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Octubre 2007 アーカイブ

Octubre 1, 2007

吸血昆虫その後 1 oct. 2007

一昨日、吸血昆虫にやられた痒みはまだ続いている。
やられた直後の痒みはしばらくするといったんひくが、数時間後に再び痒くなり始め、翌日以降にはその痒みを増す。

朝ご飯に行くと、今日も千葉ちゃんがオーダーを取りに来た。
笑顔のすてきな子だ。
20071001ChibaChan.jpg

マレー系にはどうも日本の知人と姿形のよく似た人が多い。
一昨年の優希や祥子ちゃんもそっくりだったが、今年の伊地知さんや千葉ちゃんもよく似ている。
特に九州にルーツを持つ人は似ているのかも。
優希はお母さんが、祥子ちゃんはお父さんが、伊地知さんは自身が南九州の生まれだったはず。
千葉家はお父さんが確か岩手だけれど、お母さんの方はどうなのだろう?

泳ぐ。
昨晩強風が吹き荒れたせいか、砂を捲いて視界が悪い。これでは最後のお目当て、ナポレオンフィッシュは今日も見つける事が難しいだろう。
彼はいつも深い場所にある珊瑚や岩の陰に潜んでいる。
彼を探すには透明度が必要だ。
もう一つの大物、バッファローフィッシュは経験上、満潮時の浅瀬にある珊瑚と砂地の入り交じった辺りに数尾の群れをなして泳いでいることが多い。
それからウミガメはぼんやりとどこにでもいる。
とはいえ、足の届くような、あまりに浅過ぎるところにはいない。
珍しく、正三角形の魚体に長いムナビレを垂らすアカククリの幼魚を見た。
白黒の太いストライプに黄色の縁取り。
不活発な泳ぎ。
ティオマンの海には色とりどりに無数の魚がおり、その名前について一々よくはわからない。
よく見る海の生き物中、わかるものでは上記のナポレオンフィッシュ、バッファローフィッシュ、ウミガメの他、オヤビッチャ、オキザヨリ、ソウシハギ、クマノミ、コバンザメ、ヒラアジの仲間、アジの仲間、オビブダイ、ツユベラ、ボラ、黄色いヒレのボラ、細長い口を持つクギベラ、赤い魚体をもつヤッコダイの仲間、それにチョウチョウウオの仲間等々。。。
20071001SalangBeach-TiomanMalaysia.jpg


帰り道にビール屋で居眠りしているおじいちゃんを見かけた。
20071001Oji-chanEnEsteAnoSalangTioman.jpg


夕食後、久々にインターネットをする。
今日はなぜか比較的速い。
いつも数十分かかるところ、数分でログイン出来る。
とはいえ、日本ならほんの一瞬ですね。
久々mixiに日記を書いた。
何通かメッセージを頂いているのだが、返事を書くまでには行き着かない。
とにかく一画面の切り替わりを数分も待たなければならないのである。
先日は何十分か待って結局あしあとさえ見る事が出来なかったくらいだ。

道ばたのベンチに腰掛けて電話をしていたら、伊地知さんが脇を通り過ぎていった。
20070929Ijichi-san.jpg

こちらから電話したらやはりものの数分もしないうちに切れてしまった。
島では10リンギット(340円)分と、極端に少額なプリペイドカードしか販売されておらず、料金を使い切るほぼ5分毎に面倒な15ケタのPINナンバーを入力&送信してリチャージしなければならないから、ローカルコールはともかくとして国際電話をかけるにはそぐわない。
サラン(salang)にいる間は申し訳ないけれど、待ち受け専門だな。
エリアマップで完全に通話可能なエリア内である事を確認し、充分な量のプリペイドカードを買っておいたDIGIの携帯はサランに来てみると現実には圏外だったのである。

泳いでばかりのようだけど、今日一番、いや今日と言わず最近一番時間を費やしているのはDVDの編集だ。
今の段階ではとにかく忍耐と体力を要求される。
クリップ毎に同じ作業の繰り返しだ。

結局、明け方まで作業を続け「ベーシック・ラテンキューバンパーカッション&リズム」のすべてのクリップを仕上げ終えた。
内容はこんな感じだ。

Basic Latin Cuban Percussion & Rhythms - Juan Oscar Tejera

- Part Ⅰ-
~The Basic Technic of Latin Cuban Percussions-
01)Claves Basic
02)Guiro Basic
03)Maracas Basic
04)Cowbell(BongoBell) Basic
05)Bongo Basic
06)Timbales Basic
07)Conga Basic
08)Conga Exercise1
09)Conga Exercise2


- PartⅡ-
~The Variety of Cuban Rhythms-
10)Danzon
11)Chachacha
12)Bolero
13)Bolero w/Bongo
14)Son Montuno
15)Son Montuno w/Bongo
16)Pilon
17)Changui
18)Mozambique 1
19)Mozambique 2
20)Dengue
21)Rumba Yambu
22)Rumba Guaguanco
23)Rumba Columbia (Matanzas Style)
24)Rumba Columbia (Havana Style)
25)Rumba Columbia (Santiago de Cuba Style)

June21,22/2007, Foco de San Pedrito, Rpt.San Pedrito, Santiago de Cuba, CUBA
Musicians: Juan Oscar de la Tejera, Juan Bauste Grande, Anlis Cabrera Oris, Hermano Menor de Anlis Cabrera Oris.
Producer: Koji Fujita, Drum Studio LA FIESTA, 7-21 Mobara Nishi, Mobara City, Chiba Pref., NIPPON(JAPAN)
http://la-fiesta.jp
20071002DVDJuan1-DrumStudioLaFiestaChibaJapan.jpg


KojiFujitaInTioman2007-39B.jpg

DrumStudio LA FIESTA

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Octubre 2, 2007

DVD-ベーシック・ラテンキューバンパーカッション&リズム 2 oct. 2007

昨晩から今日の明け方にかけて一気に骨組みを完成させたDVDを全編通して見るためにWindowsMediaのストリーミング再生モードで保存してみた。
当初の予定では完全に初心者向けのものを作ろうと思っていたのだけれど、いざ仕上げてみるとかなり突っ込んだ内容となり、上級者やマニアがこれを見たとしても面白いと感じるだろう。
とはいえ、クラベス(claves)、マラカス(maracas)、ギロ(guiro)、カウベル(cowbell)、ボンゴ(bongo)等、教育の現場で使われる事の多いラテン打楽器についての基本はわかりやすくコンパクトにおさえてある。
DVDは二部構成となっており、第一部では各打楽器の基本的な奏法を、第二部では代表的なラテンリズムのアンサンブルを提示している。

サンチアゴ・デ・クーバは世界中で最も太鼓演奏が盛んな土地のうちの一つだから、内容は本格的なものにならざるをえなかった。
彼らにとっては、あれがスーパーベーシックなのだろう。

アンサンブルでは「ルンバ・コルンビア(Rumba Columbia)」を、マタンサス(matanzas)、ハバナ(havana・・・la habana)、サンチアゴ・デ・クーバ(santiago de cuba)、それぞれの都市が持つリズムスタイルでデモンストレートしてくれたものが興味深い。
また「モザンビーケ(Mozambique)」はいくつかあるコンガパターンのうち代表的な2種類を収めてある。
それから、「デングェ(Dengue)」などというリズムも、これは日本にいると名前さえも滅多に聞かないが、このDVDには収められている。
このDVDの制作目的は、ラテン打楽器についての正しい知識を学校音楽教育の現場に広める事であるが、同時に、ラテン音楽に詳しい人が見ても楽しめる内容となっているだろうと思う。
また、すべての音楽教師や吹奏楽指導者がこのDVDに納められている程度のラテン打楽器についての知識を持ってくれていたら・・・というのは、私の切なる希望でもある。


Basic Latin Cuban Percussion & Rhythms - Juan Oscar Tejera

- Part Ⅰ-
~The Basic Technic of Latin Cuban Percussions-
01)Claves Basic
02)Guiro Basic
03)Maracas Basic
04)Cowbell(BongoBell) Basic
05)Bongo Basic
06)Timbales Basic
07)Conga Basic
08)Conga Exercise1
09)Conga Exercise2


- PartⅡ-
~The Variety of Cuban Rhythms-
10)Danzon
11)Chachacha
12)Bolero
13)Bolero w/Bongo
14)Son Montuno
15)Son Montuno w/Bongo
16)Pilon
17)Changui
18)Mozambique 1
19)Mozambique 2
20)Dengue
21)Rumba Yambu
22)Rumba Guaguanco
23)Rumba Columbia (Matanzas Style)
24)Rumba Columbia (Havana Style)
25)Rumba Columbia (Santiago de Cuba Style)

June21,22/2007, Foco de San Pedrito, Rpt.San Pedrito, Santiago de Cuba, CUBA
Musicians: Juan Oscar de la Tejera, Juan Bauste Grande, Anlis Cabrera Oris, Hermano Menor de Anlis.
Producer: Koji Fujita, Drum Studio LA FIESTA, 7-21 Mobara Nishi, Mobara City, Chiba Pref., NIPPON(JAPAN)
http://la-fiesta.jp

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ブランチをとった後、泳ぎに行く。
ウミガメがいるとの声を聞いたが、私は確認できなかった。
日中に珍しいイカの群れを見た。
不活発に水中を漂っている。
足を閉じているので、気を付けてよく見ないとイカには見えないかもしれない。

今日はビーチに人が多くて賑わっているな、と思い、人数を数えてみた。
ビーチには私を含め、計12名が戯れている。
ティオマンのビーチではこれでも賑やかに感じるほど、普段ビーチや海に人影を見る事がない。
いつも視界には数えてヒトケタの人がいるのみばかりだ。

よく晴れている。
泳いでばかりいるから体のウラ側ばかりが陽に焼け、若干恥ずかしい様でもあるので、沖の筏に腰掛けて体のオモテ側を少しばかり陽にさらしてみた。

ビーチから帰って来ると、今度はカラバリ・イスアマ(Carabali Isuama)のDVD制作に取りかかる。
こちらはコンテンツが少ないので教則DVDに比べたら編集はずっと楽な気がしている。
ざっと見た後、別録りしておいた音声を重ね、ボイスだけの聞き取りづらい部分は切り取ってゲインを上げたり、それと元トラックとのつなぎはまた別に切り取ってフェードをかけたり、これまた地道な作業だ。

カラバリはアフリカの伝統を受け継いだキューバ最古の音楽集団だけど、CD等、一切まだ彼らの作品を持っていない。
そこで今回、一緒にDVDを作ろうという話になった。
ユネスコ関係の仕事にもたずさわる音楽歴史学者、グラディス女史が最近このカラバリ・イスアマを世界文化遺産登録に推薦しているとも聞いている。
そんなわけで、ちょっとブレイクしそうな予感のカラバリなのですが。
20071003Carabali-DrumStudioLaFiestaChibaJapan.jpg

データの書き出しに非常に時間がかかるので、作業の途中で夕飯を食べに行く。
昨晩といい、今晩といい、サランインダー(salang indah)のレストランはガラガラだ。
他に白人のカップルが一組のみ。
少し離れた外のテーブル付近ではミスターポーが張り切ってバーベキューの下準備をしている。
適役だ。

レストランの給仕達はいつものようにトランプをして遊んでいる。
のんびりしていていい仕事だな。

私も働かなくて良いなら遊んで暮らしたい。
仕事したい!という欲は、案外希薄だ。

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Octubre 3, 2007

青ウミガメ(green turtle)と泳いでいたら、巨大魚クエを見た。 3 oct. 2007

29日にやられた吸血昆虫の虫刺されは4日目にしてようやく腫れがひいてきた。
肌をさすってみてもボコボコとしていない。
それでもまだ痒い。
痒みが収まるのは今夜か明日になるのだろう。

起き抜けからカラバリ・イスアマ(Carabali Isuama)のDVD編集を続行する。
20071003Carabali-DrumStudioLaFiestaChibaJapan.jpg

なんだかんだ言ってみても自分がこうして仕事の虫状態なのは、働き好きな日本人の血が騒ぐのだろうか。

すでに、どう編集すればよいのかは全て見えている。
あとは忍耐と体力の勝負だ。

カラバリ・イスアマ(carabali isuama)。
彼らは音楽のプロというわけではなく、メンバーそれぞれが別に仕事を持っているか、あるいは学生だ。

優れた伝統芸能を継承する非常に価値の高い集団なのだが、それでお金を稼いでいるわけではないから、団体の運営には様々な苦労があるようだ。

ユネスコの世界文化遺産に登録されれば、彼らの希望する海外公演等に道筋が見えてくるかもしれない。
ご近所のトゥンバ・フランセサはすでに世界遺産登録されているが、彼らカラバリ・イスアマにはキューバ最古という、より古い歴史がある。


朝ご飯を食べに行くと、今日は千葉ちゃんがオーダーを取りに来た。
20071003Chiba-chan.jpg
いつもにこやかで、見ているとこちらも嬉しくなる。


泳ぎ。
今日もよく晴れている。
熱帯のビーチでの晴れ方は、高原のそれとは違い、空が青く澄んでいるわけではない。
熱帯という言葉の持つ、ステレオタイプなイメージに相反して、どこかボーッとした青空だ。

引き潮。
岸付近は砂を捲いて濁っていたけれど、少しばかり沖合に出ると今日の潮はいつもより澄んでいる。
昨日は見通しのきかなかったイカダ付近の海底も、今日はよく見える。

浅瀬でのっけから青ウミガメに遭遇した。
20071003GreenTurtle.jpg

ソウシハギと一緒にいて、同じものを食べているように見えた。
目の前の、手の届きそうな位置に青ウミガメがいる。
体長60cmくらいだろうか。
ずっと後をついて行くと、青ウミガメはやがて沖合の深い方へと移動する。
海面に顔を上げて息を継ぎ、そして海底付近まで潜る。
海底まで潜ると思いの外、ウミガメは小さく見える。

ウミガメを追った帰りに透明に赤い色をしたクラゲを見た。
今までに一度も見た事のない種類のクラゲが一匹だけ。

さんざん泳いで上がろうと思った時、再び青ウミガメに遭遇した。
さっき見つけたのとほぼ同じ場所、しかもまたもやソウシハギと一緒にいる。
あまりにも近い場所にいるのでウミガメの甲羅を蹴ってみた。
自分の足と彼を見比べると、彼は思った以上に大きいようだ。
スポーツサンダル3つ分、体長80cmはあるらしい。
海の中ではこんなにもモノが小さく見えるんだ?
再びカメを追っていると、いつの間にか沖合にたどり着いた。
途中、深みの岩陰に大きな魚体を確認。
・・・クエだ。(その後、図鑑で調べたところによると「カスリハタ」というのかもしれない。いずれもハタ科の超大型種)
深みにいるウミガメと比べると、眼下のクエはおそらく1.2m程の体長である。
観察していると、岩かと見まごうような珊瑚の陰に寄り添っていた彼は、程なくしてそのくぼみに潜り込んでいった。
見つけたのは大変にラッキーだ。

再びウミガメを追う。
深みに潜った彼は結構小さく見える。
そうしてみると、今までみたナポレオンフィッシュなども自分が思っていたよりも巨大であったに違いない。

夕方、今回マレーシアに来てはじめてアイスクリームでも食べようかと思ってレストランに行ったらクローズドだった。
サランインダー(salang indah resort)のレストランは16:00-18:30が閉店なのである。

本日、水が澄み透明度が高いので、再び泳ぎに行く。
今まで見えなかった沖合の深みにある珊瑚の大群落が見えた。
やはりサラン(salang,tioman)は、海を眺めて泳ぐには最高だ。
ヒラアジの群れがいた。
それからオヤビッチャの大きいようなのとか。
今回は中型魚が多い。
今日もイカの群れを見た。
本日は彼らの泳ぎ、非常に活発である。

帰り道にビール屋のおじいちゃんが自転車に乗って店を開けに来たのとすれ違った。

こうしてまるで遊んでいるようでいて、だけど作業を進めている時間が一番長いのである。
「The Secret Of Carabali Isuama」のクリップを作り終え、骨組みは完成させてしまった。
技術が身に付くに連れ、先に仕上げた「Basic Latin Cuban Percussion & Rhythms-Juan Oscar Tejera」に不満な部分が出てきて、と、いうか、こうしたかったのに出来なかった、という部分が、今は出来るようになったので手直しをしている。
とにかく時間がかかる。

こんなになると今度は業務用のビデオカメラが欲しくなるな。

作業用に持ってきたハードディスクドライブの空き容量が残り少なくなったせいか、色々とエラーが出始めてきている。
デフラグ出来ないほどにデータで一杯である。
うーん、マズいな・・・携帯用に小さな、それでも150GBのヤツを持ってきたのだけど・・・。
映像の編集はデータを食う。

20時のレストラン、従業員で賑わっていてお客さんは誰もいない。
この閑散さが好きだ。

さて編集作業・・・今日も明け方までやってみて、手直しはうまくいった感じ。
こういうのは使えば使うほど、楽に思った通りに仕上がるようになる。
そうは言っても時間はかかるけれど。


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Octubre 4, 2007

サラン(Salang-Tioman)は今日も良い天気! 4 oct. 2007

サラン(Salang-Tioman)は今日も良い天気だ。
こちらに宿を移してから一週間、ずっと穏やかな晴天が続いている。
ベランダに出ると、そよ風が心地良い。
20071004SalangTiomanMalaisia.jpg


まだ朝だけど、満ち潮のうちに泳ぐ。
カンムリブダイ(Buffalo fish)を見るには満ち潮時がよい。
海にはいるとすぐに青ウミガメ(green turtle)がいた。
3日連続、5度目の遭遇。
彼はいつも同じところにいる。
今日もソウシハギと一緒にいた。
珊瑚をバリバリと10cm以上も乱暴に食いちぎる。
亀は肉食だから、あれは遊んでいるだけなのだろうか?
たまったものじゃない。
それとも珊瑚に付着する何かを食べているのかな。

深い沖の方へ行くと、今日も海の底までよく見える。
波も静かだ。
そういえば今回、今日まで述べ11日間ティオマン島(pulau tioman)にいて、毎年いつも必ず見るあのクラゲをただの一度も見ていない。
今年はクラゲのハズレ年?なのだろうか。

カンムリブダイを見るため浅瀬に戻る。
彼は満ち潮時、浅瀬で砂地混じりの珊瑚礁地帯にいる事が多い。
うろうろと泳いでいると・・・いたいた!
しばらく追いかけるが、群れを作らずに今日は1尾のみだ。
食餌もしない。
彼は食餌しないで泳いでいるから今日は泳ぎが速い。
こちらはクロールに切り替えて全力で泳いでいるのに、彼はそれでもはるか先の方に消え去っていった。

魚と共に充分な泳ぎを楽しんだ後、宿に戻り、ひたすらビデオ編集に没頭する。
どんどん欲が出てきりがない。
場面転換に音楽を挿入したり、字体を変えてみたり、時間調整やエフェクトの差し替え等々・・・。
こまめに毎日の作業終了後、全編通しの作品を作り、それをを通して見ると、また色々な事に気が付くものだ。
そこを翌日手直しする。
こうして完成度が上がって行くのである。
今、編集中なのは「Basic Latin Cuban Percussion & Rhythms - Juan Oscar Tejera」の方だ。
いよいよ考えられる限り、出来得る範囲では理想のかたちに近付いてきた。
あと一息だな。


お昼を食べて・・・朝食べていないから、ブランチとも言えるけれど・・・食後にまた編集を少しやって、再び泳ぎに行く。
旅先では大体1日2食である。
ちなみに島では朝ロティ1枚に100%生ジュース、夜は野菜カレースープにミロというのが最近の定番だ。
もちろん日によっては注文を代える事もある。
ビールはよく飲むけれど、その間、おやつはナシ。
ビールはタイガーとチャンビールをちゃんぽんに飲んでいるけれど、タイガーの方がずっと好み。
毎年タイガーから他のビールに浮気しては後悔する。
タイガーにはモルトの風味が感じられるが、チャンビールはドライだ。
日本にビールにたとえて言うなら、タイガーはキリン一番搾り、チャンビールはアサヒスーパードライだろう。

陽射しが強く、肌がチリチリする。

今日は潮の動きが悪い。
小潮?半月だったっけ?
取り立てて大物はいないけれど、水中にじっとしていると小魚が群れ寄ってくる。
手のひらサイズのオヤビッチャを中心として様々な魚が100~200尾はいるだろうか。
その昔、森の中で説法すると、そこいら中の動物たちが周りに集まって来たという、仏陀にでもなった気分だ。
これら集まってきた魚を触る事は簡単だ。
水の抵抗を避けて手を真っ直ぐに突き出せばよい。
もし、モリでもあれば一突きするのは簡単だろうな。

夕食はミー・スープ(mee sup)という、まさにラーメンみたいな品を頼んでみた。

またビデオの編集に戻る。
日本語の吹き替えの代わりに日本語のテロップを流す事にしたのだが、これがまた大変だ。
ミュージシャンの話すスペイン語を聞き取りながら日本語に訳してテキストを書き、映像を見ながらテロップをそれぞれのしゃべりと符合する適当な場所に打ち込んで行く。
これまた一つ々々とても時間を必要とする作業だ。
今夜もこうした編集ですでに深夜26時を過ぎ、リゾート気分も吹っ飛んでしまうのである。

それでも近年は良い環境になったと思う。
ノートパソコンで編集中の映像を流しながらW-ZERO3のボードを叩いて訳を書き込み、そのデータをPCにコピーしてテロップとして張り付ける。
超小型だけどW-ZERO3にはWindowsモバイルが入っているから、PHS携帯電話としての使用の他、こうしてパソコンと同じ働きをしてくれる。
要するに2台のパソコンを駆使して作業を進めるという、スタジオや自宅にいるのと殆ど変わらない作業スタイルをとりながら、しかし、ここはドアを開ければ熱帯の海なのである。
今も波の音が生々しく床の下から聞こえる。
考えようによっては、なんて恵まれた仕事環境なんだ。
リゾートのためだけに来たのではないから、これでいいんだ。
思えば「ラテンキューバンドラミング上・下巻」等、著作物の大半はここティオマン島で書き上げている。

KojiFujitaInTioman2007-37B.jpg


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Octubre 5, 2007

和訳のテロップ 5 oct. 2007

奇跡的に天気が良い。
サラン(Salang-Tioman)来てから、ずっと穏やかな晴天が続いている。
レストランから海を眺める。
水は大変に澄んでいる。
20071005PaisajeDesdeFrenteDeRestauranteDeSalangIndahResortPorLaManana.jpg


起き抜け、ティンバレス演奏法についての説明を聞き取り、それを和訳してビデオのテロップを打ち込んだ。
テロップを流すタイミングを修正するのに結構時間がかかる。
作業は順調だ。
昨日の夕方から始めた和訳&テロップ作成はこれでクラベス、ギロ、カウベル、ボンゴ、ティンバレスについて完成させた。
楽器の扱いの項に関しては、あとコンガとマラカスを残すのみだ。
ファン・バウステがデモンストレートしてくれた方は説明が明解で作業もはかどったけれど、ファン・オスカールの方はちょっと難しい・・・。
うーむ。
直訳してしまうと日本語としては破綻してしまいがちだし、また常識としている部分も違うので、ラテン打楽器についてまだよくは知らないという人にもわかるようなテロップにするには少し工夫が必要だ。
彼らが言わんとしていて、だけど言葉が足りない部分・・・その意を汲み取ってテロップには充分な説明となるよう、より多くの言葉を加える。


レストランで初めてアイスティーを頼んでみた。
すると自動的に砂糖入りのアイスミルクティーが出てくる。
これがマレーシアの常識なのだな。
マレーシアではコーヒーはまずいけれど、紅茶は美味しい。
20071005IceTea.jpg


泳ぐ。
今期一番の透明度だ。
ここのところなぜか日に日に透明度が高まっている。
しかし、今までの体験からすると、これでティオマンでは普通の透明度だった気がする。
遠くにヒラメかと思ったら、急いで近付くと60cmくらいある大型のゴマモンガラだった。
平たくてヒレも大きいし、ゆらゆらと泳ぐから、遠目には斜めを向いたヒラメに見えた。
やや波はあるが、クリアな海水が泳いでいて心地良い。
漂流物があると、近くにクラゲがいそうで安心しては泳げないのである。
ゴマモンガラを再び深い海中で見つけた。
海から上がった帰り道、電線を伝って椰子の木に登るリスを見つけた。
ちなみに野生のリスを始めて見たのは札幌だった。

そして・・・部屋のベランダからカワセミを発見!
鳥のうちで一番好きなのはカワセミかもしれないな。
20071005Kawasemi-SalangTiomanMalaysia.jpg


再び編集作業をする。
また泳ぎに行く。
最近はほぼこの二つの繰り返し。
夕方はなぜか透明度が落ちた。
とはいえ、水面に細かな浮遊物も殆どなく、泳ぐには快適だ。
昨日、今日と干満の差が小さい。
潮が動かないから、大物はいないだろうな。
ソウシハギ、クギベラ、、etc...
岸に戻る途中、ぷかぷかと浮いて水中を眺めていたら、いきなりオヤビッチャに足を喰われた。
痛くはないけれど、びっくりした。

またまた編集作業。
夕飯前に「Basic Latin Cuban Percussion & Rhythms - Juan Oscar Tejera」に使う全てのビデオクリップに和訳テロップを付け終えた。
我ながら、和訳テロップに関してはかなり仕事が早かったんじゃないか。
20071005DVDJuan2-DrumStudioLaFiestaChibaJapan.jpg

20071005DVDJuan3-DrumStudioLaFiestaChibaJapan.jpg


ちょろっと電話をしていたら、ドスッとすぐ脇に木の実が落ちてきた。
万が一、頭上に落ちたら大変な事だ。

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Octubre 6, 2007

編集してつなげてみたら・・・ 6 oct. 2007

クリップをつなげたらどう見えるか、完成品のチェックをしようと思い、すべてのビデオクリップをつなげてavi.ファイルにしてみた。
そしたら・・・映像と音声がずれているのである。
軽くめまいを感じた。
もしやと思い、次にWindowsストリーミング用のファイルに変換して同じように全体を落としてみたらズレはなくなった。
どうやら長大なクリップを作るにはすでにPCの性能が限界のようだ。
若干の作業を残して、あとは日本に帰ってからやるしかない。
完成品を見るのが楽しみだ。
Windowsストリーミング用ファイルに変換したビデオをチェックしながら、インデペンデンスの練習をしてみる。
残りの日は少ないけれど、これからようやく日本から持ち込んだスティックやピアニカが役に立ちそうだ。
ライブの用意もしなくてはならない。
20071006DVDJuan4-DrumStudioLaFiesta.jpg


週末となりレストランに行ってみると、やや人が多い。
これがマレーシア最後の週末。
アイス・コーヒーとアイス・ネスカフェの違いが知りたくて、アイス・ネスカフェを頼んでみた。
こちらは、よりコーヒー牛乳感が強い。
20071006IceNescafe.jpg


泳ぐ。
ベタナギだ。
風も波も全くない。
猪苗代湖か琵琶湖北岸か、どこかの湖水場で泳いでいるようだ。
潜って上を見上げると、波立っていないから水と空の境界がはっきりしない。
水面の上に海水が高く積み上がっているようにも見える。
こんな凪の日には大物はまずいない。
沖のイカダに寝そべってもまったく揺れないから気持ち悪くなることもない。
寝そべっていたら珍しく白人の青年が上がってきて声をかけられた。
寝そべると熱いね、って。

14時半から15時の間くらいだろうか、相次いで立て続けに客船が旅人を連れてサラン(salang)の桟橋にやって来た。
週末だからシンガポール人を始め、やって来る人も多い。
潮の関係で到着はどの船も大体同じくらいの時間になるのだろうか。
ブルジャヤ・エクスプレスという、特別に大きい船もやって来た。
いつも観光客を乗せてやって来るブルーウォーターやシーガル・エクスプレスよりもこれはずっと大きい。
20071005EkspresBerjaya6-SalangTiomanMalaysia.jpg


今日は沖合にチクチクする海域がある。
クラゲのちぎれた触手が機雷のように散らばっているのだろう。
これは当たっても1~2分もすればなんともなくなるけれど、当たった瞬間はやはり不愉快だ。

浅い珊瑚礁の海で泳ぐ事にする。
こころなしか、今日は魚も少ない。
潮が動いてないからなあ・・・。
海は荒れ気味で若干泳ぎづらい感じの時の方が生き物は活発である。

7月の帰国以来の懸案だったDVD制作もようやくにして一段落し、マレーシア滞在17日目にしてそろそろ日本の生活が恋しくなってきた。
ピアノが弾きたい。
宿に戻ったらベッドの上でイメトレする事にしよう。

こうしてリゾートをしているようで、だけれど毎日最も多くの時間を費やすのは書き物や楽器の練習にだ。
それは毎年そんな感じ。
泳いでいる時間はせいぜい3時間ほどで、あとはご飯を食べたりする以外ずっと仕事を進めている。
今回で言えば島に来て以来、毎日のDVD編集には平均しておそらく12時間ほどは費やしている。
日本にいると色々なしがらみがあって中々これほどに集中して時間は取る事は出来ないから、こういうスタイルをとっている。
毎年来るティオマン(Tioman Island - Malaysia)の時間は自分にとって非常に大切なものだ。
また泳ぐ事により、一年分の体力を稼いでおけるのも重要だ。

ここいらでFinaleを使って、ちょっと打楽器のための曲を作ってみる事にする。
ティンパニと小物とバスドラ、それに足に巻いた鈴を使い、キューバのイディオムをクラシックの音でってコンセプト。
技術的にはインデペンデンスの能力を要求されるような。

クラゲの触手は苦手なので、夕方サラン(salang)中を散歩してみる。
いつも行くビーチの前にあるサラン・プサカ・リゾート(salang pusaka resort)や、その一つ奥まったところにあるサラン・サヤン・リゾート(salang sayan resort)のショップはこの時間には閉まっていたが、宿を拝見。
クオリティはどちらも保たれているようだ。
どちらの宿も、特にサラン・プサカ・リゾートは、部屋の目の前がいつでも泳げる珊瑚礁のきれいなビーチで魅力的だ。
サラン・サヤン・リゾートだって小さな橋をちょっと渡ればこのビーチにたどり着く。
ただし、サラン・サヤン・リゾートにはオーシャンフロントの部屋はない。
サラン・プサカ・リゾートはその点魅力的なんだけれど、確かレストランの食事がまずかったような・・・違っていたか、もしその時たまたまだったらゴメンナサイ。
サランで一番良いレストランはインダーのレストランだろう。
その他桟橋脇の、いつも白人で賑わっているサラン・ドリーム・レストランも店の前に並ぶ食材が魅力的だ。
ビーチの一番左端にモンキーベイ(monky bay)へと抜けるらしい山道があり、少しだけ登ってみると湾の眺めがよい。
20071006KojiFujitaConPaisajeDesdeTerrenoEnSalangTioman.jpg

モンキーベイといえば、今日は猿を2匹も見た。
猿はゴミ箱をあける。
その後反対に中国人宿、サラン・ビーチ・リゾートまで行き、引き返して部屋に戻った時には1時間半も経っていた。
若干疲れを感じる
サランも結構な規模だ。
20071006KojiFujitaEnPlayaDeSalangIslaTioman.jpg

途中、ついに4人乗りの原チャリをカメラにおさめる事に成功した。
20071006QuatroPersonaMontandoaMoto.jpg

夜のレストラン。
予想に反して週末の今夜も閑散としている。
従業員が入り口付近のテーブルを2つ陣取ってトランプなどをしているのが原因のような気もする。
こんな風だと現地人の館って感じで、観光客は入りづらいのかも。

千葉ちゃんに伊地知さんがカラんでいる。
伊地知さんはメガネをかけているし、体格や骨格まで似ているせいか、声もそっくりだ。
ちなみに千葉ちゃんも、顔だけでなくスラっとした背格好までが似ている。
その他の人たちと、二人はトランプを始めたけれど、あの輪の中に入って一緒に遊んだら、まるで日本にいるような感覚に陥るかもしれないな。
おまけに佳苗までいる。

久々にアイスクリームを頼んだら、メインディッシュの前にアイスクリームが出てきた。
以前もそうだったし、ここではこれが常識なのだな。
気を付けよう。

20071006PaisajeDesdeFrenteDeRestauranteDeSalangIndahResortPorLaTarde.jpg


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Octubre 7, 2007

ティンパニと小物打楽器のための小品「Timpiana Cubana」、それにナポレオン・フィッシュ(napoleon fish) 7 oct. 2007

昨日夕方に思い付いたアイデアは昨晩のうち、あっと言う間にカタチになった。
すでに清書してあるから出版できちゃうな。
ティンパニ4台にウッドブロックとカウベル、それにバスドラと足首に捲いた鈴を使って演奏します。
ちなみにB.D.はセッティングの都合により通常と反対向きにセッティングし、かかとを使って演奏します。
一分半ほどのコンパクトな演奏時間にまとまった「Timpiana Cubana」 、アンコールにはよいのではないだろうか。
20071007TimpianaCubana-KojiFujita.jpg

ただし・・・フィナーレでは書けなかった。
頑張ってはみたけれど、結局は不調でデータの消去が恐ろしいミュージック・タイムを使ってしまい・・・
ま、フィナーレをあとからインストールしてミュージック・タイムと共存させるようになってからが特に調子が悪いのです。
何しろファイルの拡張子が、どちらのアプリケーションも「MUS.」である事が非常によろしくない。
PCは、それがどちらのファイルであるのか認識するのに困ってしまうじゃないか。
とにかくミュージック・タイムで書き上げた。
保存には「a」とか、極端に短いファイル名で保存すれば書き上げたデータが消失するおそれは少ない。
保存出来たら、その後にエクスプローラーからファイル名を変更させれば、それはOK。
ミュージック・タイムは自分の手足のように使えて、思い付いた事で書けないものなど今のところ何一つないのだが、おそらくフィナーレの方が便利なはずなんだ。
ミュージック・タイムは画像保存出来ないところや、一つのページに色々なフォーマットの楽譜を混在させる事が苦手なのは痛い。

今日は珍しく雲が多めだが、全体に薄日が射し込んでいる。
満ち潮がどんどんと昼間にずれ込んでいる。
海は穏やかでそよ風が吹く。

レストランで千葉ちゃんにいつものロティではなく、フルーツサラダにアイスティーを頼んでみた。

日曜日なのにとても閑散とした感じだ。
シーズンの終わりが近いからだろうか。
それからハリ・ラヤ(hari raya・・・ラマダン)中なので、サラン到着以来、サラン・コンプレックス(salang complex)内の地元民向けっぽい飲食店は軒並み閉店している。

曇りがちだと思っていたらスコールがやって来た。
突然の大雨。
ほどなくして日が射してきた。

良い天気となったので泳ぎに行く。
雨降り後には魚が活発に動くものだ。
海に潜って上を見上げると、水面にはチリ一つ見えない。
沖に行くと、悠々とナポレオン・フィッシュ(napoleom fish)が泳いでいた。
20071007NapoleonFish.jpg

岩のような珊瑚の隙間を離れて、こんな活発に泳ぐナポレオンを見るのは初めてだ。
まるで図鑑で見ているかのような魚体。
3分も追いかけていただろうか、彼は私の影に気付いたらしく急速に速度を上げて泳ぎ始め、やや浅い場所にある大きな珊瑚の陰に身を潜めてしまった。
大満足だ。
やはり、雨降り直後は魚を見るのに良い。

海から上がると、午後のレストランはどこも大賑わいだ。
おそらく誰もが朝からダイブかあるいはシュノーケリングのツアーに出ていたのだろう。

マレーシアに来て2度目となるまとまった時間をとってのピアニカの練習。
今回はアドリブだけでなしに色々と楽譜を持って来た。
ピアニカという楽器は相変わらず音を当てるのが難しい。
鍵盤が小さいからな。
今日、明日、明後日は根を詰めてこれを練習しないと、持って来た甲斐がない。
当初の予定ではDVD編集など、ものの三日で終わらせるはずだったのだが、現実はそれとほど遠かった。
20071007Pianica%26PC-KojiFujita.jpg


夜のレストランは再び閑散として、従業員以外誰もいない。
午後の船で短期ツアーのお客さんは帰ってしまったのだろう。
明日は月曜日。


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Octubre 8, 2007

ハリ・ラヤ・プアサ(hari raya puasa・・・ラマダン明け )が近い 8 oct. 2007

10月初旬からと言われている雨期が近いのかもしれない。
昨日も朝は曇りがちだった。
今日も朝から曇り。
こちらに来てからずっと晴れ続きだったのだが、ここに来て若干天気が思わしくない方向に。
昨日のように午後はよく晴れるといいな。

そろそろ帰りの事が気になり出す。
イスラム教徒最大の行事、今年のハリ・ラヤ・プアサ(hari raya puasa・・・ラマダン明け )は10月13日、帰国の翌日なのだが、その日に合わせて盛大な準備をし、また家族が一同に集まるそうだ。
とすると、シンガポールへの移動が続く10、11日辺りも交通機関は帰省客でごったがえすのだろうか?
ハリ・ラヤ・プアサには日本の盆正月や欧米のクリスマスと似たような騒ぎとなるらしい。
今回のマレーシア滞在はその全てがラマダン・・・断食月の期間に当てはまったのであるが、確かに街角のあちらこちらからテレビからラジオから実に多くのラマダンソングが流れているのを聴いた。
その中には印象深い曲もある。
テレビの宣伝でラマダンソングのコンピレーションアルバムが出ている事を知ったので、是非一枚買っていきたいと思っている。
クリスマスになるとクリスマスソングがもてはやされるように、当地ではハリ・ラヤ(hari raya・・・ラマダン)の期間中、ラマダンソングが大変に盛り上がる。

ピアニカの朝練をしたあとにレストランへ。
珍しく混み気味だったのでスルーして桟橋へと散歩しに行った。
海を眺めていると、カヌーに乗った青年がするするっと近づいて、エンジン付きのボートに乗り移った。
ここではカヌーは自転車代わりでボートが車なんだな。
ボートに結び付けていた錨を、カヌーへと結び直す。
広い海が駐輪場&駐車場代わりで、しかも海での交通は道路を走る車よりも自由だし、海と結びついた生活も悪くはないものだろうな。
20071008Boat%26Canoe-SalangTiomanMalaysia.jpg


散歩からレストランに戻ると、思った通りレストランは空いていた。
千葉ちゃんが飲み物を持って来たので「スラマッ・パギ(おはよう)」と声をかけてみた。
そういえばリアル千葉ちゃんから日本出国直前に「今夜飲みませんか?」って電話もらったっけ。
帰国後に飲みに行こう。
直前と言えば、全く飲めない大学の後輩Hからもなぜか誘われている。
計画せねば。
飲みに行くなら二人がベストだ。

パイナップルジュースが薄い。
一昨日あたりからオレンジジュースは品切れとなったし、パイナップルも在庫切れが近いのだろう。
それから生ジュース類は他の人と同時に同じオーダーをすると確実に薄いのが出てくる。
一人分でも二人分でも使うフルーツの量は変えないようだ。
また、こうして在庫切れが近いと材料を節約し始める。
そこいらへんの品質管理についてはマニュアルなどもなく、かなりアバウトだ。

このリゾートはうるさくない。
ヨーロッパの人が多いせいだと思う。
同じ白人でも米国人の多いリゾート地は騒々しいだろう。
またここでうるさいと思うと、騒音の主は決まって中国人だ。
浜辺でやたら奇声をを上げて騒ぐのも中国人なら、深夜の1時2時3時に爆竹系の花火を平気で打ち上げるのも中国人。
たまたま一緒のボートに乗り合わせ、そのあまりのうるささに閉口した騒音源も中国人。
悪気があって言うわけではないけれど、本当にいつもそうなんだ。

道を眺めているとジョギングする女性が通り過ぎていった。
なるほど、サラン村(kanpung salang)の端から端までは適度な距離があるから海に入るのに適当でないコンディションの時には走るのも悪くはないだろう。

日本は連休だというので、アイデアもあったし弟子に電話してみた。
お母さんが出て、本人練習中だというのでわざわざかけ直して下さった。
先日レッスンをお願いした頼もしい芸大の後輩Kの影響で今朝はランニングしたと嬉しそうに言う。
良い傾向だ。

ご飯を済ませると晴れてきた。
泳ぎに行く。
晴れたけれど、若干の風のせいかどうか海中の視界はあまりよくない。
沖合の珊瑚藻の中にダイブショップの看板にもなっているカクレクマノミがいた。
小さくて可愛らしいヤツだ。
20071008Kakurekumanomi2.jpg

20071008Kakurekumanomi1.jpg

視界は良くないけれど、浮遊物がなく、下から見上げた海面はとてもきれいだ。
クラゲの触手にも全く当たらないから久々に思い切り飛ばして泳ぐ。

桟橋に船がいくつも到着する。
今日は帰るお客さんが多いようだ。

部屋に戻ってまた練習。

練習に疲れ、散歩。
カワセミを見つけた。
インダーはこの時間、ミニマーケットはおろか、レセプションされも閉まっている。
レストランやネットカフェはもちろんクローズ。
やる気ないなあ。
帰り際にラーちゃんが手を振ってくれた。

夜。
ここを旅立つ日も近いのでささやかな宴会をしようと、レストランへ行く前におじいちゃんのビール屋でスコールを買った。
20071008BeerStore-SalangTiomanMalaysia.jpg

3本RM9(306円)、ブラジルでよく目にしたビールだ。
雑味があって発砲酒系の味がする。
パパイヤでも混ざっているのだろうか。
20071008SkolBeer.jpg

今回マレーシアではタイガー、チャン、スコール、カールスバーグロイヤルスタウト、ギネスと5種飲んだけれど、一押しは昨年の意見と全く変わりなく、タイガーだ。
黒系は泳ぐ前後に飲むには強すぎるし、チャンはコクなしさっぱり系なのに加え、飲むとしばらく口の中が妙にアルコール臭い。スコールはビール・・・とは言えないだろう。
タイガーにはモルトの風味がある。
今度ティオマンに来たら全てタイガーで揃えよう・・・って昨年も言ってたっけな。

雷雨。
夜の降水はもう3週間マレーシアにいるけれど、今日が初めてだ。
雨は10分ほどで止んだ。

昨日ダメだったインターネットをやりに行く。
今夜はOK。
今回、あらかじめ和文で打っておいた日記やメールをUSBメモリーにコピーし、それをお店のPCから読み込み和文で日記をアップしようと思い付いたのに、現地のPCに読み込ませるとすべて文字化けしてしまう。
ヤフーメールも今夜は3度試してそれでもログイン出来ない。
時間がかかり過ぎてタイムアウトしてしまうようだ。
世界中でもここより遅いネット環境はそうそうないだろう。
結局、若干ミクシーを眺めておしまい。

20071008Noche-SalangTiomanMalaysia.jpg

20071008Noche2-SalangTiomanMalaysia.jpg


KojiFujitaInTioman2007-2B.jpg


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Octubre 9, 2007

マレーシア・ティオマン島サラン村(kampung salang, pulau tioman, Malaysia)最終日 9 oct. 2007

長かったリゾート滞在も一日中いるのはついに今日まで。
珍しく6時半に目が覚めた。
この時間、こちらではようやく朝の気配が始まる感じで辺りはまだ暗い。
が、赤道直下ではみるみるうちに夜が明ける。
今朝はよく晴れている。
起き抜けにタイガーを一本あけた。
久々にオスカーピーターソン(oscar peterson)などかけてみる。
高校卒業したての頃、友達のうちでDVD?いや、レーザーディスクか、あの頃は・・・見せられ、衝撃を受けたピアニストだ。
彼の演奏はテクニックもすごいけど、エンターテイメント精神に溢れて楽しいと思う。
フレーズも明快だ。
きっといい人なんだろうな。

朝のレストランでロティを運んで来た青年に「カミカゼとハラキリは日本の文化だよね」って訊ねられた。
日本人が忘れ去ってしまいがちな日本の事がこのようにしてマレーの青年に認識されている。
「カミカゼ」とはおそらく大東亜戦争中の「神風特攻隊」の事をさしているのだろう。
まさか元冦の時の事をさしているのではあるまい。
ただしこの場合「シンプウトクベツコウゲキタイ」と読むのが正しい。
どの程度の深い認識が青年になされているかについてまでは知る由もないが、「カミカゼ」が持つ、限りない無償奉仕の精神を私たち日本人は、忘れ去ってはならないと思う。
彼らは家族や隣人、郷土を守らんとしてかけがえのない、この世にたった一つしかない命を投げ出したのだ。

青年の話は1984年当時の首相、マハティール・モハマド(mahathir mohamad)と中曽根康弘の話にまで及んだ。
そんな古い事を知っているとは・・・よくよく聞くと彼はその当時10歳だったと言う。
えーっ・・・20台前半だとばかり思っていたのに。
人の歳はわからないものだ。
特に外国人は。

ところで「げんこう」と入力しても変換される漢字が出てこないのに、「わこう」と入れると正しく変換される。
国と国との関係であった元冦の方が、私的な海賊であった和冦よりも歴史的にははるかに重要であるという当然の事が編者のアタマから抜けていたのかもしれない。
大体「和冦」と呼ばれ、あたかもすべてが日本人であるかのようだけれど、当時中国の明朝から呼ばれた海賊「和冦」には中国人も多かったのである。

泳ぎに行く。
本日も良い天気。
結局晴れなかった日は一日もなかったな。
昨日に引き続き、クラゲの個体も全く見あたらない。
チクリともしない。
今年はクラゲのはずれ年だ。
例年、滞在中に何度かは押し寄せて来る日がある、あのクラゲを一個も見なかった。
キモくて痛い思いをしたのは、パヌーバ(panuba,tioman)の初日のみだ。
クラゲで痛いのはカツオノエボシだけど、ティオマンでは幸いな事にこれを見た事がない。
カツオノエボシに初めて当たったのは、確か山陰は鳥取の羽合海岸であったと思う。
あまりに水がきれいなので調子に乗ってクロールしていたら手先に触手がからまった。
カツオノエボシに当たると、何とも言えないイヤな痛みが翌日まで続く。
南九十九里浜を中心に、子供の頃から房総の海でさんざん泳いでいたけれど、クラゲなんかに当たった事ないんだけどな。
もちろんクラゲはいる。
港の防波堤でよく目にした事はある。
だけど、泳いでいて痛い思いをした事は一度もなかったし、だから大人になるまでクラゲに対しては無防備であった。
その羽合で刺されてからはよく当たるようになった。
どうも日本海側で泳ぐ時に限って、よく当たるような気がする。
とはいえ夏、日本海側の海岸はきれいだ。
津軽の海だってきれいだし結構暖かい。
実際理科年表で確認すると、夏場、房総辺りの海水温と同じ温度なのは東北のこの辺りだったと思う。
日南とか南宮崎の海よりも、イメージに反して新潟の海の方が暖かいだろう、実際。
日本本土の海で一番好きなのは山口県阿武町の木与が浜だ。あそこは条件が良ければ奇跡的にきれいで、鯛の稚魚やシロギス等々、魚が舞い群れている。
本土以外、沖縄や鹿児島の離島は格別にきれいです。
ただ、夏のシーズンに訪れた事がない。
これらの場所では残念ながら泳いだ事がない。
鹿児島の離島は秋に行ったから真夏と変わらない、泳げる気候だったけれど、その時はツアーの仕事で行ったから泳ぐ時間などなかった。
北海道の利尻島なんかも、とても水が澄んでいてきれいだ。
冷たくて泳ぐ気にならないけれど。
やはり地方は仕事で訪ねるのではなく、出来れば私的に訪れたいものである。

さて泳いでいると・・・今日もアオウミガメ(green turtle)がいた!
条件が良かったので、彼が深みまで行ったのを追いかけて行っても観察する事が出来た。
とはいえ彼はあまりにもトロいから、こちらの体がムズムズしだしたのでカメから離れてウロチョロと泳ぐ。
随分長い事泳いで悠々と岸へ上がる。
こうして適度な運動をするのは気持ちが良い。

シャワーを浴びた後、快晴に近い空となったので、仕事で使えそうな写真を撮りにビーチをうろうろする。
久々にジーンズをはいて出かけたら、暑さで気持ちが悪くなった。
道すがら、リスやカワセミを見つけた。
KojiFujitaInTioman2007-40B.jpg


桟橋脇の、いつも白人達で賑わっていたレストラン「サラン・ドリームス・レストラン」は本日より休業期間に入るらしい。
店のテーブルや椅子を全てきれいに片づけてあった。
シーズンの終わりが近いし、またハリ・ラヤ・プアサ(hari raya puasa・・・ラマダン明けの祝日)ももうすぐだ。
20071009Closed-SalangDreamsRestaurante.jpg


ヒートダウンを兼ねて夕方再び泳ぐ。
16時半の太陽はまだまだ高い。
まったく風も波もない中、泳ぎやすいけれど獲物も見あたらない。
泳ぎやすいので、海中の珊瑚を眺めながらひたすら泳ぐ。
そうこうしているうちに、18時には完全に夕陽に変わった。
この時間まで泳いでいたのは、今期初めてだ。
熱帯では太陽が高いところにある時間は長いけれど、落ち始めたらあっと言う間に落ちる。
その後、シャワーを浴び始めた時には夕方の風景だったものが、浴び終わるまでのわずかな時間のあいだには夕暮れの風景へと変わっていた。
リゾートは終了を告げる。

夜、レセプションに宿代を支払いに行った。
「何泊しましたか?」とか聞かれて、かなりアバウトな雰囲気。
信用商売だ。
だけれど、好感が持てる。
12泊分、RM1200(40,800円)を支払った。
全てまとめて後払いでよいというのも、たとえばラテン社会じゃあり得ないだろうな。
ちなみに帰りのボートは予約せずに桟橋へ直行すればよいらしい。

夜のレストランはここに来てなぜかメチャ混みだ。
初めて海際の席に座る事が出来なかった。
20071009RestaurantSalangIndahResort-TiomanMalaysia.jpg


ご飯を食べた後、桟橋へ散歩。
今夜もいつものように烏賊を釣る人がいる。
20071009Squid-SalangTiomanMalaysia.jpg


桟橋の両脇、いつも賑やかなドリームス・レストランとサラン・コンプレックス両方の灯りが今夜初めて消えた。
桟橋から見るサランは突然ひっそりとした。
村が全体に暗く見える。
20071009JettyPorLaNoche-SalangTiomanMalaysia.jpg

もうじきシーズンが終わって、この島にモンスーンの季節が到来する。
カシオペアを見つけたが、北極星は山肌の陰だ。
蠍座は非常に高い位置にある。
日中の太陽を見ても、どちらが南であるか判然としない。
太陽は、ほぼ真上を通る。
日の出、日の入りを見て初めて東西がわかる感じだ。

宿に戻って荷造りをする。
すべてが名残惜しい。
明朝7時半、こうしてすでにサランのジェッティに待機している、始発のブルーウォーター10号(blue water 10)に乗って半島の港街メルシン(mersing) へと向かいます。
20071009BlueWater10-TiomanMalaysia.jpg

タイガー最後の一本をあけた。
おまけに、本当の本当に冷蔵庫の中の最後の一本、ギネスをもあけた。
20071009BeersPyramid2.jpg


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Octubre 10, 2007

再びクルアン(kluang)へ 10 oct. 2007

20071010PorLaManana-SalangTiomanMalaysia.jpg

朝7時半のスピードボートには間に合った。
出航はほぼ定刻通りだ。
サラン(salang)から島の中心地テケッ(tekek)まではちょうど20分かかった。
サランから珊瑚礁のきれいなモンキーベイ(monky bay)まで泳いでいけるかと思っていたけれど、ちょっと危険な距離だな。
途中、取り付くシマがない。

テケッからのボートは未だかつてない混雑振り。
やはりハリ・ラヤ・プアサ(hari raya puasa)が近いせいだろう。
この調子だとバスも混みそうだ。

海から眺めるテケッの開発はすさまじい。
桟橋ではなく、どうやら税関前に港を作るようだ。

ブルジャヤ(berjaya)を越えるとDIGIは電波の入りが急に悪くなるが、セルコム(celcom)は全く問題ない。
パヤ(paya)ではどちらもアンテナが立つ。
が、どちらも不安定だ。
DIGIの方はリミテッドサービスだったかもしれない。
パヤを越えた海上ではセルコムのみが入る。

グンティン(genting)ではDIGIはリミテッドサービス、つまり一般通話不能、セルコムはOK。
また人がどっと乗ってくる。
座れない人もいる。
ハリ・ラヤ・プアサのせいだろうということは、もはや確信に変わった。
グンティンの出航はサランを出てから50分後の8:20。

ニパー村でも使えるのはセルコムのみだ。
最後の寄港地、ニパー(nipah)村を出航したのは8:25。
まもなくティオマン島のシンボルである二本の角のように高く切り立ってそびえる山が見えた。
が、その山頂は雲に隠れて今回見る事が出来なかった。
そしてティオマン島とお別れする。
20071010LasMontanas-TiomanMalaysia.jpg

島を離れて海上に出ても、セルコムはリミテッドサービスとならずにアンテナが数本立つ。
これはエリアが違い過ぎる。
ティオマン島ではセルコムが便利だ。
DIGIが使えるのはブルジャヤからパヌーバ(panuba)までの間のみだ。
・・・と、思ったら半島に近い海上ではDIGIのみがエリアだ。
これは意外。
もっと意外な事にメルシンの船着き場ではセルコムはエリア外で、DIGIのみが通話可能。
ナゼ・・・???
もしかしたらセルコムは何か障害が起こっていたのかもしれない。
メルシンの街中にもセルコムのショップはあったので。
20071010CelcomXPax-Malaysia.jpg

メルシンの港には9:45に着いた。
降りる人がたくさん!
20071010SpeedBoat-MersingMalaysia.jpg


10:00、チュパ・エクスプレス(Cepat Ekspres)社、クアラ・ルンプール(kuala lumpur)行きのバスに乗ってクルアンへ向かう。
バスはガラガラだった。
ほどなくして、道は両脇に椰子のように見える木がずーっと植林されているワインディングロードとなる。

クルアンに到着。
早速、荷をほどいて街に繰り出してみると行きに寄った時よりも活気に満ちている。
デパートにも商品が多く、日本の歳末商戦さながらだ。
スラマッ・ハリ・ラヤ・アイディルフィトゥリ(selamat hari raya aidilfitri)などと書かれたグリーティングカードがあちらこちらで売られている。
こんなところもクリスマスカードや年賀状とそっくりだ。
CD屋で待望のBila Tiba Hari Raya...というコンピレーションアルバムとその他店員オススメのCDを買った。
20071010BilaTibaHariRayaCD-Malaysia.jpg

初めての国に行くと、よくCDショップの店員さんに今、流行っているCDを紹介してもらう。
ま、マレーシアは何度も来ていますが、CDを買うのは初めてだったので。
M15のラヒマー・ラヒム(rahimah rahim)、「スラマッ・ブルハリラヤ(selamat berhariraya)」や、M6のM.ナシール(m.nasir)、「サトゥ・ハリ・ディ・ハリ・ラヤ(satu hari di hari raya)」、それからM16D.J.デイブ(d.j.dave)、「ムンジュラン・ハリ・ラヤ(menjelang hari raya)」などは特に好きだ。
店員のオススメでは真っ先にシティ・ヌルハリザ(siti nurhaliza)の「トランスクリプシ(transkripsi)」が挙がった。

いつものインド飯屋に行くとこちらの事をみんなよく覚えている。
さっきホテルでもメイドに1010号室に泊まっていた日本人だよね、って声をかけられたし、みなさん記憶力にすぐれています。
DIGIのショップへ行ってシンガポールでの電話のかけ方を訊ねた時にも覚えられていた。
なんだか嬉しいものだ。
ちなみにシンガポール国内でDIGIの携帯を使う場合、まず「*111*」をプッシュした後に「国番号」を入力するそうだ。
例えば日本の090-1234-5678に電話する場合には、「*111*819012345678」とプッシュする事になる。
予想に反してサラン(salang)で使用する事が出来なかったため、買いおきしておいたIDDカードが大量に余ってしまったけれど、有効期限は約4年後の2011年、またこの先活躍してくれる事だろう。
プリペイドについては今、手元では確認できないがこちらも似たようなものではないだろうか。
20071010DIGIBeyondPrepaidCard-Malaysia.jpg

20071010DIGIChatzIDDCallingCard-Malaysia.jpg


とにかく街中を歩く。
歩き続ける事によって、色々なものごとが見えてくる。

日本にはパナソニック(panasonic)があるけれど、マレーシアには大手ペンソニック(pensonic)がある。
写真にあるとなり「ハナビシ」もマレーシアのメーカーだろう。
20071010Pensonic%26Hanabishi-KluangJohorMalaysia.jpg

それから日本にはカシオ(casio)があるけれど、マレーシアにはカディオ(kadio)がある。
20071010Kadio-KluangJohorMalaysia.jpg

ベビーGに至っては・・・
20071010BabyG-KluangJohorMalaysia.jpg
これは、わずか500円チョイで買う事が出来る。


今回、夜の屋台街は大盛況だ。
20071010NaghtMarket-KluangJohorMalaysia.jpg

屋台も盛況だけれど、ちょうどイスラム教徒がご飯を食べられる時間になったらしく、どこの店を覗いてみても店員たちが奥の方で車座となりご飯を食べている。
圧巻は銀行の中でゴザの様なものを敷き、大勢の人が靴を脱いで会食している様子。
ガラスのウインドーを通して、その様子が外から丸見えなのである。

テレビを眺めていたら深夜、M.ナシールのPVが流れ出した。
20071010MNasir-Malaysia.jpg


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Octubre 11, 2007

クルアン(kluang)からシンガポール(singapore-singapura)へ 11 oct. 2007

朝からカフェでネットなどをして、本日は超ゆっくり12時のチェックアウト。
午前中に土砂降りのスコールがやってきてドキドキしたけれど、今は良い天気だ。
正確には11:55頃チェックアウトして、12時発ジョホールバル(johor bahru)行きのバスに何とか間に合った。
はじめに寄ったバス会社のチケット売場ではこの時間、チケットがすでに売り切れていたが、いつもの胡姫快車(orchid express)には席に残りがあった。
と、いうか、いざ乗ってみるとガラガラだった。
ジョホールのラーキン・バスターミナルまでRM7.5(255円)。

一度CDをじっくりと聴いてしまったから、あちこちで流れているラマダンソング(ramadan song)がやたらと耳に残る。
ラマダンソングはどれも聴いていてかなり心地が良い。
良くも悪くも欧米文化にどっぷりと浸ってしまった、多くの日本人がクリスマスソング(christmas song)に対して持つような思い入れが、イスラム(islam)の民が住むここではラマダンソングに対して感じられる。
様々にロマンチックなのである。
そして、その旋律には時折アラブの影響が顔を見せる。
自分にとって最もエキゾチックで魅力的なのは、マレーシア(malaysia)音楽のこの部分。
スペイン(espana-spain)やキューバ(cuba)のラテン音楽の旋律にもアラブ(arab)の影響は明白に感じられるから、アラビア文化の伝播は西と東に分かれてお互いが遠い地にあるけれど、ある部分これらは兄弟だ。
アラブ世界に足を運びたくなった。
またキューバのリズム(rhythm)が持つ影響力は強烈だから、やはり遠くマレーシアのポピュラー音楽にだってそれは影響を与えている。
それから日本の音楽との共通点。
ペンタトニック(pentatonic)の使い方において両者には似通った感性が感じられる。
演歌っぽいところとか。
そして例えば沖縄の音楽が持っているようなアジア(asia)の南国に共通する大らかで緩やかな流れが、マレーシアの音楽全体をも広く覆っているのである。
そういった自分にとって縁のある様々な要素が絡まったマレーシアのポピュラー音楽は私にとって魅力的なのだ。

ラーキン(larkin)バスターミナルには13:35に到着した。
シンガポール行きの国際バス、星柔快車(singapore-johore express)に乗り換える。
RM2.5(80円)。
20071011Singapore-JohoreExpress.jpg
ちなみにシンガポールのブギス(bugis)からこちらに向かう時には2.5シンガポール・ドルだから倍以上の値段になる。
#170のSBS Transitの方が頻繁に便があるけれど、大荷物では乗れないだろう。

出国&入国はスムーズだったが、シンガポールは土砂降りの雷雨。
シンガポールって、あまり天気の良くない印象がある。
とはいえ、降り続いた記憶もないけれど。
この国には長居した事がない。
シンガポール・ドルも4、5年前に1万円を両替したっきり、その残りを来る度に使えば間に合ってしまう。
バス、やはり#170のSBS Transitは頻繁に来るけれど、星柔快車はなかなかにしてやって来ない。


ところで、次回までには絶対に忘れそうだから、マレーシア携帯の使い方をおさらいしてここに記しておく事にする。
-----
マレーシアのGSM携帯「DIGI」
プリペイドカードのチャージ方法
DIGI Beyond Prepaid (Reload Coupon)
*123*『PINナンバー』#→発信
プリペイドの料金確認は*126#
-----
IDD Chatzカード
初回チャージの仕方
REG P『PINナンバー』R『自分の携帯電話番号』
これをSMSにして016 226 0066へ送る。
2回目以降リチャージの仕方
継ぎ足しの時には新旧カード2枚のPINナンバーが必要で
TOP O『古いPINナンバー』 N『新しいPINナンバー』
これをSMSにして016 226 0066へ送る。
-----
国際電話を日本へかける
IDDカードを使った携帯電話の正しいかけ方
①まず相手先電話番号を登録する。
REG P『PINナンバー』R0081『アタマの0を抜いた相手先電話番号』
これをSMSにして016 226 0066へ送る。
登録可能件数は3件まで
②かける時
B0081『アタマの0を抜いた相手先電話番号』A『自分の携帯電話番号』
これをSMSにして016 226 0066へ送る。
-----
マレーシアのDIGI携帯からIDDカードを使って日本への国際電話、別のかけ方
①IDDカードの登録
- smsEZ connection -
B『PINナンバー』#
これをSMSにして016 226 0066に送る

②かける時
- callEZ connection -
03711804680081『アタマの0を抜いた相手先電話番号』#→発信
-----
DIGI通話料金
①通話料プリペイドノーマルで
マレーシア国内RM0.36(12.24円)/分
日本の固定電話へはRM0.18(6.12円)/分
DoCoMo等の携帯電話へはRM2.00(68円)/分
②IDD Chatzカードで
マレーシア国内RM0.36(12.24円)/分
日本の固定電話へはRM0.20(6.8円)/分
DoCoMo等の携帯電話へはRM0.85(28.9円)/分
-----
DIGIでシンガポールからかける場合、
*111*81『アタマの0を抜いた相手先電話番号』#→発信
ちなみにセルコム(Celcom)の方は1310081---で安くなるのかも。
はじめに131を付けると安くなるらしい(IDD)。


ブギスからすぐのコピティアム(kopitiam)で豚ご飯を食べた。
大したものでもないけれど、イスラム国家のマレーシアでは豚肉を食べていないから久々に食べたくなった。
S$3。アイスコーヒーはS$2。
物価が日本に近くなる。
20071011PorkRice-Singapore.jpg


シンガポールは多民族国家だが、やはり目立つのは中国人だ。
ここは往来でたばこを吸うと罰せられるという素晴らしい国なのだが、最近は平気でたばこを吸うオジサンとオニイサンが増えて来たように思う。
歩きたばこに食堂でのたばこ。
けむい。
こうして実害を伴い大迷惑。
それでも日本の現状よりはマシか。

そういえばシンガポール入国後、携帯の表示が「DIGI」から「SGP-M1-3GSM」に変わった。
20071011M1-3GSM-Singapore.jpg
国が変わってもそのまま携帯が使えるのはとても便利な事である。
とはいえ、これが世界標準なのか。
だけど日本の携帯ライフは、国を出ない限り世界最高に便利なものだから海外に出る時に多少不便でも今のシステムをキープして欲しいと思う。
ただし、観光政策で考えれば世界の誰もがケータイを持つ今時、これは海外からの観光客誘致にとって大ブレーキだろう。

携帯をチェックしにシンガポール最大の電気街、シンリンスクエア(sim lim square)に行ってみた。
20071011SimLimSquare-Singapore.jpg

20071011DentroDeSimLimSquare-Singapore.jpg

携帯をチェックしようかと思っていたのだが、端末の情報しかなくシステムの情報がまったく得られない。
マレーシアならどこの携帯ショップに行っても携帯電話各社の情報が溢れていたのに・・・近くても国が違えばそこいらへんの事情も相当に違う。

シンガポールの携帯電話会社M1のSIMカードを試しに買ってみた。
SIMカードやプリペイドカードは両替商が扱っている。
SIMカードはS$25(2083円)。
プリペイドはS$18(1500円)。
通話料金はよくわからないけれど、JCBプラザに電話した時には通話時間1分32秒でS$0.26(21.7円)だった。
DIGIのSIMカードにもM1のコーリングカードでチャージ出来るらしいけれど、かなり割高になるらしい。
シンガポールの携帯、M1で日本へは
+81『アタマの0を抜いた相手先電話番号』→発信
でかかる。
「+」の出し方は迷ったけれど、「0」を長押しする事で出て来るのがわかった。
ちなみにマレーシア、中国、タイ、台湾、米国、カナダ、韓国には特別に安くかける事が出来るそうだ。
その場合は021からプッシュする。
プリペイドの有効期限は180日間と長いので、ナンバーをキープするのにもそんなに経費はかからない。
1年間でS$50(4200円)支払えば大丈夫。
日本へのSMSは、+81『アタマの0を抜いた相手先電話番号』で送れるらしい。
料金確認等は「#100#」で。

ちなみにシンガポールのJCBプラザには何度もお世話になっているけれど、とても親切だ。
対応も的確で素早い。
物腰も柔らかいし、まさしくその道のプロである。
日本人なら海外では出来得る限りJCBカードを使いましょう。

その後地下鉄でクラークキー駅下車、クラークキー(Clarke Quay)の対岸、リバーサイドポイント(riverside point)にあるブリューワークス(Brewwerkz)という地ビール屋に飲みに行く。
20071011KojiFujita-Brewerkz-Singapore.jpg

クラークキーには初めて寄ったけれど、かなりおしゃれな雰囲気だ。
20071011KojiFujita-ClarkeQuay-Singapore.jpg

ウィートエールは麦の風味が荒々しいかなり若い味付けだ。
20071011BeerOfBrewerkz-Singapore.jpg

ここはホップバック・エール(hopback ale)という名前のリアルエールが美味しい。
これはかなりビターな味付け。
定番のピルスナー(pilsner)はスタイルの味がする。
飲んで後悔しない味だ。
それからドイツには行けなかったけれどオクトーバーフェストで飲むメルツェンビールを痛飲!
値段は・・・日本の地ビール屋よりかなり高い!!!
大体地ビールというのは割高であるが、ここは高い。
お昼は安いのだけれど、時間が遅くなるに従って値段が上がってゆき、20時からのゴールデンタイムにはお昼の2倍以上の値段となる。
20時以降のゴールデンタイムには470mlの中生がS$11.49(960円)もする!!!
これは今まで経験した日本を含めた世界の地ビール屋の中では圧倒的な最高値だ。
まぁ珍しいから飲んでみる。
次回は昼間に来ることにしよう。
これでも良い時間にはほぼ満席になるシンガポーリアンの経済力は侮れない。
ランチタイムなら同じものが一杯S$3.49(290円)だから充分安いのだけれど。
ティオマン島にいた間に飲んだビール51本の値段が約RM114(3876円)だったのに、たったの1時間半で軽くそれら全てを合計した値段を越えてしまった。
そりゃそうか、1杯約千円だ。

酔っぱらったので場所をスタバにかえる。
こちらは若干日本より安め、レギュラーのラージがS$4.25(354円)だ。
契約者はネットが出来るらしく、PCを持ち込んでいる人がちらほら。

シンガポールはおもちゃ箱をひっくり返したような街だ。
どこの駅で降りても、小ぎれいにインフラが整備されている。
都市国家シンガポール。
20071011NightViewOfClarkeQuay-Singapore.jpg

スタバや地ビール屋で目に付くのは、華人と白人ばかりだ。
いわば東京都心23区のみを国にしてしまったようなところである。
市民の全てがウルバーノ(urbano・・・都市住民)だ。
大体マレーシアでスタバは見たことがない。
スタバはおろか、普通のコーヒーは飲めたためしがない。
マレーシアのスタンダードは残念ながらフリーズドライのネスカフェだ。
フリーズドライのコーヒーなど今更飲めるわけもない。
ビールとともに、この二大嗜好物をたしなむ事が出来ないのは、自分にとってマレーシアライフの痛いところ。
健康には良いかもしれないけれど。
ちなみにスタバ、首都クアラルンプール(kuala lumpur)にはあるらしい。

空港は24時間の稼働だけれど、ターミナル1と2をつなぐ空港内のモノレール?がなくなってしまうかもしれないので、22時過ぎ、MRTに乗ってチャンギ国際空港へと移動する。
この時間、かなりな混雑だ。
日本語を流ちょうに理解する外国人に声をかけられた。

ターミナル1と2をつなぐスカイトレインは5:00-翌2:30の運行と、数年前より大分延長されている。
毎年来ているのに今まで気が付かなかった。

空港ターミナル1に到着し、両替レートをチェックしたらS$1.25=100円だった。
シンリンスクエアではS$1.20=100円だったから、空港の方がレートはだいぶ良い。
また、肝心のM1以外、携帯電話2社のカードは空港内の両替所で扱っている。

20071011Paisaje-Singapore.jpg


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Octubre 12, 2007

シンガポール(singapore)から成田(narita)へ 12 oct. 2007

早朝4時よりのチェックインなので、シンガポールではいつも前の晩に空港へと入り夜明かしをする。
深夜の空港はいくら24時間オープンの空港といえども、動きが緩やかになる。
人も少ない。

椅子に座っていたら、マシンガンを構えて武装した兵士が数人、見回りにやって来た。
その光景はちょっと不気味だけど、空港は国の入り口だから、これくらいの緊張感はあってよいかもしれない。

せっかくなので、シンガポールで買ったM1携帯を色々と試す。
日本やマレーシアにSMSを送ってみたり、電話をかけてみたり。
ついでにマレーシア携帯もシンガポールで使うとどんな感じなのか、実地に試してみる。
M1の方は電話、SMSのどちらも、たとえば日本へなら「+81『はじめの0を抜いた相手先番号』」でOKだ。
料金確認は#100#で、あとはガイドに従う。
DIGIをシンガポールで使うには、たとえば日本へなら「*111*81『はじめの0を抜いた相手先番号』#」とかける。
シンガポールから日本090-1234-5678の人へかけるなら
M1では+819012345678
DIGIでは*111*819012345678#
となる。

M1の料金は
日本の固定へは1分S$1(84円)、マレーシアの携帯へは1分S$0.78(61円)、アタマに+ではなく021を付けた安いかけ方の場合1分S$0.08(7円)、SMSはどこに送っても1通S$0.10(8円)くらいだと思う。
料金表を見たわけではなく実際にかけてみての感じだ。
課金が1分単位でないのならここに表示した料金はかなり違ってくるかもしれない。
まぁ案外高いので、2、3日シンガポールを通過するだけなら、マレーシア携帯でシンガポール国内に滞在するあいだもしのいだ方がよさそうだ。
それからシンガポールのコイン式公衆電話からシンガポール国内で使うM1に電話する場合には8桁の相手先電話番号をプッシュするだけ、またシンガポール国内で使うマレーシア携帯に電話する場合には「#016『十桁の相手先電話番号』」となる。

4時からのチェックインはシルバーエリートという事もあり、非常にスムースだった。

若干時間に余裕が合ったのでシャワーでも浴びようかと思ったけれど、トランジットホテルのお客さんしか使えないと断られてしまった。

飛行機は定刻の離陸、到着は14:15になるという。
機内では裸足にサンダルの足下が若干冷える。
非常口付近の座席を選んでみた。
前方が広くて解放感がある。

帰りはずっとハリ・ラヤ(hari raya・・・ラマダン)のCDを聴いていた。

飛行機は予定時間より20分早い到着となるようだ。
昨年は悪天候のため関空に着陸したけれど、今回は無事に我が愛する成田空港へと着陸出来そうな気配。

以上で、2007年9月19日~10月12日マレーシア「ティオマン島の旅」
                - おしまい -

KojiFujitaInTioman2007-1B.jpg


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Octubre 13, 2007

マレーシアより帰国! 13 oct. 2007

ようやくにして日本帰着。

今回のマレーシアはティオマン島(pulau tioman)の滞在中をはじめ、とにかく天気がよかった。
また、ラマダンに当たったのも興味深い事でした。
ラマダンはクリスマスのように盛り上がる!
音楽も今までで一番耳にしました。
何しろクリスマスソングのように、毎日毎日ラマダンソングが町のあちらこちらにあふれている。
マレーシアのポップスについては今回とても面白いと思ったので、滞在記の中で私なりの分析と聴いた感想を書きます。

あと2,3日いればハリ・ラヤ・プアサ(haru raya puasa・・・ラマダン明け)で、日本のお正月のようなたたずまいが見られたかと思うと少し心残りです。
船をはじめ、帰りの交通機関周辺にはとても活気がありました。
また、デパートの売り場に積み上げられた商品も今までに見た事のない規模でした。

仕事も進みました。
DVD2作はほぼ完成の域に。
その他、ソロ打楽器奏者のための曲を書いたり・・・。
リゾート滞在と言っても、日に12時間以上を仕事に当てていましたからね。
年が経つに連れて純粋に遊べなくなるなぁ・・・。

2007年マレーシア滞在記はブログ、「cozy-corner~藤田浩司(ふじたこうじ)のblog」の中にある「ティオマン島」カテゴリーでお読みいただければ嬉しく思います。
アドレスはこちら→http://kojifujita.com/blog/archives/cat4/

藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記
日本出国 19 sept. 2007


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Octubre 14, 2007

DVD「ベーシック・ラテン・キューバン・パーカッション&リズム」 14 oct. 2007

マレーシア滞在中に全てのクリップを作り終えた『Basic Latin Cuban Percussion & Rhythms -Juan Oscar Tejera-』DrumStudio LA FIESTAを、帰国直後DVDフォーマットに書き出してみました、。
DVDにしてチェックしてみましたが、操作性も上々かと思います。

ところで本DVDの内容ですが、当初の予定では完全に初心者向けのものを作ろうと思っていたのだけれど、いざ仕上げてみるとかなり突っ込んだ内容となってしまい、上級者やマニアがこれを見たとしても面白い作品に仕上がったと思います。
アンサンブルでは「ルンバ・コルンビア(Rumba Columbia)」を、マタンサス(matanzas)、ハバナ(havana・・・la habana)、サンチアゴ・デ・クーバ(santiago de cuba)、それぞれの都市が持つリズムスタイルでデモンストレートしてくれたものが興味深いかと思います。
それから「モザンビーケ(Mozambique)」はいくつかあるコンガパターンのうち代表的な2種類を収めてありますし、「デングェ(Dengue)」などとあまり耳にしないリズムもこのDVDには収められています。
彼らにとっては、これがスーパーベーシックだという事実も興味深い事です。
サンチアゴ・デ・クーバは世界中で最も太鼓演奏が盛んな土地のうちの一つだから、結局のところ内容はかなり本格的になってしまいました。
本作はⅠ部とⅡ部に分かれ、Ⅰ部ではラテン各楽器の演奏法を、Ⅱ部では代表的なラテンキューバンリズムを紹介しています。
クラベス(claves)、マラカス(maracas)、ギロ(guiro)、カウベル(cowbell)、ボンゴ(bongo)等、教育の現場で使われる事の多いラテン打楽器についての基本をわかりやすくコンパクトにおさえてあります。

このDVDの制作目的は、ラテン打楽器についての正しい知識を学校音楽教育の現場に広める事、でしたが、同時に、ラテン音楽に詳しい人が見ても楽しめる内容となっていると思います。


Basic Latin Cuban Percussion & Rhythms - Juan Oscar Tejera

- Part Ⅰ-
~The Basic Technic of Latin Cuban Percussions-
01)Claves Basic
02)Guiro Basic
03)Maracas Basic
04)Cowbell(BongoBell) Basic
05)Bongo Basic
06)Timbales Basic
07)Conga Basic
08)Conga Exercise1
09)Conga Exercise2


- PartⅡ-
~The Variety of Cuban Rhythms-
10)Danzon
11)Chachacha
12)Bolero
13)Bolero w/Bongo
14)Son Montuno
15)Son Montuno w/Bongo
16)Pilon
17)Changui
18)Mozambique 1
19)Mozambique 2
20)Dengue
21)Rumba Yambu
22)Rumba Guaguanco
23)Rumba Columbia (Matanzas Style)
24)Rumba Columbia (Havana Style)
25)Rumba Columbia (Santiago de Cuba Style)

Recorded on June21,22/2007, Foco de San Pedrito, Rpt.San Pedrito, Santiago de Cuba, CUBA
Musicians: Juan Oscar de la Tejera, Juan Bauste Grande, Anlis Cabrera Oris, Hermano Menor de Anlis.
Producer: Koji Fujita, Drum Studio LA FIESTA, 7-21 Mobara Nishi, Mobara City, Chiba Pref., NIPPON(JAPAN)
http://la-fiesta.jp


20071006DVDJuan4-DrumStudioLaFiesta.jpg


-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
シンガポール⇒マレーシア入国 20 sept. 2007


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Octubre 15, 2007

東京芸大の入試課題曲を見た 15 oct. 2007

ポートレートが昨年と全て入れ替わり、ある意味実技の二次試験では浪人生も現役生も同じ土俵である事に安堵・・・・・・・・・・・・・・・・してる場合ぢゃないか。
課題曲が発表となり、いよいよ間近に迫ってきたなと実感。

-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
マラッカ(Melaka・・・Malacca)へ 21 sept. 2007


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Octubre 16, 2007

Y子の話は面白い。 15 oct. 2007

Y子の話は面白い。
お母さんはライターだし、伸び伸びと何かを表現出来るのは、天性の才能なのだろう。
第一志望の大学&学科に早くも合格をキメた彼女はノリにノっている。
なんというか、隠し事がないというか、あけすけに何でも話をしてくれるので、その内容が様々な示唆を含む。
自分は話をするのも好きだけれど、人の話を聞くのも大好きだ。
先達諸氏のお話はもちろん常に興味深いけれど、青春まっただ中にいる彼女の話す事柄からも、人生とはどんなものであるか、わかる時がある。


-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
バトゥ・パハ(batu pahat) 22 sept. 2007


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Octubre 17, 2007

自転車で 17 oct. 2007

スタジオのある茂原市から自宅のある千葉市まで帰る道、これを高校生の頃、たまに自転車で行き来していた事を思い出した。
要するに高校生はお金がない。
電車賃節約のために都内に出る途中の千葉まで自転車で往復した事がある。
JPCに行った時とかはあまりきつくなかった。
が、詳しくは覚えていないけれど、どこぞの遊園地だかどこかへ遊びに行った時などは、行きはともかくとして遊び疲れた後の帰り道が非常に辛かったのを覚えている。
連れはたいていいつも同級の社長子息だったが、今から思えば彼にして高校生の時分にはやはり金がなかったのであろうか・・・???
自転車との思い出はかなり小さい時からある。
自分は幼稚園児で茂原公園、藻原寺脇の坂道がまだ砂利道だった頃、その坂道をノーブレーキで駆け下りてはカーブを通り抜ける遊びが流行り、そのカーブでコケてはかなり痛い思いをした事とか。
小学校2年の夏休みには父親と毎朝自転車に乗って遠出するのがブームで、一宮海岸の辺りへよく出かけた事とか。
小学校3年から6年までは市原市の子どもの国へ仲間と自転車部隊を組んで出かけては、翌日月曜日に必ず担任の先生に叱られていた事とか。卒業する日まで懲りなかったけど。
中学生になると南房総市の旧白浜町、野島崎までママチャリで日帰りした事とか。
高校生の時には彼女と二人乗りして御宿まで行ったっけな。
これも通学用のママチャリでだ
御宿までは40kmくらいあるはずなんだけど、確か二人乗り、片道1時間半くらいで到着したはず。
自転車にまつわる思い出は色々とあるけれど、それが今となっては、もう自分の自転車なんて持ってないよ。

起点は全て茂原市は藻原寺の門前町、西町だ。


-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
クルアン(kluang) 23 sept. 2007


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Octubre 18, 2007

マジ危なかった・・・ 18 oct. 2007

ティオマン島行きフェリーで火災、4人死亡
2007/10/15 10:43 JST配信
http://www.malaysia-navi.jp/news/071015103727.html

いやー、まさにこの事故の2日前、このフェリーに乗っていました。
ブログに書いたように、私の乗った11日の時点でフェリーは今までになく満席でした。
あれだけ乗っていると、やはりエンジンに負担がかかって火を噴く事もあるのですね。
事故当日の船はもしかしたらもっと混んでいたのかもしれない。

年最大の行事、ハリ・ラヤ・プアサ(hari raya puasa ・・・ラマダン明け)のマレーシアも体験したかったけれど、こうした事故は怖いなあ。

-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
クルアン(kluang)を出てティオマン島(pulau tioman)へ 24 sept. 2007


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Octubre 19, 2007

エア・アジア(Air Asia) 19 oct. 2007

マレーシアの航空会社、エア・アジア(Air Asia)
航空券が非常に安いとの噂をマレーシア滞在中、耳にした。
早速調べてみたところ、シンガポール(singapore)に隣接するマレーシア第二の都市、ジョホール・バル(johor bahru)からインドネシアのジャカルタ(jakarta)までの国際線片道・・・・なんと2500円ほどだった。
他の都市行きのチケットを調べてみても、殆どが1万円以下だ。
今度使ってみよう。
ちなみに座席は基本全席自由席で、ドリンクも機内食も機内誌もサービスはないという。
とても速いバスの代わりだと思えばそれでも満足、ですね。

ちなみにインドネシアではアルコール摂取や喫煙に年齢制限がありません。
イスラムだからそうそう大っぴらに飲める場所はない、とは思うけれど、ちょっと背伸びしたい人には良い国かもしれないね。


-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
テケッ(tekek)へ、ビールを買いに行く 25 sept. 2007


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Octubre 20, 2007

疲れた 20 oct. 2007

いやー、昨晩は疲れました。
結局完徹で再びこの時間に至る。


-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
パヌーバ(panuba)で初仕事 26 sept. 2007


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Octubre 21, 2007

今週末にピアノソロライブ! 21 oct 2007

久々にピアノソロのライブがあります。
前回のライブでやりたかったけれど、演奏しきれなかった曲を中心にお送りさせていただく予定です。
ただいま当日演奏する曲のリストアップ中です!


2007年10月27日(土)
-藤田浩司ピアノソロ-
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円

-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
夢の中で 27 sept. 2007

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Octubre 22, 2007

結婚しました 22 oct. 2007

その昔とても仲の良かった札幌のピアニストから「結婚しました」ってメールが届いた。
久々に写真で見る彼女はとても幸せそうで、その輝きは写真からも充分に伝わってきてとても眩しく見えた。
ホントに幸せそうだったな。
おめでとう!


兄妹のように仲の良かったオレ達。
全ては時の彼方へ。
全ては時の彼方へ。


2007年10月27日(土)
-藤田浩司ピアノソロ-
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円

-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
嗚呼・・DIGIモバイルフォンよ・・・ 28 sept. 2007

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Octubre 23, 2007

グールドとキースって、どう思います? 23 oct. 2007

久々にピアノの名手2人の音源を聴いた。
元々グールドの弾くバッハ、イギリス組曲は中学生の頃からの愛聴盤だった。
あの頃習っていたピアノの師は「ニコラーエワを聴け」とか勧めてくれたけれど、その頃の私にとっては断然グールドの演奏の方が魅力的なものだった。
バッハ関連ではその他に、偶然手にした小林道夫さんの演奏は端正でとても好きだった。
そりゃニコラーエワさんの演奏だって素晴らしいと思うけれど、自分のこころの琴線に触れるモノにはやはり特有の波長があるのだと思う。
誰もがそれぞれにそういったものは持っているだろうけれど。
ショパンあたりを聴くならアシュケナージだって好きだったけれど、もっと好きだったのはポリーニの演奏だし、ベートーベンを聴くならバックハウスだ。ポリーニを初めて聴いたのはポロネーズ集を中1の時に友達の家でだったのだけれど、ポリーニの端正さにはとても好感を持った。その後聴いたエチュード集はずば抜けて素晴らしかった。端正すぎる!!!
ショパンでは他に好きでよく聴いたのはツィメルマンかな。ハラシェビッチもよく聴いた。
その他、多分当時有名だったピアニストの演奏は殆ど耳にしていたと思う。
音源は殆どFM放送だ。
ある意味オタクな中学生だった。
バックハウスのベートーベンはこれも中1当時、なんだか「鉄のかたまりのようだ」と思った。
リストならワッツや園田高弘にも感銘を受けたけれど、やっぱシフラなんだよな。
作曲家で分けないのなら特別に好きなのはリヒテルの音色!!!

ま、何はともあれ、グールドの持つ、あの滑らかなスピード感には麻薬に似たものがあると思う。
あの頃あのうなり声はオレにとって雑音でしかなかったけれど。

キース・ジャレット。
こちらは大学生の頃初めて見たスタンダーズのライブ映像が鮮烈だった。
立ちながらピアノを弾くのだが、演奏しながらダミ声でほえるほえる。
身体も声もヨガりまくるその姿にドン引きするかと思えば、意外な事にその時のその情景が魅力的なものとして網膜に焼き付いてしまったのはオレだけなのだろうか。
とにかく幸せそうなんだ。

キースもグールドもおそらくいわゆる正統派ではない弾き手に位置しているのだろうけれど、奏でている音楽は素晴らしいよね。
素晴らしいけれど、これは真似しちゃっても仕方ない、意味がない。
彼等が演るからいぃんだよな。


2007年10月27日(土)
-藤田浩司ピアノソロ-
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円

-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
ティオマン島(pulau tioman) は暮らしやすくなったのかも 29 sept. 2007

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Octubre 24, 2007

君の後ろにうごめく黒い影 24 oct. 2007

ものごころが付き始めた頃から実は幽霊とか見えてしまう時があり、ちょっとそこいらへんの気配には敏感である。

先日覚悟してマブダチの背後で悪さをしている何かと対決した。
結果、勝ったかどうかはわからないけれど、とにかくひどい目にあった。
その後4日間も身体が使い物にならなかったのである。

それは覚悟していたからよし、として、被害が自分の周りに及ぶのは計算外だった。

まず霊感のある生徒のお母さんに私から何も話をしないうちに私が被ってしまった負のオーラの事を指摘されたので、どんな事があったのかお話しして差し上げたら、私の話を聞いた後、体調を崩してしまったという。

今、私と最も長い時間関わっているのはおそらく弟子のMだが、彼女からレッスンの翌日「身体の調子が悪くなってやばい」と電話がかかってきた。
そんな話題で電話がかかってくるのは今までになかった事だから、もしやと嫌な感じがした。

立て続けにまた別の生徒から欠席の連絡。
「原因がわからないのだけれど、身体の調子が悪いからお休みします」と。
講師業の方ではそれこそ彼女が小3、私が10代でそれをはじめた初日から付き合いのある子である。
お互い何でも話せるし、どこかへ一緒に出掛けてもまったくストレスを感じないし、そんな間柄の子だ。
彼女からもわざわざ原因がわからない、なんて言われるのは初めてだ。

彼から相談を受けた時に、自分の直感が彼の後ろにある強烈な何かと闘わなくてはいけないと言っていた。
結構ヤバイと思ったから、出掛ける前に身近な人には密かに応援もお願いしておいた。
本気にはしてなかっただろうけれど。

もっと強くならなきゃいけないな。
久々に巡礼でもするか。


2007年10月27日(土)
-藤田浩司ピアノソロ-
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円

-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
DVD編集とカンムリブダイ(buffalo fish)と 30 sept. 2007

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Octubre 25, 2007

練習したーーー!!! 25 oct. 2007

久々に固めて練習出来た。
12時間以上。
これだけの時間を費やさなければ見えてこない世界ってありますよね。

さー、まだまだやるぞー!!!

2007年10月27日(土)
-藤田浩司ピアノソロ-
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円

-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
吸血昆虫その後 1 oct. 2007

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Octubre 26, 2007

ラテンストライド奏法 26 oct. 2007

ソロピアノを弾くとき、もちろんゆったりした曲ではそんな事ないけれど、テンポ感のある曲ではウォーキングベースやこのラテンストライドをよく使う。
どうもソロピアノでさえ基本的にはオーケストレーションしないと気が済まない。
ベースとそれに乗ってハーモニーをリズムで刻むパートとメロディーと、すべてが欲しい。

で、ラテンストライド奏法。
左手ベース5度ー1度をシンコペートしたリズム、いわゆるトゥンバオでとり、さらに1拍目ウラに和音を弾くわけです。
そのベースラインを今まではずっと硬派にほぼ全てオクターブでとっていたのですが、ここに至って奏法をよりラクなものに変える事を決意、チャレンジ。
同じボイシングだけど、オクターブ→単音、単音→オクターブ・・・みたいな感じ。
慣れればこの方がラクで音の掴みも確実になる実感はあるのだけれど、なかなか身体が慣れてくれない(*_*)

しかしラテンのピアノは指に悪いと思う。
モントゥーノとかオクターブの速いパッセージや、オクターブでの跳躍を多用する。
ジャズよりどぎつい演奏をする人が多いですよね。
テーマでいえばメロディーはオクターブ+間に3度、左手はラテンストライドなんて処理をする曲も多いけど、ずっとこんなのばかり弾いていると、ずっしりと手に負担を感じる。
だけどそれでも練習しておかないとあたらない。
ううむ・・・


ところで先日作った曲の振り付けがラッキー池田になるらしい。
仕上がりが楽しみだ!


2007年10月27日(土)
-藤田浩司ピアノソロ-
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円

-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
DVD-ベーシック・ラテンキューバンパーカッション&リズム 2 oct. 2007

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Octubre 27, 2007

デジタルピアノに求めるもの。 27 oct. 2007

ダイナミクスと音色変化。
これに尽きると思う。
いくら高品位にサンプリングされた聞き心地の良い音色を持っていても、演奏に対する反応が鈍ければ意味がない。
現行ではやはり生の表現力とデジピのそれとでは圧倒的な開きがあると思う。

もっとピアニッシモに、もっとフォルテッシモに反応してくれるデジピが欲しい!

それは高品位なサンプリングよりも優先事項だな。
極端な話、たとえダミ声でも表現に応えてくれる声ならばそちらの方が良い、みたいな・・・。

実際デジピだと難しい事・・・たとえばソロやメロディとカンピングのパートに明確な音色変化を付ける事か。
ダイナミクスや音色変化の幅が狭いせいで、生ピで弾く時のような良い具合のブレンドには同じボイシングで弾いたらそうは決してならない。
要するに伴奏はうるさく響く。
それが・・・つらい。

とはいえ、ペラペラッと弾いた時にたとえばスタインウェイまんまの音がするデジピの方が市場では売れるんだろうな。
俺、反応が良ければ電子の音でも買い、だけどな。
どこか、作ってー!!!


ところで本日のライブ、最近イチバンやりがいを感じているピアノソロです!
今回はブルージーなストレートアヘッドからボサノヴァ、ラテン、はたまたバラードまでを網羅!

2007年10月27日(土)
-藤田浩司ピアノソロ-
ナチュラルハーモニー2000:大網白里町ながた野1丁目7-7
☆tel:0475-72-7966
1st) 20:00, 2nd) 21:00
チャージ1000円

藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記
青ウミガメ(green turtle)と泳いでいたら、巨大魚クエを見た。 3 oct. 2007

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Octubre 28, 2007

悪天候の中・・・ 28 oct. 2007

悪天候の中、ピアノソロライブにお越し下さった皆様には厚く御礼申し上げます。
外房線は止まっていたというし、車から出て店に入るまでにずぶ濡れるすごい日だったなぁ。
色々弾いたけれど、オリジナルとキューバの古典ものに対しての反応がよかったような。
枯葉なんか延々と弾いているの、結構好きなんですけどね。


藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記
サラン(Salang-Tioman)は今日も良い天気! 4 oct. 2007


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Octubre 29, 2007

最近  29 oct. 2007

なんだか気分が良い。
ムチャクチャ時間ないんだけど元気だ。
こうやってブログもロクに書く事が出来ないけれど、とても元気なのです。


藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記
和訳のテロップ 5 oct. 2007


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Octubre 30, 2007

今日も 30 oct. 2007

一日の業務が終わってみれば、こんな時間だ。
時間は刻々と・・・夢のように流れ去って行く。
だけど毎日が楽しい。


藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記
編集してつなげてみたら・・・ 6 oct. 2007


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Octubre 31, 2007

無題 31 oct. 2007

過去はまったく振り返らないオレがふと、高校生に戻ってみたくなった(笑)


-藤田浩司の2007マレーシア、ティオマン島滞在記-
「 ティンパニと小物打楽器のための小品「Timpiana Cubana」、それにナポレオン・フィッシュ(napoleon fish) 7 oct. 2007 」


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