳ぐ。
延々とついそれを繰り返してしまう。
見渡せば、この広い海に私ただ一人。
浜辺にも人影はなく、これはまったくの広い広い貸し切りプールだ。

全く疲れない。
全力で泳いで息が切れても、少しの間ゆっくりと泳げばすぐに元通りだ。
しかし、1時間半もそうして泳ぎ続けた後、いざ浜へ上がってみると
・・・体の重みがズーンと来た。
やはりこれだけ泳げば疲れるようだ。
海水の中で体は特に軽いが、こうして陸上に上がってみれば体はいやに重く、普段の地上生活で体を支えるのにはいかに体力を必要とするかを感じる。


部屋に戻って荷物の撤収。
今回さんざんお世話になったピアニカも鞄にしまい込んだ。
大したものは持ってきていないから、旅の荷作りはすぐに終わる。
最後のスコールを空ける。

飲み終わったビールのピラミッド
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軽く昼食をとったあと、再び桟橋へ海の様子を見に行く。
風が強く、うねりがある。
戻る船が大きく揺れやしないか、少し心配。


慣れ親しんだ部屋をあとにして、今回は荷物を持ち桟橋へと向かう。
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帰りの船は定刻の15時を少しまわった頃やって来た。
心配した揺れも大した事なく順調にABC、テケッ、パヤとまわる。
乗船者がまばらなせいか、船はいつもに増して快速だ。

最後のニッパーで中国人の団体が乗り込んできた。
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どこでもそうだが、中国人の喋る言葉や笑い声は特に耳を突いてうるさい。
あまりに騒ぎ方が強烈なので、仕方なく耳栓をする。
マレー人も車掌も苦笑いしている。

私の、音の嫌いな二大言語は中国語と米語だ。
米語の、Rの巻き具合を私の感性はええかっこしいと捉えてしまうから、そして、それをする自分を恥ずかしいと思うから私はそれを発音する気になれない。
米語とは出来れば永久に喋りたくない言語だ。
中国語はどこへ行ってもよく耳にするが、とにかく耳にうるさい。
あれほどやかましさレベルが平均して高いのは一体どうしたものか。

しかし、どんなに周りの旅行者から眉をひそめられても騒ぎ通す根性はたいしたものだ。
恐るべきは中国人。
いや、正確に言えば、私が目にした彼らはたまたま教養の低い中国人だったのだ。
もっと正確に言えば、私が目にした彼らはたまたまうるさい状態であった。
確かに平均して中国語はうるさいとは思うが、全ての中国人がうるさいわけではないし、また同じ人物がいつもうるさいわけではないだろう。
何人かいる中国人の友人は特に静かだ。
私たち一人々々も、外国にいれば関わり合う人たちにとってはその時その時、いちいち日本人を代表する存在となってしまうだろうから、振る舞いには気を付けなくてはなるまい。

イタリア人女性はすごいと思った。
あんな彼らに話しかけられても、話をしている間だけは船内の雰囲気を壊すまいと、ニコニコとして話す。
彼らの視線が彼女達からそれたとたんに眉をひそめる仕草をするとしても。

さて着岸が近くなってきた。
半島の岸が近くなると海水が極端に濁り始める。
河川水が相当に混じっているからなのだろう。
島の海水が透明なのは、流れ込む河川水が少ないのも大きく影響しているのだろう。

16時半、メルシン港の埠頭に着岸。
やっとうるさかった彼らともお別れだ。
どこからかバス?タクシー?と聞いてくるお兄ちゃんが現れたので案内されるがままについていってみる。
この場合はまず何も心配いらないが、知らない人に声をかけられ、それに反応する事はとても趣き深い事である。


さて案の定、バスのチケットを扱う旅行社へと案内して頂いた。
ここでシンガポール行き国際バスのチケットを買う。
15RM。
ジョホールのラーキンバスターミナルで国境を越える星柔快車に乗り換える、いつもの行き方よりも国境越えが楽ちんとの噂があったので、5割ほど高いがこちらにしてみた。
5割増とはいっても、150円高いだけだ。

バスは定刻通り、17時半にメルシンのターミナルを出発した。

19時を過ぎると、通る道沿いにジョホールバルのベッドタウンが続く。
19時半ラーキンバスターミナル着。
車内で発車を待っていたら、車掌より乗り換えろとの指示。
バスを降りて案内人について行くと・・・その案内人はなんとあの星柔快車の切符を買ってくれた。
・・・たったこれだけのために、ただ本来自分で買う切符を案内人が代行してその場で買ってくれただけのために5割増の運賃が存在するとは!
なんという国際バスだ。
もう絶対に乗る事はないだろう。

案内人が買ってくれた切符を手にして、あとはいつものように国境を越えるだけだ。
何も変わりはしない。
マレーシア側国境越えはガラガラでスムーズだったが、コーズウェイの先、シンガポール側の国境越えはなぜか大混雑。
1列30人待ちだな。
マレーシア側ではうまくいったけれど、こちらでは同じ星柔快車には乗れないな、と思っていたら、パスポートコントロールを無事に通過後、星柔快車が待っていた。
結局シンガポール側の国境を通過するのに、今日は30分もかかったのだ。
星柔快車はだいたい30分に1本やって来る。


ブギスに着いたのは20:45。
地下鉄ブギス駅前の西友で、タイのシンハービールを見つけてしまったので飲んでみる。
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こちらでひいきにしているシンガポールのタイガービールとどっこいどっこいの軽くて喉越し爽やかなうまいビールだ。
うま味、コクといったものはこれらにはまるでないが、暑い国で水が割に飲むには都合の良いビールだ。
ちなみにこの西友は22時まで営業している。

西友に22時ちょい過ぎまでいて、そこから地下鉄で空港に到着したのは22:45。
まだまだ賑わっているし、開いているお店も多い。
さすがはチャンギ国際空港だ。


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Octubre 6, 2006

米系の航空会社は -シンガポールSingapore→成田→関空→天王寺- 6 oct. 2006

早朝、チェックイン後の検査がやたらと厳しくて、嫌な感じだ。
なんと歯磨き粉までも没収らしい。
今回成田経由で米の都市、ポートランドへ行く便だからやたらと厳しいのだろう。
成田から行きの便ではこれほどではなかった。
成田で降ろす手荷物には鍵をかけておいても大丈夫らしいし、「米」が狙われているのはよくわかっているようだ。
とにかくうるさい。
もうあの平和なチェックインは二度と戻ってこないのだろう。
もう米経由でどこかへ出かけるのは気が重くなっている。

昨晩も空港で徹夜。
島からほぼ直行で23時少し前に空港着、その後、朝4時からチェックインだからどこか別の場所のホテルに泊まっても余計に時間を食って疲れるだけで仕方がない。
一体いつまでこんな事が出来るのやら。

ゲート前の待合い場所に入るのにも厳重なチェックがあり、囲まれてしまっているから一度ゲート前のブースに入ってしまうと、もうトイレにさえも行くことが出来ない。

飛行機は何か機体のトラブルで定刻を一時間も遅れて7時に出発。
時計の針を一時間進ませて、日本時間GMT+9に合わせる。
最近は時計も携帯もPHSもワンタッチで日本時間に設定し直せて、海外へも頻繁に行く私にとってこれは大変便利な機能だ。
東京周辺は曇り、所々雨との事。
さっきインターネットで天気を確認した時には、本日、記録的な大雨に注意とも。
久々に帰る千葉は果たしてどんな気候になっているのか。
行きにはぎりぎり着て来る事の出来た半ソデは、もう似合うまい。

これくらいの期間、日常と全く別の環境に身を置くと今後やらなければならない全ての物事に対して、自然とやる気に満ち満ちてくる。
10月帰国後以降の活動が楽しみになってきた。

機内でティオマン滞在中にためたアイデアのチェックをする。
紙も、音も。

12時半。ただいま沖縄上空、日本領空域内。
まだ未定になっていた、だけど目前に迫るライブのプログラムを組み立ててみる。

いやいや、成田が悪天候で着陸できない飛行機がたくさんあるらしい。
困ったものだ。
房総沖まで進み、着陸目前にして関空に向かっています。
北海道ならいざ知らず、成田でこんな事初めてだ・・・。
いや、参った。

15:20関西国際空港着。
初めてこの空港を使う機会が、まさかこんな形で訪れるとは・・・。
考えてみれば、今年の旅はツイていない。
ブラジルでは強盗に続けて二件も遭ったし、今回も旅の出だしはミスターポーにしてやられている。
昨日はバスの便選びを結果的には失敗したし。
うるさい中国人には遭遇してしまうし。
そして今・・なぜか関空にいる。

機内閉じ込みは20時半まで続いた。
最後の食事をとった12:20からこれまでのあいだ、出てきたのは小さな菓子パン一つに水のみである。
これが先進国の飛行機とは・・・。
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空港ロビーでしばらく待たされ、その後も混乱は続いた。
機内放送で手配すると言っていたホテルが一時は週末でどこも満室だから手配出来なくなったと言い出され、しかししばらくすると、また手配出来たと言い出す。

アナウンスが悪い。
アナウンスでは何もわからない。
とにかく係員と直接交渉しない者は馬鹿を見るだろう。
そのまま税関を出てしまった人もいたが、気の毒である。

気を付けた方がいい。
渡された食事券の額が、比べたら私の半分の人もいた。
ちなみにエコノミークラスでこのケースの場合、補填額は交通に1万円、宿泊に1万円程度の実費分までのようだ。

私は自力でホテルを取った。
深夜12時に大阪、天王寺の、とあるホテルにチェックイン。
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関空から環状線の通る天王寺までは快速で50分ほど。

だから旅はまだまだ続くのであった。
サントリーモルツをしこたま痛飲する。


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Octubre 7, 2006

本日こそ帰還! 天王寺→新大阪→品川→千葉! 7 oct. 2006

今日こそ帰る事が出来そうだ。
天王寺駅、みどりの窓口で新幹線指定席の切符を買う。
10:16新大阪発ののぞみ。
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新幹線は座席が広いから、国内の移動なら距離によってはエコノミークラスに乗るよりもこちらを選びたい。
乗るまでの待ち時間もないですし。
昨日飛行機に乗る人は空港ロビーで徹夜という条件だったが、大阪くらいの距離ならホテルを取ってもらって新幹線で帰った方が気が利いてるんじゃないか。
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名古屋を出たかと思っていたら、あっと言う間に浜名湖の景色。
これは確かに高速を飛ばすより遙かに速い。
車ばかりに乗っているとわからなくなるスピード感だ。

12:47品川で総武横須賀線に乗り換える。
こちらは晴れ渡って気温も高ものの、いまだ確かに風が強い。

我が大陸、千葉に復帰!!!
品川で風が強いって思ったけれど、こちらは暴風と言ってよいほどの風が。
せめて新幹線を選んでおいて良かった。

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Octubre 8, 2006

さて 8 oct. 2006

マレーシア絶海の孤島、地球最後の楽園の一つ、ティオマン島から戻って来ました。
今回、色々とハプニングもありましたが、思い描いていた仕事もバンとこなして参りました。
さてティオマン島で練り上げたアイデアをどう具体的な形にしていくか。
またしばらく日本の地で頑張ると!

今回はW-ZERO3という強い味方があり、気が向いたのでティオマン島での様子などを中心に旅行記にしてみました。
一日ずつアップを重ねて行くつもりです。
お時間のある方はどうぞ合わせてご覧下さい。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
「ティオマン島への旅 -成田Narita→シンガポールSingapore- 20 sept. 2006」

Octubre 9, 2006

すっかり日常 9 oct. 2006

もうすっかり日常が戻ってきた感じです。
むこうでかなり身体が絞られたのと、筋肉がついた両方の効果で、からだがかる~い!!!
やはり運動は大切ですよ。
気力も腹の底から湧いてきます!

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
シンガポールを通り抜けてクルアンへ -Singapura→Kluang- 21 sept. 2006

Octubre 10, 2006

人を育てる 10 oct. 2006

人を育てるという事は、ある意味創作であると感じる。

-オマエはオレの作品なんだ-

結構、力 入れてます。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
再びシンガポールへピアニカを買いに -Kluang→Singapore→Kluang- 22 sept. 2006

Octubre 11, 2006

「信頼」 11 oct. 2006

仕事をお願いする場合に一番大切になるものは「信頼」ではないだろうか。
「腕の良さ」はもちろん大切だけど、それは「信頼」というカテゴリーの一部に過ぎないだろう。
合意の上で決めた事をすっぽかされたり、約束を簡単に反故にされるのは一番コワいと思う。

また、一度、内容のない演奏をしてしまえば、その時来てくれたお客さんはもう二度と高いお金を払って演奏を見に来てくれる事はないだろう。
せっかくわざわざ興味をもって私たちの演奏を聴きに来てくれたお客さんは、何かと私たちを助けてくれる心強い人となるかもしれないのに、無様なステージをやってしまえば、次にはまったく逆の立場に立つ人となるかもしれない。

どんなメンバーを集めて演奏するかは、自分が行うパフォーマンスの一部であると思う。

彼、彼女と演奏するのは彼、彼女の背中に希望の光が見えるから。

そして彼、彼女を共演者として選ぶのは自分の責任。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
ティオマン島へ -Kluang→Plau Tioman(Salang)- 23 sept. 2006

Octubre 12, 2006

「丹頂ヘアー」の謎 12 oct. 2006

島根県に温泉津温泉という、これまた素晴らしい風情の温泉地があり、そこを通りかかる度、「丹頂ヘアー」という名前の理髪店が気にかかっていた。
「丹頂ヘアー」・・・なんてサイケな名前なのかと思っていたら、男性化粧品のマンダムが以前「丹頂」という社名だかブランド名を使っていたのですね。
最近やっと納得。

しかしこの理髪店「丹頂ヘアー」、「ナウい髪型からチョンマゲまで」というキャッチがお店の前に飾ってあり、またチョンマゲの生首が店先につるしてあるんです。
宣伝用のディスプレイだと思うのですが、ちょっとあのまるで生首はどうかなと・・・(^^;)
お見せ出来ないのが残念ですが、温泉津に行ったなら是非「丹頂ヘアー」をチェックしてみて下さい。
そしてどなたかカットしてみて下さい。
興味津々です。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
ティオマン島、サランにて 24 sept. 2006

Octubre 13, 2006

やはり練習量 13 oct. 2006

今月21日のライブに向けたリハーサルがありました。
やはり練習あるのみです。
考えたフレーズなんて弾けっこない。
その場で気持ち良く流れるには練習して体得するしかないだろう。
もちろんコードとスケール、どう弾けばどういう音が出るかは見えている。
それをその場でその通り思い通りに弾くためには、日頃思い付いたフレーズを反復練習して、考えなくてもサラッと弾けるようにしておかなければならないだろう。

そんな事を強く思った一日でした。

以前より確実に弾けている、しかし、これは練習量に比例していると実感。
まだ少し先の話だけど、大きく時間の取れる今年の年末年始には、今回は作品の製作よりも自分作りというか、練習に力入れたいなって思い始めました。

人間、まだまだ進化してゆくと思う。

とにかく!

すべての時間を思い通りの音でうめてみたい。

そういえば年末27日(水)に六本木ボデギータでのライブが決まりました。
あのキューバ音楽の殿堂が閉店とは・・・

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
ウミガメをみた -サラン- 25 sept. 2006

Octubre 14, 2006

久々に2連チャンでリハ 14 oct. 2006

久々に連日のリハがありました。

10月21日(土)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
千葉市稲毛コルトレーン(1Fはカレー屋『シバ』) JR総武線 稲毛駅海側 徒歩1分
1st)20:00~ 2nd)21:30~
当日2800yen(学生500円引き)前売2500yen 1ステージのみ2000yen
[tp:森戸拡義、tb:工藤幸枝、p&d:藤田浩司、d:高崎洋平、conga.:吉羽一星、s-bass:yuki]

のリハでした。

トロンボーンとトランペットの組み合わせ、中々ヨイです。
トロンボーンの工藤幸枝さん、アドリブも中々やる(^^)
トランペット森戸氏とも長年一緒にやっているだけあって、なんだか息がピッタリ合うのがこちらにも伝わってくる。

今回、ティオマン島で書き上げた曲を何曲か音出しさせてもらいました。
どうも今回作った曲は、トリオとか、小さい編成で音を出した方が良さそうなものばかりです。
多分そうじゃないかな、とは思っていたけれど、やはり・・・。
ピアノでメロディー弾いたり、あるいはやはりやるならピアニカか、あるいは木管系ですね。
サックスかフルート。
今回は作曲する時になぜかそんな気分だった。
大仕掛けな曲や派手な曲を作る気にならなくて・・・、小品っぽいものばかり作ってしまいました。
「La Lluvia(雨)」とか、かなり演歌チックな、泣ける曲なので演奏するのが難しいです。
好きなんだけどな。
ストレートなものはゴマカシが効かないから、ある意味難しいし、こういう曲をバンドでもきちんと演奏出来るようにしたい。

「Tulipan(チューリップ)」なんか、フンワリしていて、これはうまくいきそうでした。
やるなら16ビート。
今J-Fusionしたいから、ちょっと求めるサウンドがラテンキューバンと乖離してしまいそうです。
危ない危ない・・・。

だけど自分に正直に向き合えば、やはり柔らかい音の曲やシンプルなものが今、一番弾きたいみたいです。

「アディオス・サウダージ(悲しみよ、さようなら)」・・・バンドでもイイ感じだったけれど、コードの展開が速くて、自分でも追い切れない・・・(^_^;)

「Hada Enana(小っちゃな妖精)」・・・完全にピアニカのための曲です。わかっちゃぁいたけれど。金管では無理。やるなら木管。

「Paseo al Cabo(岬をお散歩)」・・・これは絶対に16ビート。やはりピアノトリオが似合いそうだ。

う~ん、影響受けやすいからああいう場所で作ると、どうものんびり大らかになってしまうようです。
緊張感・・・テンションの高い楽曲を作るには向かない場所だ、南の島。

今は素直な柔らかい曲を弾きたいと思っているから良いけれど、また緊張を強いられるような曲を作りたくなった時には、しかるべき場所で作らなきゃダメだ・・・。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
クラゲが一杯 26 sept. 2006

Octubre 15, 2006

後輩と飲む 15 oct. 2006

たまたま機会に恵まれ、今夜は母校の後輩としこたま飲んだ。
うん・・・年は離れていても、やはり長生高校のコは素晴らしいよ。
安心出来る。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
叩くに限る 27 sept. 2006

Octubre 16, 2006

吉羽一星氏がブログ開設!? 16 oct. 2006

いつもお世話になっているナイスなパイレーロ、吉羽一星氏がいよいよブログを開設するようです。
本日スタジオに遊びに来て酒を飲み、煙草を吸う片手間にブログを開設していきました。
詳細は追ってお知らせさせて頂きます。
Gooブログです。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
朝から一曲 28 sept. 2006

Octubre 17, 2006

ティオマン島日記を抜粋 17 oct. 2006

後で読み返してみたら小説のように長い文章だったので、試しに抜粋してみました。
これでもブログとしては長いかも。

「人間、裸一貫が良い。
金銭でも仕事でも、それから遊びでもそれ等に縛られるのは嫌だな。
義務に感じた途端、身に付けた途端にそれ等は魅力を失いがちになる時がある。
こうして素肌で海面近くを泳ぎながら、海中の風景を眺めるのがイィ感じだ。

とはいえ義務といえば、背負ったからこそ張り切って頑張れる一面もあるから、人間とは矛盾したものである。
人間性は一面で語る事は出来ない。
あれも自分、これも自分。

同じようにあれも彼、これも彼。
これが彼女ならあれも彼女。

だから紋切り型に一人の人間を評価する事は出来ない。

人間は他面性を持つ上に、時間軸上においても変化する。
あの時の自分、今の自分。
あの時の彼、今の彼。
今の彼女、少し前の彼女。

諸行無常。
物事はすべて一定ではなく変化し続けている。
だから尚更、一人の人間に対しての評価を断ずる事は出来ない。

さらに、一つの物事は見る方向を変えると別の面が見えるという事もある。
色即是空。空即是色。
実体のあるものが空である事、空なものに実体がある事は、これまた物事の真実であろう。

人間化けるものだ。
私はそんなお化けをたくさん見てきた。

たとえば子どもに対して、私は彼等をなかなか子供扱いする事が出来ない。
彼等はわずか数年後、遅くとも十数年後には大化けするのである。
たまたま私が出逢った子どもたちは、いずれも素晴らしい、尊敬出来る大人となっている。
しかしそんな事実を確認する以前から、今現在は子どもの彼、彼女の背中に成長した時の姿がオーバーラップしてしまい、つい彼等を子供扱い出来ないでいた。
これは果たして良い事なのか、どうかはわからないが、私はだからつい、子どもにたいしても敬語を使ってしまう。

また私の見て取る彼等の一面が、彼等を代表しているとはなかなかわかるものでもない。
一見未成熟でも、大人に話すように語りかけた事に対して案外きちんとした反応を示すものだ。
ま、これもたまたまそういう出逢いに恵まれただけなのかもしれない。」

以上

続きはこちら→
-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
やはりやっていない 29 sept. 2006

Octubre 18, 2006

キューバ人の影響 18 oct. 2006

もう2年以上キューバへと足を運んでいないが、今、こうして素晴らしいキューバ人ミュージシャンとバンドを一緒にやっているおかげで、その影響を濃厚に受ける。

昨日、帰国後久しぶりマトモにドラムを叩いてみたが、自分のプレイが如実に変わっている。

もちろんそんなすぐにフレーズは変わるわけがない。
なんというか、「叩き味」がまるで違うのだ
ビートグルーヴやフィーリングといったものに対しての影響。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
ティオマン島、サラン集落でのインターネット事情 30 sept. 2006

Octubre 19, 2006

ピアノを買う・・・ 19 oct. 2006

ほうほう、浜松まで行って買うなら4~5台の同機種を弾き比べて納得の上、買う事が出来るらしい。
結構高い買い物だし、十何年か、何十年かの付き合いになるだろうから、いざ買うとなったら浜松まで行って買いたいなぁ。


本日、11月4日本番のためのリハが15時~21時であり、中々ヨイ感じに仕上がってきました。
前回と比べたら今回の方がずっと良い。
とはいえ、まだ課題多し。

Tp中島愛実は午前中からスタジオにやって来て練習していたけれど、オイオイ、学校はどうしたんだ???
私もその昔、学校は計画的に休んで、その時間を楽器の練習に費やしていたっけ。

リハでは、キレが増して、その他随所に工夫が見受けられました。

アイツのトランペットにはやはり非凡なものを感じてしまう。


Dr齋藤康成は非常によくさらっている。みんなでコンビニに行く時も彼は一人スタジオに残り、黙々とドラムをさらう。
私は高校生の頃、果たしてあんなに叩けただろうか・・・。
アイツはとても器用なんだ。
ゆくゆくはやはりひとかどのものになるだろう。

Conga野崎めぐみはまだ修学旅行ボケしていたけれど、いや、しかし必死で演奏する姿には好感が持てる。昨晩修学旅行から帰ってきたと思ったら、すぐさまその足でスタジオに個人練習しにやってきた。仲間と一緒の宿で殆ど寝ずに喋りまくったらしく、練習にはやって来たものの、睡眠不足と疲労で殆ど死に体だったけど、その根性には感動するよ。

今回のライブにゲスト参加してくれる吉羽一星氏が今日はリハーサルにも初参加。
心なしか今回のリハでは吉羽氏の影響で全体が熱いサウンドになったような。
コンガやドラムの指導もありがとうございました。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
キースジャレットを聴く 1 oct. 2006

DrumStudio LA FIESTA

Octubre 20, 2006

今後のライブ 20 oct. 2006

今後のライブ予定 を若干お知らせさせて下さい!

10月21日(土)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
千葉市稲毛コルトレーン(1Fはカレー屋『シバ』) JR総武線 稲毛駅海側 徒歩1分
1st)20:00~ 2nd)21:30~
当日2800yen(学生500円引き)前売2500yen 1ステージのみ2000yen
[tp:森戸拡義、tb:工藤幸枝、p&d:藤田浩司、d:高崎洋平、conga.:吉羽一星、s-bass:yuki]
トロンボーンとトランペットの組み合わせによる、強力なブラスサウンド!


10月25日(水)藤田浩司 Latin Cuban Session
池袋「マイルス・カフェ」:豊島区池袋1-8-8 溝口ビルB2 ☆TEL03-5951-6807
pm8:00 開始 ( 開始時刻30分前から入れます)
MC:2,500円
藤田浩司 Latin Cuban Session
[藤田浩司(p&d) , Pedro Valle(fl&sax), 永井健二郎(b) , Ludwig Nunez Pastoriza(ds) , 吉羽一星(timbales)、宮本仁(conga) ]
キューバの誇る世界的ミュージシャン二名を含んで、キューバンチックなラテンジャズ!


10月31日(水)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッションwith石井幸枝
茂原ふぇるまぁた:千葉県茂原市町保37-3成美ビル1F☆TEL.0475-25-4881
Door Open pm6:00    1st7:30~ 2nd9:00~ MC:2,800円(当日3,300yen)
[p&d:藤田浩司、fl:石井幸枝、d:高崎洋平、conga.:吉羽一星、s-bass:yuki]
あのスピック&スパンのアルバムにも参加している今、ノリノリ、そして艶のあるフルートさん石井幸枝とのコラボレーション!


11月4日(土)藤田浩司Dos Gracias(ドス・グラシアス)
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~ 当日2000yen、前売り1500yen
[tp:中島愛実(めぐみ)、P&D:藤田浩司、Conga:野崎めぐみ、D:齋藤康成、 perc.:吉羽一星、S-Bass:yuki]
たまたまご縁の出来た母校の音大受験生3名とのフレッシュ初ライブ!Def Techのレコーディングにも参加している吉羽一星とのセッションも楽しみ!


11月10日(金)藤田浩司ピアノトリオ
イタリアンレストラン チャールストントマト:千葉県茂原市高師971-1 ☆tel 0475-25-3949
1st) 19:00 ~ 2nd) 20:30 ~ 当日2300yen(前売り1800yen)
藤田浩司ピアノトリオ
[p:藤田浩司、b:永井健二郎、d:高崎洋平] 飛び入り予定:野崎めぐみ(Conga)
ファンキーなジャズを演奏します!


11月22日(水・・休前日)藤田浩司 ロス クンバンチェロス
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~ 当日2500yen(前売2000yen)
藤田浩司 ロス クンバンチェロス - Koji Fujita Los Cumbancheros -
[p&d:藤田浩司、tp:森戸拡義、fl:篠崎美千代、conga:木村啓太郎、d:高崎洋平、s-bass:yuki]
コレはバンドの音がする!信頼出来るメンバー!


12月15日(金)藤田浩司ピアノトリオ
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~ 当日2300yen(前売り1800yen)
藤田浩司ピアノトリオ
[p:藤田浩司、b:関口宗之、d:木村啓太郎]
夢のジャズトリオ!リアルジャズ!


12月27日(水)藤田浩司 Latin Cuban Jazz Session
六本木ボデギータ:東京都港区六本木3-14-7六本木アロービル2F ☆tel03-3796-0232
[藤田浩司(p&d) , かわ島崇文(sax), みやこちゃん(b) , Ludwig Nunez Pastoriza(ds) , 吉羽一星(timbales)、宮本仁(conga) ]
キューバ音楽の殿堂「ボデギータ」で最初にして最後のライブ。元バンボレオ、ルーイのドラムを含んだリズム隊の上に乗って、かわ島崇文のスムース&エロいブロウ!
初顔ニューハーフ、みやこちゃんのベースも楽しみ!


2007年1月13日(土)藤田浩司ラテンバンド
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~ 当日2500yen(前売2000yen)
藤田浩司ラテンバンド
[p&d:藤田浩司、fl:齊藤佐智江、d:高崎洋平、perc.:吉羽一星、s-bass:yuki]
齊藤佐智江のフルートは限りなく暖かい!


2007年1月20日(土)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
千葉市稲毛コルトレーン(1Fはカレー屋『シバ』) JR総武線 稲毛駅海側 徒歩1分
1st)20:00~ 2nd)21:30~
当日2800yen(学生500円引き)前売2500yen 1ステージのみ2000yen
[藤田浩司(p&d) , かわ島崇文(sax), 永井健二郎(b) , 吉羽一星(ds) , 野崎めぐみ(conga) ]
美しき野獣4名に新進コンガ奏者、野崎めぐみが挑む!
そういえば先日、かわ島君のライブがテレビコマーシャルされているのを偶然見かけました!

藤田浩司オフィシャルサイトhttp://kojifujita.com

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
やはりイスラムの国 2 oct. 2006

DrumStudio LA FIESTA

Octubre 21, 2006

読書 21 oct. 2006

人間は言葉を介して思考する。

「感情」「気持ち」・・・もちろんそういった事を直感的に、より多く伝える素敵な術は他にもある。
音楽もその一つ。
相手を見つめるその瞳や、接した時のちょっとした仕草もまたその一つ。

とはいえ・・・
それだけでは相手には充分に伝わらない、少し複雑で面倒な物事も世の中にはある。

相手に自分の事をもっとわかってもらいたければ、言葉を尽くして相手にあたる事は決してバカにしたものではない。
「言葉なんて・・・」とは言うけれど。
だけど、お互いがお互いを分かり合うためには、その時その時、それにふさわしい適切な言葉を選ぶ事も大切だろう。

何よりも自分の気持ちややりたい事、これから成さねばならぬ事を自分自身で確認するために、また、これらをはっきりと自覚するためには充分な語彙をもって推敲する事、これが案外大切なのではないだろうか。

自分で自分をきちんとコントロールするためには。

文章をたくさん読む事は、国語力、文章読解力といった能力を高める事を超えて、複雑に物事を考える事の出来る頭脳を作る。

映画やドラマを見るだけでは、感性を育てるという面はともかくとして残念ながらこういった思考する能力は育ちにくいだろう。

読書する事は生きてゆくための強力な力を養いやしないか。

どうしたって人間は言葉を介して思考するから、言葉を自由に操れる事が大いなる自分のパワーになる事がわかるだろうか。

直感表現をする芸術家にだって、その直感表現を組み立てる「言葉」は、創作のための重要なツールだろう。


文学作品はもちろんの事、哲学書、宗教、歴史に関するもの、紀行文、エッセー、数々の実用書、それに論説文、政治に関するものから語学、評論文。
本は我々に様々な情報や感銘、今まで気付かなかった物事の見方を与えてくれると共に、考える力をも与えてくれる。

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雷雨 3 oct. 2006

10月21日(土)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
千葉市稲毛コルトレーン(1Fはカレー屋『シバ』) JR総武線 稲毛駅海側 徒歩1分
1st)20:00~ 2nd)21:30~
当日2800yen(学生500円引き)前売2500yen 1ステージのみ2000yen
[tp:森戸拡義、tb:工藤幸枝、p&d:藤田浩司、d:高崎洋平、conga.:吉羽一星、s-bass:yuki]

10月25日(水)藤田浩司 Latin Cuban Session
池袋「マイルス・カフェ」:豊島区池袋1-8-8 溝口ビルB2 ☆TEL03-5951-6807
pm8:00 開始 ( 開始時刻30分前から入れます)
MC:2,500円
藤田浩司 Latin Cuban Session
[藤田浩司(p&d) , Pedro Valle(fl&sax), 永井健二郎(b) , Ludwig Nunez Pastoriza(ds) , 吉羽一星(timbales)、宮本仁(conga) ]

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Octubre 22, 2006

稲毛コルトレーンでのライブ終了! 22 oct. 2006

まずはおいで頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。
本日メンバー全員1曲目からヒートアップ!!!
お客さんもノッていました。
いや~、あんな感じでお客さんの方からも楽しんでいる感じが伝わってくると非常にやりやすいんだ、って思いました。
トロンボーンの工藤さんが楽しそうで印象的でした。
また近いうちに同じメンバーでセッションしてみたいです。

藤田浩司LatinCubanJazzSession at 稲毛コルトレーン
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最近ローディーをやってくれているめぐみちゃんと(本日1曲飛び入り)
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-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
ペルーチンをなぞる 4 oct. 2006

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Octubre 23, 2006

読書・・・続き 23 oct. 2006

自分の事を思い返してみれば、小学校低学年の頃から学校の宿題をやれなかった代わりに色々な本を読んでいたっけ。
新聞も小学校低学年の頃から全ページに目を通していたかな。首相が佐藤栄作から田中角栄に変わる頃より政治には興味があった。
休み時間に読んでいた本をチャイムが鳴った事に全く気付かずにそのまま授業中に読みふけっていた事も。
実は授業というものをしっかりと受けた記憶が希薄である。
だけど色々な本を読んでいたおかげで学校で勉強する内容を超えて色々な物事について詳しかった。
小学校の頃、自分の記憶にある情報のみで日本史の年表を作れっていうのがあって、1限から始めて5限まで書き続けて書き終わらず、翌日も朝から夕方まで年表作りをしていた事がある。あの時は確か結局それでも書ききれなくてタイムアウトだったんじゃないか。
そういった知識は実はすべて学校で学んだものではなく、読書が与えてくれたものだ。
国語、理科、社会科系の勉強が比較的よく出来たのは殆どすべて読書のおかげだと思っている。
だから読書で補いづらい数学の出来は悪かった(>_<)
算数くらいは大丈夫でしたが・・・。

どれくらい学校で勉強をしなかったか・・・
例えば高校3年間を通じてノートは全教科合わせてもたったの1ページしか取っていない。
それは1年次4月、初めて受けた国語の授業のみ。
高校はともかくとして、小・中のテストなんか時間の半分はテスト用紙の裏に落書きをしていたし。
その反面勉強ブームが自分に舞い降りた事があり、家では夜中の3時頃まで連日勉強していた事もあった。小学校高学年の頃。よっぽどヒマだったに違いない。

英語の辞書。
私は中・高と通じてなんと英語の辞書を持っていなかった。
今にすればこれは惜しい事をした。
辞書は読み物として結構面白い。
入学して間もない頃、せっかく同じクラスの女の子が辞書の面白さについて私に語ってくれたのに、その頃の私はそれに気付く事が出来なかった。
まずは手に取ってみるべきだった。
そして、高校卒業時に私の事を見かねて友人がくれた一冊の英和辞典はその後の人生を結構助けてくれた。
もっと真面目に勉強しておけばよかったとも思うけれど、何かに時間を使えば何かを捨てるしかない。

学校のカリキュラムは自分には合わなかったけれど、とはいえ小・中・高・大・院を通じて素敵な先生はたくさんいらっしゃいました。
各恩師の様々な影響を受けて自分があるし、ノートは取らなかったけれど、内容が魅力的でつい聴いてしまう講義は結構あった。
すべて今の自分を形作る財産だ。
思えばあの頃、母校の先生方は粒ぞろいだったと思う。
今はどうなのだろう?
大学、大学院さえも、そのカリキュラムの中で教えられるものにはピンと来なくて自分にはまったく合わなかったけれど、魅力的な人物や内容はたくさんあった。

魅力的な先生に恵まれる反面、小・中・高・大・院と自分と考え方の合わない先生もそれなりに多かった。
自分も幼かった。
職員室、その他色々な部屋に呼び出されたり、教壇の脇で勉強させられたり、様々な場面で殴られる事も多かった。
ま、確かにそれに値する悪い事をした事もあります。
また、自分が悪くないにせよ、残念だけど怒られても仕方のない事だなと納得する事もあります。
しかし、同時になぜ批判されるのか、どうしても納得出来ない事もありました。
それから不思議といくら怒られても、諭されても全く自分や自分の取る行動を変える事は出来なかった。
結局大局的な考え方や行動する理屈自体は物心着いた時からあまり変わっていない。
だから・・・今、物事を教えるのって難しいと思いますよ。
実感です。

勘違いしないで下さい。
学校で勉強するなって言っているわけではないんです。
そのカリキュラムがその子に適合するならそのカリキュラムで勉強した方がいい。
けれど、他の選択肢もあると思うんです。
適合性の問題です。
学校での授業はマン・ツー・マンというわけにはいかないから、そこで教えるカリキュラムがその子にピッタリと合う事はむしろ少ないだろうよっていう、当たり前の話です。
とはいえ公教育の現場としては全員に同じように授業を受けてもらわなければやりづらいだろうから。そこいらへんも問題といえば問題。
適当なゆるみ、抜け道は認めてもいいんじゃないですか。
それでは他の子にしめしが付かないという話もあるけれど、そういう曖昧な、難しい面をうまく舵取りする事に「先生」という人間を当てる意味があるのではありませんか。
現場ではカリキュラムより先生の裁量が優先しても良いのではありませんか。
しかし、その場合採用する先生はそれでも安心してまかせられる本当のプロでなければなりませんね。
これは大切な事です。
先生が信用出来ないから基準となる均質なカリキュラムに縛るというでは未来のための教育になるかどうか。
もし、「先生」が今のカリキュラムに仕方なく従っているのなら、それよりは「先生」という人間が運営して為す事に、より多くの感動と意味と影響があると思うけどな。
人間一人一人の能力や思考は驚くほど違うから、一つのカリキュラムに従って全員を均一に教育する場合、どこかに良い意味での差別とゆるみがなければ教育が歪むのは当然でしょう。
そんな舵取りはコンピューターには出来ない。
それをも出来るのが「先生」でしょう。

引力に従って打撃するから太鼓の音が無駄な力なく綺麗に豊かに響く。
先生も自分の意志に従って教えた時に最高の美しい力を発揮するのでは。
子どもだって興味を持った物事に対して全身全霊を傾けて打ち込んだ時、最高の何かをつかむのでは。

基礎の勉強は初めのうちみんな嫌がるけれど、それをマスターする素晴らしさに気付かせなければ。
物事を学ぶ事は絶対に面白いはずなんだ。
人間の本能、「好奇心」をくすぐるから。

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Octubre 24, 2006

自信 24 oct. 2006

どうしたら自信が付きますか?って聞かれる事があります。
それには自信を持つにふさわしい実力を身に付ける以外に手がないって思うんです。
万が一実力を身に付けぬまま、「自信」らしい気持ちが芽生えてしまったら・・・それは「過信」って、名前が変わってしまいます。
だから自信を付けるには、日々努力の積み重ねが大切でしょう。
そう思いませんか?
そうして出来上がった自分の姿に対して、いつの間にか自然と「自信」が備わる。
ある程度、出来ると思った事が出来る自分というものに対して、自然とそれを信じる事が出来る。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
ティオマン島サランより出航 -Plau Tioman(Salang)→Singapura- 5 oct. 2006

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Octubre 25, 2006

飲み会 24 oct. 2006

趣味を持たない私の、唯一の趣味が誰かと飲みに行く事。
これだけは、特に2人、3人の少人数ならば、予定が空いている限り必ず出かける。

この歳になって尚、あちこちから一緒に飲みましょう!?って声がかかるのは本当にありがたい事です。

たいてい若者が多いんだけど・・・
飲む酒よりも、そこでとる彼ら、彼女らとのコミュニケーションがものすごい刺激となる。

こうして過ごす時間はゲームするより、また、一編の映画を見るより価値のある事だと思っている。

リアルな人生は何よりも楽しく、また刺激的である。

10月25日(水)藤田浩司 Latin Cuban Session
池袋「マイルス・カフェ」:豊島区池袋1-8-8 溝口ビルB2 ☆TEL03-5951-6807
pm8:00 開始 ( 開始時刻30分前から入れます)
MC:2,500円
藤田浩司 Latin Cuban Session
[藤田浩司(p&d) , Pedro Valle(fl&sax), 永井健二郎(b) , Ludwig Nunez Pastoriza(ds) , 吉羽一星(timbales)、宮本仁(conga) ]

キューバの誇る世界的ミュージシャン2名を含んで、キューバンチックなラテンジャズ!

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
米系の航空会社は -シンガポールSingapore→成田→関空→天王寺-  6 oct. 2006

Octubre 26, 2006

藤田浩司LatinCubanJazzSession 26 oct. 2006

キューバ人二人を含む、このメンバーでのライブはとても刺激的でいつも楽しい。
とはいえ、セッションの宿命・・・サウンドをまとめる事の何と難しい事よ。
オレ、もっと頑張らなきゃね。
吉羽君、今日は色々と話にのってくれてありがとう!

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Octubre 27, 2006

今日は 27 oct. 2006

昨晩のライブ後、会場近くのファミレスでティンバレスの吉羽君と音楽について色々と話をして、その後明け方茂原のスタジオまで楽器とローディーを運び、午後一時から夜までロスクンバンチェロスのリハーサル。

合間合間に着々と業務をこなし、来年にかけてのライブが3本くらい決まる。

夜はかわいい教え子と飲みに行き、このブログを書き終えたら・・・久々に早寝しようかな。

からだは案外平気だけど、ここのところ色々とあって、なんだか精神的に疲れたわ。


今後のライブ予定 (2006年10月27日現在)

10月31日(水)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッションwith石井幸枝
茂原ふぇるまぁた:千葉県茂原市町保37-3成美ビル1F☆TEL.0475-25-4881
Door Open pm6:00    1st7:30~ 2nd9:00~ MC:2,800円(当日3,300yen)
[p&d:藤田浩司、fl:石井幸枝、d:高崎洋平、conga.:吉羽一星、s-bass:yuki]
*久々のゆっきーと演るの、楽しみだわ。あの人の艶の部分も良いけれど、勢いも好き。
終わったら徹夜で宴会か!?


11月4日(土)藤田浩司Dos Gracias(ドス・グラシアス)
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~ 当日2000yen、前売り1500yen
[tp:中島愛実(めぐみ)、P&D:藤田浩司、Conga:野崎めぐみ、D:齋藤康成、 perc.:吉羽一星、S-Bass:yuki]
*今年の夏から育ててきた母校の後輩、芸大をはじめとする音大受験生達とのライブ。
彼らの行く末が楽しみだぁ。
実はこのライブ、仕上げに一番時間をかけています。


11月10日(金)藤田浩司ピアノトリオ
イタリアンレストラン チャールストントマト:千葉県茂原市高師971-1 ☆tel 0475-25-3949
1st) 19:00 ~ 2nd) 20:30 ~ 当日2300yen(前売り1800yen)
藤田浩司ピアノトリオ
[p:藤田浩司、b:永井健二郎、d:高崎洋平] 飛び入り予定:野崎めぐみ(Conga)
*ピアノトリオは自由で良い。
この自由感は大人数のフォーマットでは為し得ないよね。
永井さんと洋平君で、ファンキー寄りなピアノトリオ。


11月22日(水・・休前日)藤田浩司 ロス クンバンチェロス
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~  当日2500yen(前売2000yen)
藤田浩司 ロス クンバンチェロス - Koji Fujita Los Cumbancheros -
[p&d:藤田浩司、tp:森戸拡義、fl:篠崎美千代、conga:木村啓太郎、d:高崎洋平、s-bass:yuki]
*本日リハを行いましたが、ここはバンドの音がする。
音楽ががっちりと進行する。
素敵な仲間達と演奏するライブ、この時間は特別である。

12月13日(水)藤田浩司 Latin Cuban Jazz Session
池袋「マイルス・カフェ」:豊島区池袋1-8-8 溝口ビルB2 ☆TEL03-5951-6807
pm8:00 開始 ( 開始時刻30分前から入れます)
MC:当日2,500円
藤田浩司 Latin Cuban Session
[藤田浩司(p&d) ,かわ島崇文(sax), 永井健二郎(b) , Ludwig Nunez Pastoriza(ds) , 吉羽一星(timbales)、宮本仁(conga) ]
*かわ島君のサックスはマイフェイバリットなのですよ。
艶のあるの、好き。
打楽器隊もキューバ音楽を大得意とする仲間達だから、出てくる音には私もつい期待してしまいます。


12月15日(金)藤田浩司ピアノトリオ
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~  当日2300yen(前売り1800yen)
藤田浩司ピアノトリオ
[p:藤田浩司、b:関口宗之、d:木村啓太郎]
*今年になって始めたジャズ畑の方々とのセッション。
キューバ音楽も大好きだけど・・・実はストレートアヘッド&メロウなジャズも大好き!


12月27日(水)藤田浩司 Latin Cuban Jazz Session
六本木ボデギータ:東京都港区六本木3-14-7六本木アロービル2F ☆tel03-3796-0232
[藤田浩司(p&d) , かわ島崇文(sax), みやこちゃん(b) , Ludwig Nunez Pastoriza(ds) , 吉羽一星(timbales)、宮本仁(conga) ]
ルーディーお気に入りのニューハーフ!?、みやこちゃんはなんとW大学出身で、今年よくお世話になっているドラマー木村啓太郎氏の先輩だと言う事が発覚!
キューバ音楽の殿堂ボデギータ、閉店カウントダウンライブ。


2007年1月10日(水)藤田浩司 Latin Cuban Jazz Session
池袋「マイルス・カフェ」:豊島区池袋1-8-8 溝口ビルB2 ☆TEL03-5951-6807
pm8:00 開始 ( 開始時刻30分前から入れます)
MC:当日2,500円、前売り2,000円
藤田浩司 Latin Cuban Session
[藤田浩司(p&d) ,かわ島崇文(sax), 永井健二郎(b) , Ludwig Nunez Pastoriza(ds) , 吉羽一星(timbales)、宮本仁(conga) ]


2007年1月13日(土)藤田浩司ラテンバンド
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~ 当日2500yen(前売2000yen)
藤田浩司ラテンバンド
[p&d:藤田浩司、fl:齊藤佐智江、d:高崎洋平、perc.:吉羽一星、s-bass:yuki]
*ラテンバンドはピアニスト活動を始めた最近の私の原点。
随分とメンバーチェンジを重ねたけれど、ここにいるとなんだかホッとします。
みんな、ありがとう!


2007年1月20日(土)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッション
千葉市稲毛コルトレーン(1Fはカレー屋『シバ』) JR総武線 稲毛駅海側 徒歩1分
1st)20:00~ 2nd)21:30~
当日2800yen(学生500円引き)前売2500yen 1ステージのみ2000yen
[藤田浩司(p&d) , かわ島崇文(sax), 永井健二郎(b) , 吉羽一星((ds) , 野崎めぐみ(conga) ]
*愛弟子野崎めぐみを混ぜての初セッション!
いきなりこれだけの実力者、強者達との演奏とは・・・。
こちらがドキドキします。


2007年1月27日(土)藤田浩司ピアノトリオ
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7☆tel: 0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:15
charge2000 yen
藤田浩司ピアノトリオ
[藤田浩司Piano、菊池敦彦Bass、木村啓太郎Drums]
本日突然お話を頂いたピアノトリオ。
約1年ぶりの登場。
この日は美幸ママのバースデーなのです。
絶対楽しい日にします!

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Octubre 28, 2006

ぐったり 28 oct. 2006

う~ん、池袋ライブのダメージが一日おいて身体に・・・。
久々のオフ日、しかし朝から頭痛で一日が始まる。
お昼は練習して過ごし、しかし何か身体がズーンと重い。
ローディーの子がスタジオで練習したいって言うから、来てもいいよって言ったものの、連絡の仕方のまずさを叱ってしまい、険悪な雰囲気がスタジオに漂う・・・。
胃はムカムカするし、カフェインを入れると身体にはブルブル来るし、午後からとはいえ、演奏してさらに明け方までかかって楽器を運ぶのはそろそろチョットキツイかもしれないな。

-藤田浩司koji fujita世界最後の楽園・ティオマン島旅行記-
本日こそ帰還! 天王寺→新大阪→品川→千葉! 7 oct. 2006

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Octubre 29, 2006

Dos Graciasのリハとか・・・ 29 oct. 2006

音大受験する高校生とのバンド「Dos Gracias」のリハーサルがありました。
この間のマイルスカフェセッションの反省もあり、自分のイメージを具現化する事に腐心する。
かなり良い出来に仕上がってきたと思う。
いや、マジで。
かなり細かい部分にまで自分のやってほしいと思う事をメンバーそれぞれに伝えてみた。
結果、音楽はしっかりと流れる。
以前こういう作り方をして手痛い思いをした事があったので、ここしばらくは演奏をなるべく共演者自身の発想に任せて、自分の予想だにしない展開を見せる自らの音楽を楽しんでいたのだけど、最近リハを殆どしないセッションの中、逆にこの方式で痛い思いをする事が出てきたから、そろそろ再び方向転換してみる事に。
だけど、人間は基本的に強制を嫌がるから、こちらの意見を伝える事にはするけれど、それをやってもらうかどうかは共演者の判断にお任せしたい。
相手にストレスを感じさせてまで、自分の意見で音楽を統一してしまうのもやはりどうかと思ってしまう。
なんとかして少しでも多くのハッピーな時間を作りたいものだ。

しかしアイツ等は良く食らい付いてくる。
齋藤康成や中島愛実や野崎めぐみがよく練習しているのは一回一回のリハで一緒に音を出してみればよく分かる。
イヤ本当にたいしたものだと思う。
来週11月4日(土)のライブを観た人は、これが高校生の音かよってびっくりすると思うよ。

11月4日(土)藤田浩司Dos Gracias(ドス・グラシアス)
大神家(おおがみや):長生郡一宮町東浪見7545-3☆tel 0475-42-7568
1st)19:30~ 2nd)21:00~ 当日2000yen、前売り1500yen
[tp:中島愛実(めぐみ)、P&D:藤田浩司、Conga:野崎めぐみ、D:齋藤康成、 perc.:吉羽一星、S-Bass:yuki]
たまたまご縁の出来た母校の音大受験生3名とのフレッシュ初ライブ!Def Techのレコーディングにも参加している吉羽一星とのセッションも楽しみ!

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10月31日(火)の藤田浩司ラテンキューバンジャズセッションwith石井幸枝(フルート)の方も決めかねていたプログラムをようやく決めてみた。
うん、今回はこれで勝負してみたい。
もしかしたらノードステージを持って行くかも。
これのピアノの音はマジいいわ。
非常に良い意味でエレクトリックなアコピサウンド。
ライブが終わったら幸枝さんと徹夜で飲み空かす約束も楽しみ。

10月31日(水)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッションwith石井幸枝
茂原ふぇるまぁた:千葉県茂原市町保37-3成美ビル1F☆TEL.0475-25-4881
Door Open pm6:00    1st7:30~ 2nd9:00~ MC:2,800円(当日3,300yen)
[p&d:藤田浩司、fl:石井幸枝、d:高崎洋平、conga.:吉羽一星、s-bass:yuki]
あのスピック&スパンのアルバムにも参加している今、ノリノリ、そして艶のあるフルートさん石井幸枝とのコラボレーション!


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Octubre 30, 2006

出したい音を出すには 30 oct. 2006

どうも調子の良い時の演奏は音運びが良い。
あとは音を感じている感触とか・・・うまく言えないけれど。
今日は一日中ひたすら練習しちゃいました。
ドラムとピアノ。

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明日茂原でライブ! 30 oct. 2006

明日10月31日(火)、茂原のふぇるまぁたで、久々にフルート奏者の石井幸枝さんとライブします。
ブラジリアンフルート界ではここのところCDを立て続けに発売し、またスピック&スパンと共演するなど、押しも押されぬ第一人者の彼女ですが、ラテンキューバンジャズとの相性も抜群です!
スタジオやライブで大活躍中の吉羽一星氏のコンガ、ラテンキューバンドラムをあまりにもよく知る男、高崎洋平氏のドラムも楽しみ。
野口由紀のシンセベースはクッキリした音像と相まって、最高のキックを提供してくれる。
私もピアノとドラム、両方持って行きます。
今回は今までライブでは弾いた事のないマイバラード「春の陽だまりの中で」なども演奏させて頂くつもりです。
我ながら色々と意欲的!
ドラムソロも日々変化しています。
そりゃそうか・・・。

せっかくだから、見に来てくれたら嬉しいなぁ(>_<)
ちなみに1stが19:30からと、若干早めです。
尚、この日ライブ終了後に幸枝さんと徹夜で飲み明かす予定。
そちらの方も合流メンバー募集中です。
この機会に私たちと朝まで語り明かしませんか?


10月31日(水)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッションwith石井幸枝
茂原ふぇるまぁた:千葉県茂原市町保37-3成美ビル1F☆TEL.0475-25-4881
Door Open pm6:00    1st7:30~ 2nd9:00~ MC:2,800円(当日3,300yen)
[p&d:藤田浩司、fl:石井幸枝、d:高崎洋平、conga.:吉羽一星、s-bass:yuki]


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Octubre 31, 2006

なんて事のない日常 31 oct. 2006

朝起きて一日自分の練習して、夜は11月4日のライブでコンガを演奏してもらう野崎めぐみに少しだけ指導しておしまい。
彼女、最近の伸びにはすごいものがある。
どうも私が思っていた以上に才能があるのかも。
今日、ヤツに対する期待が確信に変わった。
何かやらせるとすぐに出来るようになる。
この要領の良さは下の子特有のものか。
まだ16歳だし、このまま順調に成長すれば充分プロとしてやっていけるようになるだろう。
9月よりローディーとして全てのライブでお手伝いしてもらっているから、その中で吉羽一星、宮本仁、木村啓太郎、それにLudwigNunezや高崎洋平、それに私のプレーを間近でたくさん見ているのが、自分のプレーが将来どうあるべきかのイメージをかなり形作ったんじゃないか。みんな尊敬出来るすごいプレーヤーだ。実績もある。
本日31日には幸枝さんをみて、また、女性ミュージシャンとはどうあるべきか考えてもらいたい。

自分の練習は地味なもの。スケール&アルペジオ、それに気に入った曲をアドリブで何回も弾き返し、お気に入りのフレーズに磨きをかける。
ドラムは大体インデペンデンスの練習。

今週、気にかかる事がある。
それは・・・うっかり、同じ地域で同じ週にライブを2本入れてしまった事。
11月4日は高校生と演奏するという物珍しさもあって、ある程度おいで頂けそうな雰囲気なのですが、本日10月31日はまったく読めない・・・。
いや・・・不安。
お客さんゼロだったりして・・・(>_<)
プレイヤーは素晴らしいし、気心も知れているし、良いライブになると思うんだけどな・・・。


10月31日(水)藤田浩司ラテンキューバンジャズセッションwith石井幸枝
茂原ふぇるまぁた:千葉県茂原市町保37-3成美ビル1F☆TEL.0475-25-4881
Door Open pm6:00    1st7:30~ 2nd9:00~ MC:2,800円(当日3,300yen)
[p&d:藤田浩司、fl:石井幸枝、d:高崎洋平、conga.:吉羽一星、s-bass:yuki]


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