朝からカフェでネットなどをして、本日は超ゆっくり12時のチェックアウト。
午前中に土砂降りのスコールがやってきてドキドキしたけれど、今は良い天気だ。
正確には11:55頃チェックアウトして、12時発ジョホールバル(johor bahru)行きのバスに何とか間に合った。
はじめに寄ったバス会社のチケット売場ではこの時間、チケットがすでに売り切れていたが、いつもの胡姫快車(orchid express)には席に残りがあった。
と、いうか、いざ乗ってみるとガラガラだった。
ジョホールのラーキン・バスターミナルまでRM7.5(255円)。
一度CDをじっくりと聴いてしまったから、あちこちで流れているラマダンソング(ramadan song)がやたらと耳に残る。
ラマダンソングはどれも聴いていてかなり心地が良い。
良くも悪くも欧米文化にどっぷりと浸ってしまった、多くの日本人がクリスマスソング(christmas song)に対して持つような思い入れが、イスラム(islam)の民が住むここではラマダンソングに対して感じられる。
様々にロマンチックなのである。
そして、その旋律には時折アラブの影響が顔を見せる。
自分にとって最もエキゾチックで魅力的なのは、マレーシア(malaysia)音楽のこの部分。
スペイン(espana-spain)やキューバ(cuba)のラテン音楽の旋律にもアラブ(arab)の影響は明白に感じられるから、アラビア文化の伝播は西と東に分かれてお互いが遠い地にあるけれど、ある部分これらは兄弟だ。
アラブ世界に足を運びたくなった。
またキューバのリズム(rhythm)が持つ影響力は強烈だから、やはり遠くマレーシアのポピュラー音楽にだってそれは影響を与えている。
それから日本の音楽との共通点。
ペンタトニック(pentatonic)の使い方において両者には似通った感性が感じられる。
演歌っぽいところとか。
そして例えば沖縄の音楽が持っているようなアジア(asia)の南国に共通する大らかで緩やかな流れが、マレーシアの音楽全体をも広く覆っているのである。
そういった自分にとって縁のある様々な要素が絡まったマレーシアのポピュラー音楽は私にとって魅力的なのだ。
ラーキン(larkin)バスターミナルには13:35に到着した。
シンガポール行きの国際バス、星柔快車(singapore-johore express)に乗り換える。
RM2.5(80円)。

ちなみにシンガポールのブギス(bugis)からこちらに向かう時には2.5シンガポール・ドルだから倍以上の値段になる。
#170のSBS Transitの方が頻繁に便があるけれど、大荷物では乗れないだろう。
出国&入国はスムーズだったが、シンガポールは土砂降りの雷雨。
シンガポールって、あまり天気の良くない印象がある。
とはいえ、降り続いた記憶もないけれど。
この国には長居した事がない。
シンガポール・ドルも4、5年前に1万円を両替したっきり、その残りを来る度に使えば間に合ってしまう。
バス、やはり#170のSBS Transitは頻繁に来るけれど、星柔快車はなかなかにしてやって来ない。
ところで、次回までには絶対に忘れそうだから、マレーシア携帯の使い方をおさらいしてここに記しておく事にする。
-----
マレーシアのGSM携帯「DIGI」
プリペイドカードのチャージ方法
DIGI Beyond Prepaid (Reload Coupon)
*123*『PINナンバー』#→発信
プリペイドの料金確認は*126#
-----
IDD Chatzカード
初回チャージの仕方
REG P『PINナンバー』R『自分の携帯電話番号』
これをSMSにして016 226 0066へ送る。
2回目以降リチャージの仕方
継ぎ足しの時には新旧カード2枚のPINナンバーが必要で
TOP O『古いPINナンバー』 N『新しいPINナンバー』
これをSMSにして016 226 0066へ送る。
-----
国際電話を日本へかける
IDDカードを使った携帯電話の正しいかけ方
①まず相手先電話番号を登録する。
REG P『PINナンバー』R0081『アタマの0を抜いた相手先電話番号』
これをSMSにして016 226 0066へ送る。
登録可能件数は3件まで
②かける時
B0081『アタマの0を抜いた相手先電話番号』A『自分の携帯電話番号』
これをSMSにして016 226 0066へ送る。
-----
マレーシアのDIGI携帯からIDDカードを使って日本への国際電話、別のかけ方
①IDDカードの登録
- smsEZ connection -
B『PINナンバー』#
これをSMSにして016 226 0066に送る
②かける時
- callEZ connection -
03711804680081『アタマの0を抜いた相手先電話番号』#→発信
-----
DIGI通話料金
①通話料プリペイドノーマルで
マレーシア国内RM0.36(12.24円)/分
日本の固定電話へはRM0.18(6.12円)/分
DoCoMo等の携帯電話へはRM2.00(68円)/分
②IDD Chatzカードで
マレーシア国内RM0.36(12.24円)/分
日本の固定電話へはRM0.20(6.8円)/分
DoCoMo等の携帯電話へはRM0.85(28.9円)/分
-----
DIGIでシンガポールからかける場合、
*111*81『アタマの0を抜いた相手先電話番号』#→発信
ちなみにセルコム(Celcom)の方は1310081---で安くなるのかも。
はじめに131を付けると安くなるらしい(IDD)。
ブギスからすぐのコピティアム(kopitiam)で豚ご飯を食べた。
大したものでもないけれど、イスラム国家のマレーシアでは豚肉を食べていないから久々に食べたくなった。
S$3。アイスコーヒーはS$2。
物価が日本に近くなる。

シンガポールは多民族国家だが、やはり目立つのは中国人だ。
ここは往来でたばこを吸うと罰せられるという素晴らしい国なのだが、最近は平気でたばこを吸うオジサンとオニイサンが増えて来たように思う。
歩きたばこに食堂でのたばこ。
けむい。
こうして実害を伴い大迷惑。
それでも日本の現状よりはマシか。
そういえばシンガポール入国後、携帯の表示が「DIGI」から「SGP-M1-3GSM」に変わった。

国が変わってもそのまま携帯が使えるのはとても便利な事である。
とはいえ、これが世界標準なのか。
だけど日本の携帯ライフは、国を出ない限り世界最高に便利なものだから海外に出る時に多少不便でも今のシステムをキープして欲しいと思う。
ただし、観光政策で考えれば世界の誰もがケータイを持つ今時、これは海外からの観光客誘致にとって大ブレーキだろう。
携帯をチェックしにシンガポール最大の電気街、シンリンスクエア(sim lim square)に行ってみた。


携帯をチェックしようかと思っていたのだが、端末の情報しかなくシステムの情報がまったく得られない。
マレーシアならどこの携帯ショップに行っても携帯電話各社の情報が溢れていたのに・・・近くても国が違えばそこいらへんの事情も相当に違う。
シンガポールの携帯電話会社M1のSIMカードを試しに買ってみた。
SIMカードやプリペイドカードは両替商が扱っている。
SIMカードはS$25(2083円)。
プリペイドはS$18(1500円)。
通話料金はよくわからないけれど、JCBプラザに電話した時には通話時間1分32秒でS$0.26(21.7円)だった。
DIGIのSIMカードにもM1のコーリングカードでチャージ出来るらしいけれど、かなり割高になるらしい。
シンガポールの携帯、M1で日本へは
+81『アタマの0を抜いた相手先電話番号』→発信
でかかる。
「+」の出し方は迷ったけれど、「0」を長押しする事で出て来るのがわかった。
ちなみにマレーシア、中国、タイ、台湾、米国、カナダ、韓国には特別に安くかける事が出来るそうだ。
その場合は021からプッシュする。
プリペイドの有効期限は180日間と長いので、ナンバーをキープするのにもそんなに経費はかからない。
1年間でS$50(4200円)支払えば大丈夫。
日本へのSMSは、+81『アタマの0を抜いた相手先電話番号』で送れるらしい。
料金確認等は「#100#」で。
ちなみにシンガポールのJCBプラザには何度もお世話になっているけれど、とても親切だ。
対応も的確で素早い。
物腰も柔らかいし、まさしくその道のプロである。
日本人なら海外では出来得る限りJCBカードを使いましょう。
その後地下鉄でクラークキー駅下車、クラークキー(Clarke Quay)の対岸、リバーサイドポイント(riverside point)にあるブリューワークス(Brewwerkz)という地ビール屋に飲みに行く。

クラークキーには初めて寄ったけれど、かなりおしゃれな雰囲気だ。

ウィートエールは麦の風味が荒々しいかなり若い味付けだ。

ここはホップバック・エール(hopback ale)という名前のリアルエールが美味しい。
これはかなりビターな味付け。
定番のピルスナー(pilsner)はスタイルの味がする。
飲んで後悔しない味だ。
それからドイツには行けなかったけれどオクトーバーフェストで飲むメルツェンビールを痛飲!
値段は・・・日本の地ビール屋よりかなり高い!!!
大体地ビールというのは割高であるが、ここは高い。
お昼は安いのだけれど、時間が遅くなるに従って値段が上がってゆき、20時からのゴールデンタイムにはお昼の2倍以上の値段となる。
20時以降のゴールデンタイムには470mlの中生がS$11.49(960円)もする!!!
これは今まで経験した日本を含めた世界の地ビール屋の中では圧倒的な最高値だ。
まぁ珍しいから飲んでみる。
次回は昼間に来ることにしよう。
これでも良い時間にはほぼ満席になるシンガポーリアンの経済力は侮れない。
ランチタイムなら同じものが一杯S$3.49(290円)だから充分安いのだけれど。
ティオマン島にいた間に飲んだビール51本の値段が約RM114(3876円)だったのに、たったの1時間半で軽くそれら全てを合計した値段を越えてしまった。
そりゃそうか、1杯約千円だ。
酔っぱらったので場所をスタバにかえる。
こちらは若干日本より安め、レギュラーのラージがS$4.25(354円)だ。
契約者はネットが出来るらしく、PCを持ち込んでいる人がちらほら。
シンガポールはおもちゃ箱をひっくり返したような街だ。
どこの駅で降りても、小ぎれいにインフラが整備されている。
都市国家シンガポール。

スタバや地ビール屋で目に付くのは、華人と白人ばかりだ。
いわば東京都心23区のみを国にしてしまったようなところである。
市民の全てがウルバーノ(urbano・・・都市住民)だ。
大体マレーシアでスタバは見たことがない。
スタバはおろか、普通のコーヒーは飲めたためしがない。
マレーシアのスタンダードは残念ながらフリーズドライのネスカフェだ。
フリーズドライのコーヒーなど今更飲めるわけもない。
ビールとともに、この二大嗜好物をたしなむ事が出来ないのは、自分にとってマレーシアライフの痛いところ。
健康には良いかもしれないけれど。
ちなみにスタバ、首都クアラルンプール(kuala lumpur)にはあるらしい。
空港は24時間の稼働だけれど、ターミナル1と2をつなぐ空港内のモノレール?がなくなってしまうかもしれないので、22時過ぎ、MRTに乗ってチャンギ国際空港へと移動する。
この時間、かなりな混雑だ。
日本語を流ちょうに理解する外国人に声をかけられた。
ターミナル1と2をつなぐスカイトレインは5:00-翌2:30の運行と、数年前より大分延長されている。
毎年来ているのに今まで気が付かなかった。
空港ターミナル1に到着し、両替レートをチェックしたらS$1.25=100円だった。
シンリンスクエアではS$1.20=100円だったから、空港の方がレートはだいぶ良い。
また、肝心のM1以外、携帯電話2社のカードは空港内の両替所で扱っている。

藤田浩司-koji fujita-
DrumStudio LA FIESTA
→コメント、トラックバックはこちらからお願いします(^o^)
cozy-corner~藤田浩司(ふじたこうじ/koji fujita)のblogog