うちでソルフェージュを担当させて頂いている受験生二人、無事東京音大に現役合格を果たしました\(^o^)/
いやー嬉しいなあ。
一人はフルート、一人はサックスです。
同級生になるのかな、どうかな!?
いずれにせよ、合格おめでとうございます(*^_^*)
二人とも頑張りました!
ちなみにうちのソルフェージュのレッスンはなんとピアノ実技から入ります。
各調の基本的なカデンツ弾いたり、それが済んだら近親調のカデンツへの連結をすべて試し・・・
はじめはバイエルやソナチネの様なカデンツ、食い付きがよければテンションノート入りのカデンツへ・・・
特に属七和音に入れるテンションノート、そして選んだテンションノートに合う選ぶべきメロディの音の関係とか。
さらにはよくある和声進行に乗ってそのキーのスケール弾き、そこから発展してデタラメ、しかし左手の伴奏に合うメロディを弾いたり・・・要はアドリブプレイですが(笑)
それも各近親調への転調を試みるという。
バイエルみたいなアドリブからじわじわとフラット&ナチュラルな9thや13thの響き、たまに出てくるシャープ9thの響きなどなど・・・もちろん各7thの響きも織りまぜ・・・
これが音の聴き取り書き取りに利くんですよね。
時間に余裕があれば充分このピアノ実技に親しんだ後に実際の聴き取り書き取りに入ると、これがまた驚く程採れる様になるんですよ。
これで充分でしょう。
芸大とか無調みたいになるところがしばしば出て来ますが・・・まあ管打楽器ならそういうところはバッサリと無視して良いですね(笑)
それよりも調性音楽に関わる音に理解を深めておいた方が限られた時間の中ではその後の人生において有益だと思ってます。
クラシックでよく使われる音楽理論とジャズでよく使われる音楽理論のハイブリッドで指導させて頂くというのがうちのソルフェージュレッスンの特徴ですね。
一応(笑)芸大で和声学を学び、そしてジャズ理論は有名な作曲家でもある千葉大の水野修孝教授の研究室で学びましたからね☆
水野先生のお陰でジャズ理論についてはナベサダの孫弟子、民族音楽については小泉文夫先生の孫弟子です。
そしてそれらが結局、自分の人生を決定付けてくれたという。
ねー、曲を書くスタイルも混血文化がテーマなので。
洋物にかぶれるわけではなく、自分の根っこも大切にしたい。
いやー有り難い事です。
同門の同世代には元衆議院議員で現参議院議員の青木愛ちゃんがいます。
これもご縁。
国会議員デビューの直前まで子どもにどうやって太鼓を教えるとか質問があって話し合いしていたのに突然手の届かないお方になってしまったという。
万が一このブログを目にしたならば今度一緒に飲みましょう(笑)
ちなみにこれほどプッシュしておきながら、来年度(4月からの)のソルフェージュレッスンについては満席につき募集なしとなっております。
あっ・・・いえ、そういえば月曜の深夜帯のみ4月からお受け入れ可能になります。
月謝制ではないその都度レッスンへの飛び込みや、あるいは中学生にして堂々と学校を休み平日昼間に受講していた(下校時間後に受け入れ枠がなかったため)某音大附属ピアノ科合格の才媛みたいなスタイルなら大丈夫です。
さすがはピアノ科って感じですげー出来良かったけど・・・元気かな!???
東京のど真ん中で都会の色に染まっちゃいましたかね(笑)
自分は高校生の時、平日千葉県から小田急線の玉川学園までピアノのレッスンに通い、かなりヤバい状態になりました。
中学生の音高受験はオッケーですが、高校生の音大受験の場合には単位不足にならない様レッスン日を変える術が必要となります。